人はなぜ、占いを手放さなかったのか。
メソポタミアの肝臓占い。中国の甲骨。ギリシャの神託。
文明も言語も異なるのに、すべての場所で、
人は“未来を知ろうとする行為”に手を伸ばしてきた。
それは好奇心ではなく、生き延びるための選択だった。
科学が発展し、合理が世界を覆ってもなお、
占いは消えなかった。
否定され、切り捨てられ、
それでも残り続けた理由とは何か。
そして、「当たる」ときに起きているものは何なのか。
心理か、確率か、それとも——
この回では、占いを“迷信”でも“技術”でもなく、
人間が触れようとしてきた何かとして捉え直します。
答えは提示しません。
ただ、境界線の上に立ち続けます。
■ この番組について
「No One Knows」は、分かっていることと、分かっていないことの境目に立つための記録です。
事実と仮説、そのどちらにも寄り切らず、
静かに観測を続けます。
■ お便り・記録の共有
あなたが見た説明できない出来事、
記憶に残っている“何かがおかしかった夜”があれば、
ぜひ教えてください。
匿名でも構いません。
もし、まだ言葉になっていない違和感があるなら。
その輪郭を、一緒に探します。