7月14日、米国防総省CDAOはAnthropicと最大2億ドル、期間2年のOTAを締結しました。契約では「フロンティアAI」のプロトタイプを共同で開発し、作戦計画から情報分析まで国家安全保障に寄与する能力を実証します。Anthropic公共部門責任者のティヤグ・ラマサミ氏は「最も強力な技術こそ最大の責任を要する」と強調し、信頼性・解釈性・操作性を備えたClaude Govで貢献すると述べました。
今回のOTAは、6月にOpenAIが同条件で先行受注していた枠組みに続く追加選定です。CDAOのダグ・マティー長官は「商用AIを迅速に取り込むことが戦略優位を支える」と声明を発し、同日に発表されたGoogle、xAIとの契約と合わせて“エージェンティックAI四天王”体制を敷く形になりました。