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FAQs about ナルワンアワー(月曜日):How many episodes does ナルワンアワー(月曜日) have?The podcast currently has 355 episodes available.
January 20, 2025ナルワンアワー(月曜日) - 2025-01-20- 台北ドームと東京ドームの交流最近、北部・台北市のある場所では、有名アーティストのコンサートや、スポーツの国際大会などの大規模なイベントが開催され、そのことが度々ニュースになっています。それはどこかと言うと、2023年12月にできた「台北ドーム」です!台湾初の多目的ドーム球場であり、グラウンドから天井までの高さが日本の東京ドームより10m以上も高いため、よく野球の試合が行われていることはご存じの方もいらっしゃると思います。昨年には台湾代表チームが優勝して話題になった野球の国際大会「プレミア12」の台湾対日本の試合が行われ、その際にはおよそ3万5000人の観客が集まりました。これは台湾で行われた国際試合の公式戦として過去最多の観客数です。日本の多くの球場に使用されている、スポーツブランド「ミズノ」が制作した人工芝が導入されているため、日本の球場に似た雰囲気だと指摘する選手もいます。例えば昨年3月に台北ドームで行われた日本プロ野球の読売巨人と台湾プロ野球2チームとの親善試合に出場した巨人の戸郷 翔征選手は、台北ドームでの練習の際、「東京ドームに似た雰囲気で投げやすいと感じた」とコメントしました。一方で、4日間連続の開催にも関わらず多くのファンがチケットをゲット出来ないと話題になった、台湾の国民的歌手「周杰倫(ジェイ・チョウ)」のコンサートが行われた場所としても知られています。これは昨年12月に開催された、台北ドームが出来てから初の単独コンサートてす。4公演で延べ15万2000人を動員し、その経済効果は17億台湾元、日本円でおよそ81億円に上りました。日本からは歌手で俳優の山下智久さんが招待客として来場し、こちらも大きな注目を浴びました。そんな、今話題の台北ドーム、なんと将来的に東京ドームと「姉妹ドーム」になる可能性が出ています!というのも、台北市の蔣萬安・市長が先日、「昨年5月に東京ドームを訪問し、ドームの設計や企画現場を視察した。実は実質的な協力交流プログラムがすでに進行中である。例えば、ドームの揺れや避難などの問題について実質的な意見交換を行っている」と発表したのです。その際、株式会社東京ドームの代表取締役会長である北原義一氏と和気藹々とした雰囲気の中で話し合いが行われたといいます。また、「半年後の昨年11月に株式会社東京ドームの企画部の職員11人が台北ドームを訪れ再び交流を行った」とも発表。その際、企画部長の若林氏は、「台北ドームは女性用トイレの数が多く、女性客の目線に立ち設計されている。これは東京ドームよりも先進的だと思う」と述べたほか、台北ドームの進んだバリアフリー設備や親子用スペースにも関心を寄せました。蔣・市長は、更に、「昨年12月に行われたコンサートの際、日本から非常に専門的なチームが派遣され、台北ドームの中を決められた規定に基づいて検査したり、演出の計画に関して視察した。その際、30年以上の歴史と経験を持つ東京ドーム側から多くのアドバイスを頂いた。私たちが見落としているものがないかどうかを確認するよい機会となった」と述べました。台北市はこの様にコメントを発表しています。「台北ドームは大規模なスポーツイベントやコンサートを開催することができるため、今後、更に多くの人が訪れることによるビジネスチャンスを期待している。東京ドームとの交流については、将来的に『姉妹ドーム』の締結を結べるよう、以降も毎年の相互訪問を維持していきたい」とし、今後の更に進んだ交流に期待を寄せています。もし「姉妹ドーム」が本当に実現すれば、両者はさらに利用しやすくなるために、どの様に進化していくのでしょうか?...more5minPlay
January 13, 2025ナルワンアワー(月曜日) - 2025-01-13-専修大学熊本玉名高校と高雄市立左営高校の学生が交流今回は、台湾と日本の高校生たちが直接会い、交流を深めた話題についてご紹介します!それぞれどこの高校の生徒かというと、台湾は南部・高雄市の市立左営高校。こちらは高雄市の西部に位置する左営区にあります。日本は熊本県にある専修大学熊本玉名高等学校です。玉名高校は、東京都千代田区に本部を置く私立大学、専修大学の西日本で唯一の付属高校です。熊本県と高雄市は、2017年に友好交流協定を締結しています。また、世界的な半導体メーカーTSMCが進出したことをきっかけに、熊本県ではこれまでも台湾との間で官民の交流が更に活発になっています。そんな中、両校は2022年に姉妹校協定を結び、現在教育や文化の交流を進めています。先月12月には、専修大学熊本玉名高校の生徒16名と教師2名が左営高校を訪れ、3日間にわたり交流しました。この3日間のスケジュールは日本の学生たちにとって非常に充実したものとなっています。なぜなら、台湾の歴史を知る上で重要な、高雄市左営区にある幾つかの歴史的スポットを共に見学したからです。例えば、1949年に毛沢東率いる共産党に敗れた蒋介石率いる国民党が台湾に逃れた際、中国大陸からやって来た軍人やその家族が次々と定住した眷村(けんそん)と呼ばれる集落のうち、台湾一の面積を有する「台湾眷村文化園区」の見学や、大きな口を開けたカラフルな龍と虎が入り口と出口になっている7階建ての塔「龍虎塔」、また、そこから徒歩3分程の、三国志の英雄を祀る施設「春秋閣」など。さらに、左営区には、台湾にある清朝時代のお城の中で最も古く、保存面積が最も広い「左営旧城」があります。国が指定する一級古跡でもあるこの場所の調査や、他の左営区の文化的施設の保護活動を行う「旧城文化協会」が学生たちを対象に、歴史を学べる影絵を披露。この影絵は清朝時代に中国福建省から台湾南部に伝わり、その後高雄市の一部の地域で流行したと言われています。影絵を楽しんだ後、実際に紙人形製作体験を実施し、両校は伝統芸術の魅力に触れながら交流を深めました。他に行われた交流として、毎晩専修大学熊本玉名高校の学生が左営高校の学生の家にホームステイ。夜は共に夜市へ行ったり、観光スポットとして有名な川の河川敷を歩いたりと、台湾人の家庭の温かいもてなしにより、熊本の学生は台湾の日常生活や食文化を体験しました。他に、交流の中核である共同学習も行われました。模擬選挙によって専修大学熊本の学生は台湾の民主主義制度の価値を体験。 投票から開票までの完全なプロセスを通して、学生たちは公正さと透明性の意味を学びました。一方、左営高校の学生たちは日本語で夏目漱石の作品を朗読し熊本の学生と作者の背景やストーリーを話し合う時間も設けられました。交流のもう一つのポイント、それは、左営高校の創立79周年目の記念行事である運動会に共に参加したこと。また、運動会の最後には、両校の教師から、「現在、『音楽とダンス』をテーマにした、芸術分野でのより深い交流を計画している」という嬉しい発表もされました。今後、両校の関係がますます深まりそうです。...more5minPlay
January 06, 2025ナルワンアワー(月曜日) - 2025-01-06 -生活藝人・田中佑典さん今回は、台湾全土3856kmを徒歩で一周し、日本だけでなく台湾の各メディアからも注目を浴びたある日本人男性の話題です。その方は、田中佑典(ゆうすけ)さんといいます。出身地は日本の福井県で、自身の生活をネタにして活動を行っていることから、「生活タレント」という肩書きで活躍されています。これまでおよそ15年間にわたり台湾と日本をつなぐイベント企画などの活動を続け、台湾と日本の架け橋となる様々な活動を行ってきた方です。また、2011年からは「LIP」という台湾と日本をつなぐカルチャーマガジンを発行。中国語名は「ありえない」を指す話し言葉の「離譜」。これは、「譜面から離れる」という、田中さんがやろうとしているカテゴリーやジャンルから逸脱していくことに通じる意味合いを持っているといいます。この本では自分たちの足で歩きまわり、地元の人との出会いやつながりから発見した“現在進行形の台湾”を紹介しています。2023年には、台湾で使う中国語の学習書「カルチャーゴガク」を出版。堅苦しい語学学習ではなく、旅を楽しむためのコミュニケーション術として中国語を学ぶことをテーマとして製作された本です。では福井出身の田中さんがなぜここまで台湾にのめり込むことになったのか。その最初のきっかけは、これまで日本や欧米の文化をインプットする風潮から、独自のカルチャーを発信する方向へ変わりはじめた台湾に魅了されたからだといい、2010年から台湾を訪問するように。徐々に、興味は「ローカル、地方」に移り、地方に一定期間定住し、その土地での「暮らし」を体験する旅のスタイル「微住(びじゅう)」の提唱をし、2017年から台湾と福井の間でこの微住を進めています。新型コロナウイルス流行の際は台湾訪問を一旦止め、東京から故郷の福井市に戻りました。その際、地元福井の潜在的な魅力を探ろうと、県内全市町を歩いて横断し、その旅を「微遍路(びへんろ)」と名付けました。そして2023年に、さらに長い距離を歩く台湾全土横断の旅「台湾微遍路」に踏み出しました。日本から一回の渡航でノービザ滞在できる期間が90日間であるため全行程を3回に分け進められました。第1弾は2023年7月1日~9月2日までの64日間、南部・高雄市から北上し、台湾の東側の台東県、花蓮県を経て北東部の宜蘭県まで行く1351kmを歩きました。第2弾は2023年11月6日~12月29日までの54日間、宜蘭県から北上し、台北市を通過して、今度は西岸を南下して島の中央部に近い台中市までの1234kmを歩きました。最後の第3弾は2024年1月11日~3月6日までの56日間、台中市をスタートして第1弾の出発地点である高雄市に向かう旅です。終盤に通った高雄市の漁港で目にした夜明けはこの「台湾微遍路」の中で一番の美しさだったといいます。田中さんは期間中、ほぼ毎日歩き、横断に成功したのはすごいですが、その上、歩きながらその日泊まる場所を探し、現地の人ともしっかり交流したのも素晴らしいところです。時には朝の公園に紛れ込んで現地の人と一緒に体操をしたり、また、一緒にカラオケを歌ったり温泉に入ったり。これを合計174日間、3856kmの道のりでずっと実践しつづけたのですから、その体力と行動力には驚きです。*私からの一言今後も、台湾と日本の架け橋となる田中さんの新たな活動に注目したいですね。...more4minPlay
December 30, 2024ナルワンアワー(月曜日) - 2024-12-30 - 「食」を通じた台湾と日本の交流本日は、「食」を通じた台湾と日本の交流についてご紹介!台湾も日本の食にもそれぞれ魅力がありますが、今回は学生の時にしか経験できない「給食」についてです。台湾でも日本と同様、給食を提供している学校があります。その中でも、台湾中部・雲林県の南西部に位置する「北港(ほっこう)」と呼ばれる地域にある、「県立建国国民中学」、つまり建国中学校では今月4日、日本熊本県八代市公立代陽(たいよう)小学校の6年生とオンライン上で交流を行い、互いにその日の給食メニューを紹介しあいました。その後、代陽小学校の生徒たちは雲林県の建国中学の栄養士が考えたメニューの給食を、建国中学の生徒は代陽小学校の栄養教諭が考え紹介したメニューの給食を楽しみました。オンライン上での交流では、言葉の違いがあれど、通訳の方の話を聞いたり、担任が補足説明をしたりして進められたといい、生徒たちは給食を通して双方の食を学ぶことができました。この取り組みは台湾で学校給食の改善などに取り組む非営利の民間団体、「台湾大享食育協会(たいきょうしょくいくきょうかい)」が進める、台湾と日本、さらに韓国との間の献立交換プロジェクトの一環として実施されました。日本の農林水産省に当たる台湾の農業部の協力のもと、献立交換プロジェクトが行われており、建国中学では今回までですでに日本と韓国の合わせて4校の小学校と同様の交流があります。今回、建国中学は代陽小学校に対し、さつまいもご飯、豚肉と大根の煮込み、白菜の炒め物、台湾特有の白身魚、「サバヒー」のスープ、パイナップルのレシピを提供。雲林では冬瓜というウリが特産品なので、代陽小学校ではそれを大根に代替して提供。また、サバヒー、豚肉、白菜、お米もそれぞれ雲林の特産品です。一方、代陽小学校は建国中学に対し、麦ごはん、生姜ダレの唐揚げ、大根の葉のふりかけ、大根サラダ、五種の野菜スープ、みかんといった、熊本の特産品に基づいたレシピを提供。大根の葉を利用することで国連が提唱している「SDGs持続可能な開発目標」に沿った給食に近づけました。この、建国中学で提供された給食は雲林の地元食材を日本のレシピで調理した「台日融合」のものとなり、建国中学の教職員と生徒、さらに近隣の学校などへの提供を合わせたおよそ1200人に提供されました。今回の取り組みを行う台湾大享食育協会は2022年から献立交換プロジェクトを実施。2022年と2023年には台湾と日本の栄養士7名ずつが交流し、合計16件の給食のメニューと食育のための教材が考案され、これまで双方の生徒や教職員が異国の味を楽しみました。今回の代陽小学校だけでなく、このプロジェクト開始後の3年間で日本各地の学校と交流を行っています。他にも、学校給食のコンテストや講習会といった食育活動を通し食育を促進したり、台湾、日本、韓国の学校給食の対策などを分析し研究したり、食育に関するテレビ番組や書籍の制作による情報発信などを通し、「持続可能な食事」、「多文化」に焦点を当てた児童の飲食を提唱している団体です。また、雲林県教育処によると、今回日本側から提供されたメニューを含め、全国の給食のメニューや食材、調理法は毎日保護者や他の学校が参考にできるよう、教育部にデータが登録されています。これにより、台湾全国の学校は、他の学校で提供された海外のメニューの情報も得られ、生徒は給食を通して世界各国を知ることができます。*私からの一言今後も健康的で環境にも配慮した食事を通じて他国への食の認識を深め、多様な文化を尊重する取り組みが続いていって欲しいと願います。...more5minPlay
December 23, 2024ナルワンアワー(月曜日) - 2024-12-23 - アルツハイマー研究を台日が共同で行う今回のナルワンアワーは、ある「不治の病」に関して台湾と日本の間で行われた共同研究の成果が国際的な医学専門誌に掲載されたことについてご紹介します。その「不治の病」と呼ばれている病気とは一体何かというと、「アルツハイマー病」のことです。アルツハイマー病は、脳の神経細胞が通常の老化よりも早く減少してしまい、脳が萎縮することで認知症が徐々に進行していく病気です。1906年にドイツの医師、アロイス・アルツハイマー博士によって初めて報告されてからおよそ120年経った現在の医学でも根本的な治療法は確立されていません。2025年には台湾の65歳以上のおよそ8%、日本の65歳以上のおよそ20%が認知症になると推計されているのですが、その認知症の6割から7割のを占めています。つまり「アルツハイマー病」が認知症になる最大の原因ということです。そんな誰でもかかる可能性のある「アルツハイマー病」に光が差すこんな研究成果が発表されました。先月30日、台湾中部・台中市「維新醫院」の許景琦・院長が日本と共同研究し、「言語訓練を受けた患者は脳の神経細胞が密集した部分である「灰白質」と、そこから伸びた、神経細胞までの連絡路である白質(の体積が著しく増加し、脳の活性化に役立つ」ことを突き止めたと発表。その成果が今月1日に、高齢者医学の情報を提供する権威ある医療ジャーナル誌、「実験に基づく老年学」という意味の『Experimental Gerontology(エクスペリメンタル ジェロントロジー)』に掲載されました。研究成果発表会では日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会・台北事務所の職員や、北部新竹にあり指定国立研究大学の一つに選ばれている国立清華大学の教授、台中市の別の病院の医師などが参加。さらには、日本初の本格的なデータサイエンス学部がある国立滋賀大学の教授も参加しました。今回の研究における論文の第一著者である許・院長による臨床実験はこのような過程で行われました。「重症アルツハイマー型認知症患者を解剖したところ、大脳の「灰白質」と、「白質」がほとんどなくなっていることを発見。許・院長が関連研究の提案をすると、大阪大学の教授は日本学術振興会の研究助成金を申請し、また、40人の日本人被験者からデータを収集することに成功。それらをもとに台湾の清華大学のチームでデータを分析しました。ではどのような実験だったかというと、2022年以降に65歳から90歳までの健康な日本人高齢者40人を対象に、発音が難しい日本語を4週間毎日読み上げてもらい、言語訓練前後の大脳の「灰白質」と、「白質」の変化を比較するもので、その結果、先ほど紹介した、「言語訓練が脳の活性化に役立つこと」を発見しました。許・院長は、「この研究により、アルツハイマー病患者に対する革新的なリハビリテーション療法を提供できるようになる。これにより台湾と日本に共通する『高齢化』という社会問題をよりよい形で解決し、世界の高齢者の健康増進につながることが期待される」と指摘した上で、「また、台湾と日本の間での医療協力の深い友情と成果を示す成果にもなった」と述べています。...more5minPlay
December 16, 2024ナルワンアワー(月曜日) - 2024-12-16-【台湾鉄道×西武鉄道 2026年から人材交流を開始】リスナーの皆さんは台湾を訪れた際、どの交通機関を利用して移動するでしょうか?中には鉄道の旅を楽しみたいという方もいらっしゃるかと思いますが、台湾には日本でいう地下鉄の様なものから新幹線の様なものまで各種あり、便利です。今回はその中でも、台湾の在来線にあたる台湾鉄道と日本の大手私鉄の一つ、西武鉄道の間で行われた交流についてご紹介します。というのも、先月30日、「台湾鉄道」を運営する公営企業「台湾鉄路公司(こんす)」は、2026年から3カ月ごとに互いの職員を相互に派遣して人材交流を行うことで合意したと発表しました。もし交流の結果が良好であれば、予定の期間を延長して交流の効果をより高めるとしています。これは先月29日に西武鉄道株式会社の関係者たちが台湾鉄路公司を訪問し、同社の黃振照・副総経理、また、人事部、社員訓練部、公共事務部の責任者とともに、人材交流プログラムについて協議したことにより決定されました。 今回、西武鉄道が台湾鉄道を人材交流のパートナーに選んだ理由として、こんな理由があるといいます。それは、西武鉄道の台湾における子会社の総経理である安田夏樹(やすだなつき)氏が、10年間台湾に駐在する中で実感した、地震や台風など災害の後の、台湾鉄道の復旧作業と対応の速さ、他には職員のサービスの高さを評価したことによります。特にサービスの良さについて、出張で台湾各地に赴くことが多い安田さんが台湾鉄道の職員の真摯な態度を評価し、自社の職員も見習うべきだとしたため、今回の人材交流の提案に繋がりました。安田さんは元々西武鉄道の職員であったわけではありません。当初台湾に来るきっかけとなったのは、西武グループに属し西武鉄道とともにグループの中核を担うプリンスホテルが2014年に北部・台北市に営業拠点を設置した際、責任者として台湾へ派遣されたため。元々両親の影響により「人を幸せにする」を目標に掲げており、それを実現するためプリンスホテルで働くことになったといいます。台湾へ来る前は日本のプリンスホテルで20年近く働き、その勤労に対する姿勢と優秀な成績を称える表彰状が一般社団法人日本ホテル協会から送られています。このように、お客さんへのサービスが大変重視されるホテル業へ長く貢献し、また、実際に称えられたことのある安田さんが認めるほど台湾鉄道のサービスは良いということで、今回西武鉄道側は人材交流の決定に至りました。 ちなみに西武鉄道と台湾鉄道は相互の友好関係をより強化するため2015年に友好協定を結んでおり、その協定書では、大災害時の相互協力、相互の観光PR実現、記念乗車券の発売が目標に掲げられました。そのためこれまでも様々な交流が行われており、例えばコロナ禍が明けつつあった2022年には、それぞれで運行する観光列車の写真がともに掲載された西武鉄道の1日フリー乗車券が発売され、双方の観光列車を紹介すると同時に、台湾や日本を旅行する際に観光列車に乗りさまざまな観光地を巡ることをPRする取り組みが行われました。また、協定の締結から5年目の年には、友好関係をさらに促進させるため、台湾と日本のそれぞれ温泉が有名な地区にある駅の間で姉妹駅協定の締結もしています。*私からの一言来年は協定の締結から10年となります。人材交流により双方が相手の良い部分を沢山取り入れ、それを今後、私たち乗客により良いサービスとして提供することに期待したいです。...more5minPlay
December 09, 2024ナルワンアワー(月曜日) - 2024-12-09【県立長野高校と高雄市鳳山高校の間の『Our Hero(英雄)』をテーマとした交流】ここ最近、台湾のメディアでは「英雄」という言葉をよく目にします。なぜなら先月末に「台湾の英雄」が新たに誕生したから、それは、野球の国際大会プレミア12で台湾の人々、更には世界中に元気と勇気を与える活躍をみせ優勝した「台湾代表チーム」のことです。しかし英雄の様な偉大な人物は野球界のみだけでなく、様々な分野にいますよね。今回はそんな、多くの人たちから尊敬される「英雄」を巡る台湾と日本の友好的な交流についてご紹介します。先月、日本の長野県にある県立長野高校の生徒288人が台湾南部・高雄市の漢字で「鳳凰のほう」に「山」と書く国立鳳山(ほうざん)高校の生徒を訪問しました。なぜ今回の交流が行われたかというと、県立長野高校は、文部科学省より、国際的に活躍するグローバル・リーダーの育成を目指すスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定された高校で、英語教育に力を入れており、また、長野県と高雄市が交流協定を結んでいることもあり、2年生全員が4泊5日の高雄市への研修旅行を行っているからです。高雄市の高校を訪問し、英語を使った研究発表・討論などを通して台湾の生徒たちと交流を行います。一方で、高雄市の鳳山高校は日本統治時代の1939年に開校した学校で、一年生の各クラスでは日本語の授業が開かれます。また2005年からは校長の引率で日本の高校を訪問し、日本の高校生と文化交流を行っています。そんな、二つの高校は10年前から交流が始まりましたが、今回は5年ぶりに対面で交流。新型コロナウイルスの影響で、台湾への訪問ができなかったためです。では今年、どの様な交流が行われたかというと、今年のテーマ「Our Hero 私たちの英雄」をもとに、自分の国の様々な分野での英雄を英語で紹介。鳳山高校の生徒は長野高校の生徒に対し、台湾の大人気歌手「ジェイチョウ」こと周杰倫を「台湾の光だ」と紹介。他にはアメリカの半導体大手NVIDIA(エヌビディア)の社長兼CEOであり、「AIの父」とも呼ばれる黄仁勲(ジェンスン・フアン)氏や、台湾に本社を置く世界最大手の半導体メーカー、TSMCの創業者で「半導体の父」と呼ばれる、張忠謀(モリス・チャン)氏を紹介しました。特にTSMCは熊本県に工場を進出させたため張忠謀(モリス・チャン)氏は台日関係にも関わる人物です、このことにも触れ、両国の発展にとって極めて重要な人物だと説明しました。また、台湾と日本の友情をテーマとした歌「希望の明日」を歌う台湾の人気バンド、滅火器(ファイヤー.イーエックス)も取り上げました。一方長野高校は、アニメ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」の劇場版エンディングソングを歌った歌手であり俳優でもある星野源さんを「英雄」として紹介。鳳山(ほうざん)高校の生徒から共感を得ました。また、TOYOTA自動車の創業者、豊田喜一郎(とよだ きいちろう)氏を挙げ、彼が海外に進出し、台湾市場で足場を築いたことを説明しました。生徒たちは今回の交流により「英雄」の定義について考え、各分野の優れた人物が努力と粘り強さによっていかに社会の進歩と発展を促してきたかを学びました。この経験から、誰もが英雄になる可能性を秘めていることを実感できたのではないかと思います。...more5minPlay
December 02, 2024ナルワンアワー(月曜日) - 2024-12-02-【高雄・高雄科技大学に日本語が書かれた石碑がずらり?】今日のテーマ⋆国立高雄科技大学(台湾南部、高雄市、台湾最大の科技大学)の第1キャンパスにある、日本語が刻まれた石碑について・どんな石碑?台湾からの多くの義援金に対する感謝を示すため東日本大震災翌年の2012年に日本から寄贈されたもの。その数は合計で286もあります。・なぜ設置から12年後に話題に?私はこの情報、台湾の国家通信社・中央社の今月の記事で目にして知ったのですが、なぜ設置から12年後の今になって話題になったのか。それはこの大学に通う学生が石碑が立ち並ぶ光景を撮影した動画をSNS上で投稿し、その後この投稿者と同様石碑設置の本当の目的を知らない人たちが「一体何のため大学内に石碑を設置したのか」についてコメント欄で議論になり注目を浴びたからです。・台湾の大学に石碑がやってきた経緯そのため大学側は事実を説明するコメントを発表。それによると、この並木道の名は「詩人の詩」に「文章の文」と書く「詩文の道」といい、詩を書く活動をする日本の芸術家たちが台湾からの義援金に感謝するため多くの寄付金を集め、自身で作った詩を石碑に刻み、同大学の永久収蔵品として寄贈したといいます。詩には短歌、俳句、川柳、書道といった日本の伝統文化が含まれています。寄贈当時は、関連イベントが開催され、詩の製作者本人が台湾へやって来たことも。・なぜ芸術家たちは寄贈先に高雄市の高雄科技大学を選んだ?この大学には日本語学科があるのですが、台湾の科技大学の中で日本語学科の学生が最も多いため、最終的に選ばれたといいます。このような理由もあり、石碑は同大学の外国語学部のキャンパス前にある並木道に設置されています。・私から一言:石碑と聞くと、戦没者を追悼するための慰霊碑や、以前その地に何があったのか土地を紹介するために設置されることも多いですが、今回のような詩を通してより多くの人に「感謝の気持ち」を届けるための設置というのは、とても素敵な取り組みだと思いました。...more5minPlay
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