カルチャートークプログラム『MEMEデリバリー』では、最近、聴いた音楽、観た映画、読んだ小説、からピックした作品についてのトークを毎週配信しております。
今週のテーマ作品は、『電脳コイル』を手がけた礒 光雄が原作・脚本・監督を務めた新作アニメーション『地球外少年少女』です。
SF史やアニメ史、社会的なバックグラウンドを振り返りながら、本作の魅力や構造について徹底的に語っていきます。
※厳密な校正は行っておりませんので、誤りにつきましてはご了承ください。
※機材トラブルにより所々お聴き苦しい箇所がございます。ご了承ください。
https://bit.ly/3sEMapY(Netflix)
舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災害に見舞われる。大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」から、自力での脱出を目指す子供たち。ときに仲間の、ときにAIの力を借り、生きるための行動を採る彼らは、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」にたどり着く。
絶体絶命の状況下で、子どもたちは何に触れ、何に悩み、何を選択するのか。(公式HPより引用)
・原画アニメーターとしての礒光雄の作家性 -[11:00〜]
・作画的リアリティについて(『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『鬼滅の刃 遊郭編』他)-[13:58〜]
・画のリアリティからミクロ視点のプロセスのリアリティへ(『今、私たちの学校は…』『Don’t Look Up』との関連性)-[15:06〜]
・『プラネテス』問題とフィクション -[21:10〜]
・SFジャンルとポップ性に直接作用する時代性(『2001年宇宙の旅』『ロックマン』シリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』他)-[23:17〜]
・本作が狙う楽観的古典SFへの回帰とロボット工学三原則 -[30:53〜]
・本作における情報化社会のメタ -[43:53〜]
・知能制限と「哲学は人を殺すのか」についての議論-[46:23〜]
・「フィッツ」とは一体何だったのか?-[53:15〜]
・モチーフとしての那沙・ヒューストン -[59:53〜]