如何なる悪業も心を原因とします。「決して他の生命を傷つけない」と強く決意することによって、私達は悪業道に堕ちる危険を最小限に抑止することができます。

時として言葉は行動以上に人を傷つけ、さらに大きな悪業形成の原因となってしまいます。今回は言葉によって悪業道を形成しないための心構えについて解説いたしましょう。

いかなる悪業も形成しないことはとても難しいことです。しかし悪業道を避け、四悪趣に堕ちないために、日々私達にできることがあります。今回は身業を中心にお話しいたしましょう。

今日はSatiについてのGuide Meditationをお送りします。安らぎに満ちた瞑想的な心の状態にとどまり、Satiについてのインスピレーションにあふれる言葉を、心の深いところへ沈殿させていきましょう。

サティとは「気づきである」と言われます。では私達が身の回りの現象に気づく時、サティは本当に心に生起しているのでしょうか？

私達はどうやったらサティを日々の瞑想に生かしていけるのでしょうか？今回はサティについてのお話です。

信とは瞬間瞬間に生起消滅する心の現象です。今この瞬間に、あなたの心に生起しているかどうかがすべてです。信は心と身体を浄化し、未知の領域に大きな第一歩を踏み出す確信と勇気を与えてくれます。

仏教の究極の智慧である「正見」には「四聖諦看破の智慧」と「業自性正見」の二種類があります。今回は「十福業事」にも含まれており、「正見」理解の最初のステップとして誰もが身につけるべき「業自性正見」の解説をいたします。

Dhammadesanā、すなわち「ダンマを人にお伝えすること」は最高の善行のひとつです。しかし大きな悪業を作ってしまう危険性もはらんでいます。今回は、お釈迦様のダンマを人にお伝えする時の正しい心構えについて、お話しいたしましょう。

Dhammasavaṇa、すなわち「ダンマを聴き、読み、学ぶこと」は、解脱へ至る瞑想修行の第一歩です。学ぶべきことをすべて学んで自らのものとし、その知識を駆使して瞑想の実践を行っていきます。今回はブッダ・ダンマを学ぶ意義とその心構えについて、お話しいたしましょう。

「善業が作られる瞬間 - 福業事Ⅱ　～戒によってつくられる善業～」

今回は十種の「福業事」の中から、戒に関する三つの善行について解説いたします。