第21回は、おなじみ月ヶ瀬悠次郎さんと、金光教の宗教家であり神道国際学会理事長も務める三宅善信先生をお迎えした特別対談!
お茶飲み話のような緩〜い雰囲気で始まったトークは、三宅先生のデジカメ自撮りへのこだわりを入り口に、人間の身体を拡張するテクノロジー論へと展開します。話題は幕末の時勢を反映して生まれた金光教の歴史や、サステナビリティの危機に瀕する現代日本の宗教事情、さらには「他者を尊重する多様性」が持つ本当の重みから、現代の「減点法」のコミュニケーション、AI時代の「チョウチンアンコウのオス」的な生き方をめぐる考察にまで及びます。
活版印刷術がルターの宗教改革を生みテレビが社会の二分法を加速させたように、「メディアが教義や思考のあり方を変えてきた」と語る三宅先生。AI時代における自動翻訳がもたらす安易な理解や、真実のなかに嘘を混ぜるAIの「ハルシネーション」をアダムの責任転嫁になぞらえるなど、宗教家ならではの視点でAIと人間の「知の責任」の核心に迫る、マシンガントークの前半戦です。
アフタートーク付き。
※後半はさらにディープな死生観や壮大なAI論へと突入します。どうぞお楽しみに!
■ 三宅善信先生 プロフィール
1958年大阪市生まれ。同志社大学大学院、ハーバード大学世界宗教研究所で学び、金光教の諸役を歴任。40年以上にわたり、世界宗教者平和会議、国際自由宗教連盟、G20諸宗教フォーラムなどを通じて国際的な宗教対話に尽力。1997年に宗教情報を扱う(株)レルネットを設立。神道国際学会理事長、日本国際連合協会関西本部理事長なども務める。著書・共著に『風邪見鶏』『イスラム国とニッポン国』『神道DNA』など。近刊に『AIと人間: 知の責任について』( 集広舎刊)