カルチャートークプログラム『MEMEデリバリー』では、最近、聴いた音楽、観た映画、読んだ小説、からピックした作品についてのトークを毎週配信しております。
今週は「ニューエイジ・ホラー」をテーマに、カラクリ的要素を含んだホラー2作をピックしました。
このトラックのテーマ作品は、A.T.ホワイト監督による喪失を巡る幻想スペクタル作品『スターフィッシュ』です。
物語の各シーンについての解説や議論を交えつつ、本作の魅力について語っていきます。
※ 厳密な校正は行っておりませんので、誤りにつきましてはご了承ください。
https://starfish-movie.com/
親友グレイスを失ったオーブリー。悲しみに耐えきれずグレイスの家に忍び込む彼女だったが、翌朝目覚めると人々の姿が忽然と消え、見慣れた街は怪物が闊歩する異様な世界に変貌していた。これは現実なのか幻なのか?
わずかな手がかりはトランシーバーから漏れ聞こえる男の声。そしてグレイスが遺した1本のカセットテープ。街のいたるところに隠されたテープを集めて信号を解読すれば世界が救える。
親友が遺した謎のメッセージを信じてオーブリーは決死の覚悟で扉を開けて外へ飛び出していく・・・・・・。
・ポップカルチャーとの因果関係 -『サイレントヒル』他(10:36〜)
・「映画は誰のものか?」再考 -『映画評論家への逆襲』を踏まえて(16:47〜)
・この映画の想定ターゲットは「シガーロスが好きな人」なのでは?(26:21〜)
・「未体験ゾーンの映画たち」について(31:20〜)
・メルヴィル『白鯨』を配置する秀逸さ(57:04〜)