日本そして台湾で共に人気ナンバーワンのスポーツは何だと思われますか。日本では野球とサッカーが、台湾では野球とバスケットボールが二大スポーツと言われます。年齢層によって幅はあるでしょうが、ナンバーワンはどちらかといえば、日台共に野球といえるように思います。
台湾唯一のプロスポーツリーグである台湾プロ野球は、1990年にスタート、今年30年目のシーズンを迎えました。このように、台湾プロ野球にとって記念すべき年である今年、春先から台湾プロ野球の各チームと日本プロ野球の交流試合が次々に行われます。
台湾プロ野球で一昨年、昨年と連覇、今年は3連覇を目指すラミゴモンキーズは現在、人気、実力共にナンバーワンチームです。このオフ、台湾プロ野球では初めて、ポスティング制度で北海道日本ハムファイターズ入りをした、ワン・ボーロン選手が所属したチームです。
モンキーズには、リーグで唯一日本人球団職員、イソエコウキ氏がおり、2014年の秋に、本拠地、北部、桃園市の桃園国際球場で千葉ロッテマリーンズと交流戦を行って以来、日本プロ野球の各球団と交流戦を行ってきました。
今年モンキーズはマリーンズと、まず2月9日と10日に、今回で4回目と恒例となっているマリーンズの春季キャンプ地、日本の沖縄県石垣島に乗り込んで、交流戦「アジアゲートウェイ交流戦PowerSeries」を行うほか、3月14日と15日には、マリーンズの本拠地、ZOZOマリンスタジアムで「Power Series 2019 in CHIBA」を行います。つまり、モンキーズとマリーンズは2ヶ月連続、合計4試合対戦するんですね。
さらに、モンキーズは、2月28日と3月1日、台北市の天母球場に、東北楽天ゴールデンイーグルスを迎え、2試合の交流試合「日台プロ野球バトルカップ」を行います。イーグルスは、台湾出身の宋家豪投手(ソン・チャーホウ)投手や松井裕樹投手など、若手の主力選手の来台が有力とのことです。
また、台湾プロ野球創設当初から唯一残る古豪球団、統一セブンイレブンライオンズは、30周年を記念し、かねてから交流関係のある日本のライオンズ、埼玉西武ライオンズと2月20日と21日、西武ライオンズのキャンプ地である高知県春野に乗り込んで交流試合を行います。両チームは、かつて行われていたアジア各国のプロ野球チャンピオンチームによるアジアナンバーワン決定戦、アジアシリーズで2008年の決勝戦で戦っており、実に11年ぶりの対戦となります。
13日、南部・台南市で行われた統一ライオンズのキャンプ開幕式に、かつて自身も台湾でプレーした西武ライオンズの渡辺久信GMが出席、「この対戦を経験することで、両チームはもちろん、アジアの野球全体のレベルアップにつながる良い機会となればと思います。」と期待のコメントを寄せました。
このほか、まだ確定していないようですが、フーボン・ガーディアンズも今年の秋、北海道日本ハムファイターズとの交流戦を計画しているようです。今後、野球を通じた台湾と日本の交流はますます深まっていきそうですね。非常に楽しみです。