牛歩元年

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By 畠山丑雄/石原書房ArtsBooks
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牛歩元年 episodes

  • #16 みんなでつくる輝き──着ぐるみ劇『モンタラマルチョ』ができるまで(ゲスト:胃下舌ミィさん、小川らりをさん)

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。聞き役は『改元』の版元・石原書房。


    今回は着ぐるみ劇『モンタラマルチョ』から原案・脚本・キャラクターデザイン・美術ご担当の胃下舌ミィさん、プロデューサーの小川らりをさんをお迎えして、同作の不思議な魅力とその作り方についてお話を伺います。


    後半では胃下舌さん、畠山さんによるお互いの作品のご感想や、『改元』刊行秘話も。『モンタラマルチョ』、『ノラのいのち』とともにぜひお楽しみください!


    ▼目次

    着ぐるみ劇『モンタラマルチョ』から胃下舌ミィさん、小川らりをさんに来ていただきました/手弁当着ぐるみ劇/なぜ着ぐるみ劇なのか/気合と根性で着ぐるみは作れる/イボ削りギャルたちの働き/造形の妙/やっぱりしまじろうは強い/着ぐるみ番組の勢力図/旧共産圏のアニメの雰囲気/「着ぐるみがある」ことの強さ/グッズも展開したい/妖しさと可愛さ/しっかりメジャー感がある/作り方から共産的/大人の文化祭感/「みんなでやる」のベースはたこパ文化/作ってみることの輝き/自分たちが変容していく/着ぐるみに入って何かを食べることが好き/自分じゃないものになることの楽しさ/『ノラのいのち』の面白さ/絵の魅力に頼らないストーリーの面白さ/メロドラマから逃げないこと/情が移る瞬間/情が移ることは物理の働き/「このキャラが女子だったら」という感覚/ますむらひろし『コスモス楽園記』/安野モヨコ『ハッピーマニア』のラストで消化しきれなかったもの/今まで描かれなかったものを作品化すること/かまってもらえること/関西あるあるは東京人にフィクションとして受け取られがち/下半身がよく動く漫画/文字の再発見/説得力のある渋さ/なぜフィクションの制作に歴史が大事か


    ▼着ぐるみ劇『モンタラマルチョ』

    モンタラマルチョ第1話|キラキラをわけるほうほうモンタラマルチョ第2話|チョマルタラモン


    ▼胃下舌ミィ『ノラのいのち』

    ノラのいのち | SHURO | シュロ


    ▼畠山丑雄新刊『福翁四題 その他の短篇』福翁四題 その他の短篇 | 石原書房WEB書店


    ▼畠山丑雄著『改元』(石原書房)

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    ▼芥川賞受賞作『叫び』(新潮社)

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    製作:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠石原書房⁠⁠⁠⁠⁠⁠



    1 hr 20 min
  • #15 世界のすべてが書いてある本──グレアム・スウィフト『ウォーターランド』をめぐって

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。聞き役は『改元』の版元・石原書房。今回は畠山さんのデビュー作『地の底の記憶』にも大きな影響を与えた『ウォーターランド』(グレアム・スウィフト著、新潮社)について。平原小説の傑作にして散文性の極致を示す「世界のすべてが書いてある本」の魅力を語ります。

    ▼目次

    グレアム・スウィフト『ウォーターランド』/海外小説読みの中では知られている作家/「世界のすべてを知りたい」という欲望/数をこなすと欲望が具体的になっていく/世界のすべてが書いてある本/「これをそのまま書いたれ」と思った/幻のデビュー前作品/土地の物語と地下への指向/風景が抜群にいい/永遠に普請中の埋め立て地/平らでビショビショな土地/鈴木ジェロニモ氏が500ページにわたって沼沢地を説明する/散文のシャバさ/平原小説の類型/ゴーゴリ『死せる魂』/散文性の極致/時間の平原に立つチェーホフ/長谷川四郎『鶴』/大江健三郎『同時代ゲーム』との類似性/量が質に転換すること/「説明」は二十世紀文学の一つの類型/回避することで浮かびあがらせるvs語りまくることで浮かび上がらせる


    ▼引用出典

    『死せる魂』ゴーゴリ/平井肇訳(岩波文庫)

    『鶴』長谷川四郎(講談社文芸文庫)

    ▼畠山丑雄著『改元』(石原書房)

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    46 min
  • #14 修善寺合宿の思い出

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。聞き役は『改元』の版元・石原書房。


    今回は8月下旬に出かけた修善寺での合宿の模様と、そこで読んだ夏目漱石の作品について。


    ※本編中(18:49ごろ)の「10月頭」は、正しくは「9月頭」です。


    ▼目次

    修善寺合宿の顛末/忘れじの味、しいたけ寿司/町の名医のような大将/夏目漱石『道草』再読/『虞美人草』の凄さ/「美文調」という言葉に収まらない何か/愛が一番/俗中の俗と神聖さ/不思議な明るさとユーモア/終わり方が素晴らしい作品/片付かない過去と何とも知れない未来/近代の恋愛の未熟さと大人の愛



    ▼畠山丑雄著『改元』(石原書房)

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    ▼芥川賞受賞作『叫び』(新潮社)

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    20 min
  • #13 過渡的様式について(オン・トランジショナル・スタイル)──村上春樹『夏帆』を読む

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。聞き役は『改元』の版元・石原書房。


    今回は村上春樹さんの新刊『夏帆』について。これまでの村上作品との違いとその淵源を畠山さんと読み解きます。


    ※本編中、『夏帆』の内容に触れる部分があります。ネタバレNGの方はご注意ください!


    ▼目次

    村上春樹『夏帆』を読む/村上作品との出会いと付き合い/話のシンプルさ/読者と同じ目線の、不安を表明する主人公/ハードボイルドの主人公は啓蒙しようとしてくる/文体の〝弱さ〟の必然性/強い文体が要請される場合/無茶を言わなければいけない時/遠くのものを今ここに接続する力技/足元の日本史を突き抜けて、ブラジルへ/キャリア全体のパースペクティブと過渡期のスタイル/「村上RADIO」との関係/まだキャラが固まっていない頃/「小粋だ。」問題/佐々木倫子の絵柄で佐々木マキの世界をやっている/境界線の上で揺らいでいる存在/フィクションはもう一つの現実/あえてアマゾンに行かないこと


    引用出典:村上春樹著『夏帆』(新潮社、2026年)35頁


    ▼畠山丑雄著『改元』(石原書房)

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    27 min
  • #12 【第175回芥川賞直前スペシャル!】小説家・鳥山まことさんと語る芥川賞の向こう側

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。聞き役は『改元』の版元・石原書房。


    今回は第175回芥川賞直前スペシャル! 畠山さんと共に第174回芥川賞を受賞された鳥山まことさんをお招きしてお送りします。W受賞前からの交友がなぜか世間にばれていないお二人が、お互いのご受賞作をどう読んだか、芥川賞を獲ると何が起きるのかを語ります。番組後半にはリスナーの皆様からのご質問コーナーも!


    ▼目次

    二人の交友関係が世間にばれていない?/いしいしんじさんとの出会い/畠山さんの予言/『時の家』の強度/すこやかな反復/専門性と専門用語の質感/自分の言葉=建築関係の言葉のまま物語を書く/専門的ではあるがペダンチックにならない/物理現象の記述/『時の家』冒頭の描写の面白さ/ありえない建築(バベルの塔とか)を書ける文体/大きな嘘をつくための説得力/小説における建物と都市空間の描写/

    松家仁之『天使も踏むを畏れるところ』/小説の肝は「いかに説得力を出すか」/『叫び』の関西弁の軽やかさ/現在と過去を繋ぐ「ほんで、」の力/作者よがりにならずに書きたいことを書く技術/畠山さんは山道を歩いて洞窟に行く場面がめちゃくちゃ上手い/歩いているだけのシーンに全部が入っている/芥川賞を獲ると何が起きるのか/とにかく依頼は増える/超大家との対談の以来/待ちの時間の辛さのやり過ごし方/「恐縮です」とか思っている場合ではない/「獲れる時にとっておかないと」は本当に言われる/質問のコーナー/畠山版『時の家』は骨肉の争い/鳥山版『叫び』は青春恋愛小説/一番いい仕事/温泉の仕事を待ってます/六角精児と吉田類になりたい時期は終了/谷川俊太郎さん邸への訪問/京都「鈍考」での鼎談/自分を主張する意識はない/管仲間/謎の筆記具「芯ホルダー」/筆名の由来/畠山さんデビュー当時の文壇潮流/お二人の睡眠事情/育児と執筆/ストレスなし&ストレス発散法なし/デカい癒し


    ▼鳥山まことさんTwitter鳥山まこと(@toriyama007)さん / X


    ▼畠山丑雄著『改元』(石原書房)

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    ▼芥川賞受賞作『叫び』(新潮社)

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    1 hr 6 min
  • #11 映画『急に具合が悪くなる』(濱口竜介監督)をめぐって

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。

    聞き役は『改元』の版元・石原書房。


    第11回は畠山さんがパンフレットにコラムを寄稿された映画『急に具合が悪くなる』(濱口竜介監督)について。

    本編中、『急に具合が悪くなる』の内容に関する発言があります。ネタバレNGの方はご注意ください!


    ▼目次

    『ハッピーアワー』の衝撃/映画と自分の間に何も入れたくない/『なみのおと』の会話/身体を伴う抽象性/ネタバレをくらって面白くなくなるような映画はそもそも見なくていい/『ドライブ・マイ・カー』のあるシーン/『ワーニャ伯父さん』の引用と大江健三郎/劇的な瞬間を散文的に乗りこなす/感情のピークをずらす手法/「タンザニアの仔象」論法の穴/『親密さ』との共通点と差異/フレデリック・ワイズマン式の散文性/話している内容ではなく、「そこでこの人たちが話している」ということ/俳優をその人物にする演出技術/字幕の効用/異言語での対話を成立させる組み立て/生成のターンと段取りのターン/常識的判断が追いつかないほど加速度がついた関係性/矩を越えること/軽やかさの強度/一つの決定的な夜を書く/九鬼周造の艶/偶然性・禅・サリンジャー/根源的社会性が発現する場に響く音=隻手の音声が聞こえる時/東西が混ざり合うタイミング


    ▼コラム「奇跡的な瞬間以後に始まる作品」

    奇跡的な瞬間以後に始まる作品(『急に具合が悪くなる』コラム)|畠山丑雄


    ▼映画『急に具合が悪くなる』とサリンジャー(石原書房note)

    ① https://note.com/ishiharashobo/n/n9ae907314574 

    ② https://note.com/ishiharashobo/n/nf519febd3b57


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    48 min
  • #10 触れることと見ること/視線と幽霊──小説家・石沢麻依さんをお迎えして

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。

    聞き役は『改元』の版元・⁠石原書房⁠。


    記念すべき第10回は、小説家の石沢麻依さんをお迎えしてお送りします。

    畠山さんの芥川賞受賞作『叫び』、石沢さんのご近作『木偏の母』(「すばる」2024年2月号)、『糸芝居』(同2025年9月号)をめぐって、お二人のスタイルや制作の方法を語り合います。


    ▼目次

    海と時差を超えて/畠山作品の触覚と視覚の混合/17-18世紀オランダ絵画における静物画(ヴァニタス)/見ながらにして触っている/木を磨き込んで瑪瑙のように見せるスタイル/見る前に触る人/ヒエロニムス・ボス、ゴヤ、ブリューゲル/ホヤの悪夢/飛ぶ寿司桶と家族関係の気持ち悪さ/顔が見えなくなっていき、口の動きの残像だけが残る/視覚的なものを書くためには、ある一つの視点が動いてはいけない/視点は触覚によって移り変わる/歩くリズムと足の感覚が視点を支えている/夏目漱石『草枕』の冒頭/〝足〟の作家、畠山丑雄/幽霊的なものの書かれ方/意識的にいましめていないと、人間は簡単に他の人やものになってしまう/一人称と三人称の間にはそんなに距離がない/言葉は自己と一致していないのでどこまでも行ける/言語による縛りの強度/ドイツ語は一人称と三人称の距離が遠い/格変化のいましめ/三人称の自分=幽霊/石沢さんの短篇連作『木偏の母』と『糸芝居』/「統率がとれていないコロス」としての「私たち」/インゲボルク・バッハマンの『ウンディーネ』のイメージ/環状線と迷宮/刺繍は隙間がなければ模様にならない/「母親になる」ということの不可解さ/語り手を信じないこと/descriptionで掬いきれないもの/イメージを作り上げながら壊していく/言葉が先走っていかないと「不思議なこと」は起こらない/書いている小説が記憶化する/ブルーノ・シュルツの人工物感/14-15世紀北方ネーデルランド絵画のスーパーリアリズム/神の視点のクリアさ/時間を結晶化させる視線/現実の歪め方をめぐる連作/畠山丑雄は既にミノタウロス小説を書いていた?/ミヒャエル・エンデ『鏡の中の鏡』/『叫び』の意外な参照元、『燃えよドラゴン』/『007 スカイフォール』の鏡


    ▼石沢麻依さんTwitter(X)石沢麻依 Mai Ishizawa(@ishizawamai)さん / X

    ▼石沢麻依さん短篇「青の瞼」掲載「文學界」2026年7月号https://x.com/Bungakukai/status/2062001640325156930?s=20


    ▼畠山丑雄さん書評掲載「新潮」2026年7月号

    https://x.com/Monthly_Shincho/status/2062088509390020936?s=20


    ▼畠山丑雄著『改元』(石原書房)

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    1 hr 8 min
  • #9 三宅香帆さんのブレイブハート/プリーモ・レーヴィの勇気と素直さ

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。

    聞き役は『改元』の版元・⁠石原書房⁠。

    ▼目次

    「三宅書店」への出演/留年の伝統/YouTubeにも展開します/書店ツアーという形式の面白さ/動画の強み/三宅さんのたたき台提示力/ブレイブハートと生態系を作る能力/スケール・技術・心/身銭を切って場を作る/「差分」に囚われない人/作品の「差分」と「おいしさ」/「差分」は「おいしさ」についてくるもの/わかっているようでわかっていない「おいしさ」を言語化する姿勢/ディケンズ『荒涼館』/ハロルド・スキムポールの感動的なヤバさ/全能の子ども/ロシアにおけるディケンズ受容/物体にありえない生命力を与えるアニミズム的スタイル/岩波文庫版(佐々木徹訳)の魅力/ディケンズの英語は難しい/大江健三郎の隠れた傑作『キルプの軍団』/若島研究室のナボコフ的読み筋/小説は自分が乗るための「巨人の肩」も自分で作らなければならない/茨木市市民栄誉賞の講演/プリーモ・レーヴィの『周期律』/ブレイブハートの作家/無限に想定されうる反論に対する態度/アウシュヴィッツを知っているから書ける軽さ/『HUNTER×HUNTER』ゲンスルーvs.ゴン戦におけるゴンの決断/突き詰まった素直さと勇気は狂気に見える正気にたどり着く/許されようとしないこと



    ▼三宅香帆さんYouTubeチャンネル「三宅書店」

    ⁠【畠山丑雄さん】京都大学の書店はやっぱり最高でした!【ブックセンタールネ】⁠


    ▼澤野書房さんnote【ゲスト:畠山丑雄】自伝と形式、生涯に一回きりの物語 / 小説家・金子薫と読む『周期律』|澤野書房


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    33 min
  • #8 「私」をはみだす短歌と小説 ──歌人・大森静佳さんをお迎えして

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。

    聞き役は『改元』の版元・⁠石原書房⁠。

    歌人・大森静佳さんをお迎えしてのゲスト回。お二人の近作『ヘクタール』と『叫び』を入り口に、短歌・小説の読み方と書き方を語り合います!


    ▼目次

    大森さんの『叫び』書評/人間というものに困惑しなおしたい/内側の狂気と外側の正気/重さの使い方/細部の積み重ねによるリアリティ/人称の問題/『叫び』冒頭二段落の非人称性/恣意を匂わせない技術/「自分の中で分かっていないこと」を書くとハッタリになる/内在的な必然に導かれたもの/声に出して読んだりはしない/文体がいろいろある方が嬉しい/短歌の文体は基本的に一つ/小説は後からいくらでも直せる/『叫び』改稿の流れ/午前3時のフィードバック/短歌はどこで手放すのか/商売の論理では介入できない次元/軽犯罪の応酬/畠山丑雄の『ヘクタール』鑑賞/見たことと思ったことの力/字の並びと音の響き自体が持つイメージ/〝ヘクタール〟という単語でもう勝負あり/かなり広いけれども見渡せなくはない/ロマンにいたらない寂しさ/短歌の〝いくらでもかっこよくなれる〟性格との距離感/発見のその先まで連れて行ってくれるもの/こわさを失わない軽み/短歌の約束の外に出る方法/『改元』の業平/己を管にすること/成就したらもう乞わなくていい/恋は一番身近な狂気/「兼ねたし」→「かなし」の説/〝He's more myself than I am.〟(『嵐が丘』)/足が透き通る感覚/歌集を読む面白さ/過剰さをいかに書くか/韻律の力/文字はミイラ/堀口大學「水の面に書きて」/断片化を厭う現代小説



    ▼大森静佳さんの歌集

    ・『ヘクタール』

    Amazon.co.jp: ヘクタール : 大森 静佳: 本


    ・『カミーユ』

    カミーユ (現代歌人シリーズ22) | 大森 静佳 |本 | 通販 | Amazon


    ・『てのひらを燃やす』

    新版 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書 第 330篇) | 大森 静佳 |本 | 通販 | Amazon


    ▼大森さんによる『叫び』書評(読売新聞)

    『叫び』畠山丑雄著(新潮社) : 読売新聞


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    ▼芥川賞受賞作『叫び』(新潮社)

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    1 hr 9 min
  • #7 町田康さん会見記/先生とわたし

    芥川賞作家・畠山丑雄が牛の歩みのごとくゆっくり・しかし止まらずに、読んだ本や小説のこと、制作の周辺について話すポッドキャスト。

    聞き役は『改元』の版元・⁠石原書房⁠。

    ▼目次

    町田康さん会見記/内面を感じさせないのが芸/東出昌大の台詞には、すべて『』がついている/棒が立っているような存在感/演技の究極は「白い棒」になること/説明が面白い町田康作品/極度の散文化による別次元への転移/荒涼とした反復/乾いた平等性/対談における準備と即興性/八方破れのはちゃめちゃと練磨された常識の混沌/先生と私/カス卒論事件/三宅香帆さんとのコラボ/各界に散らばる若島先生の弟子たち/ビリーブ・インさせない教育/リトル蓮實を胸ポケットに忍ばせたシネフィルたち/実は一番偉大な教師の在り方/国に研究の説明が要らなかった時代の最高傑作/明治維新以来の欧米優位が無効化した現代/若島先生・円城塔さんの『改元』読解/小説の根源的な条件/小説にすべての力をかける意味/他人の話のはずが自分の話になってゆくこと/その取り違えが生じるためのプロセスをさぼらないこと/一本立ちしていないフィクション/小説作法で象徴がダメと言われる理由/散文の命はイメージの無限増殖力/言語そのものが持つ比喩性/象徴性を完全排除するのは原理的に無理/似非ストイシズムに陥らないために/「生き生きしているかどうか」がすべて/ムクムクと生成変化するグロテスクな生命力を持つものが散文/リアルだからリアリティがあるのではなく、面白いからリアリティが生まれる/ハイパーリンクをたくさん貼ってごまかす・即興性を偽装する等のごまかしの手口/書くことは何をやっても免責されない一発勝負


    ▼畠山丑雄著『改元』(石原書房)

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    ▼芥川賞受賞作『叫び』(新潮社)

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    ▼「新潮」2026年5月号

    Amazon.co.jp: 新潮2026年5月号 : 新潮編集部: 本


    ▼「波」での若島正先生との往復書簡

    波 対談 若島正 × 畠山丑雄 | 新潮社の電子書籍


    ▼ 『改元』刊行記念対談第2弾「歴史≠小説の生成」 畠山丑雄×円城塔『改元』刊行記念対談第2弾「歴史≠小説の生成」 畠山丑雄×円城塔|石原書房

    ▼一休庵(岡山)

    一休庵 - 県庁通り/焼き鳥 | 食べログ


    製作:石原書房

    39 min

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