【Special】 海のいのちを救う方舟(2025年/大阪万博へ)
岡藤石株式会社(岡田良太+藤井田仁)と松田隆志建築設計事務所による共同設計。
2025年大阪・関西万博の若手建築家コンペで一次審査を突破し30組に残り、惜しくも二次審査は破れ20組には入らなかった作品。2022年最後の「ピリオドをはじめるにはどうしたらいいんだろう」では、現実に立ち現れなかった作品の思考プロセスを音声としてアーカイブします。
noteを見ながら音声を聞く
https://note.com/pirihaji/n/n618f8649c57b
コンペ概要
2025年に開催される大阪・関西万博会場内の「休憩所」「展示施設」「ギャラリー」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」計20施設にて、今後の活躍が期待される若手建築家に向けて「多様でありながら、ひとつ」「SDGsの達成」をテーマにした設計を募集する。
大阪・関西万博
https://www.expo2025.or.jp/
keyword
カタチにはならなかった何かをアーカイブしておきたい. 大地の芸術祭. 心に響くこと. アート. 建築?アート?. ものが生まれるときの視点. アート作品の思考や情熱を建築に交ぜこむ. アートと建築の垣根なく. ビジュアルが邪魔をする. 本能的に感じること. ちょっと特殊なコンペ. 再生プラスチック. 瀬戸内に所縁のある3人. 鋭いスケッチが飛んでくる. 三人寄れば文殊の知恵. 可能性をいい意味でつぶしていく. 自分では気づかなかった可能性. 静かに海を感じる. 余白に池があったら. 直感と論理. 今の社会を映し出す建築. buoy(ブイ). 溶けきるものと溶けきらないもの. ネガティブがポジティブへ. 文明の色んな側面. これからの建築を考えていく上でスタートになる万博. 万博をきっかけに技術が進歩する. ゴミの採取地. 仮設建築と大屋根. 建築とSDGs. 再生材料のおもしろさ. 建築に時代の持つ重みや手の痕跡を刻めるか. 時を纏ってでてくるもの. 新築では造れない状態. おもしろがってやる. 対話型アート鑑賞. 言葉なきものたちに意味を見出す. アートってこれなんだ. 人の痕跡を残す. 違和感のある石. 不自然な不自然. 怖くなっちゃう. 未来に種が広がっていく. どこに広がっていくか分からない状態にワクワクする. 技術革新. 変わる気配. 変なことが言える. こういう視点があるんだ. 似てるんだけどちょっとずつ違う. すくう. 方舟. 負けたからこそ話せること. 今、万博をやる意味ってどこにあるんだろう?. わざわざここに集まる理由. 「いのち」. 携わっていくことで生まれる可能性. もがくことで出てくる次へのアイディア. 場所の力. 今という世界にモノを強く出していくということ. 建築の役割. それを観て、得るもの. 目標から問いへ. ピリはじって何をいっているんだこの人たち?. アート活動. 分からないことをずっと考えさせてくれる対象. 考えるきっかけ. 音声が変化していく. 自分の挙動が分かる. 映画を繰り返し観る感覚. 見えなかったものが見える. 昔の自分はある瞬間から他人になる. そのときの思考も分かる. つづけること. 得体の知れない球体をみんなが眺めている. 月の表と裏. 終わらないといけない終止符. 次のことを想像するための終止符. 生き様. 地獄をみること. 継続. 宮沢賢治のような建築家.
岡藤石 OKAFUJIISHI 〈建築家ユニット〉
1986年広島生まれの岡田良太+1988年東京生まれの藤井田仁が共同主宰する建築設計事務所。共に、藤本壮介建築設計事務所を経験し、2017年より神保町を拠点に建築やアート、家具の製作を垣根なく行う。廃材や使われなくなった素材に着目し、新たな命を吹き込むことに挑戦している。これまでの受賞歴は、大地の芸術祭2018出展、2019年日本空間デザイン賞銅賞、2019年星乃珈琲店設計図コンペ優秀賞、国際家具デザインコンペティション旭川2021入選、大地の芸術祭「雪あそび博覧会2021」出展など多数。
web|https://okafujiishi.com
twitter|https://twitter.com/okafujiishi
instagram|http://instagram.com/okafujiishi
松田隆志建築設計事務所 / 建築家 (一級建築士)
1984年高知県四万十市生まれ。幼少の頃より宮沢賢治に憧れる。北九州市立大学を卒業後、日本大学大学院に進学。大学卒業時に偶然出会った図形楽譜の影響からアートに興味を持つ。その後2つのアトリエ設計事務所で約12年間、国内外で個人の住宅から公共の博物館まで実務を経験したのちに2021年、個人の設計事務所を設立。同時に祖父母が住んでいた家に移住し、小田原/南足柄(神奈川県西部地域2市8町)を職住の拠点とする。山や川など自然に囲まれた環境で日々、建築とアートの境界をつくらず設計に取り組む。『素材の物性と寸法を使って感情を揺さぶる空間を作りたいと考えています。』主な作品に「スキガラ邸」(2022年)、「和光の家」(2023年竣工予定)、「建具の空プロジェクト」(2017年)にて第12回大黒屋現代アート公募展入選がある。
instagram|https://www.instagram.com/atelier_takashimatsuda/
web|http://mtdtm.net/
※ウェブサイト『musical notation』不定期更新しています(2022.8.1 under construction)
エンディングテーマ / The Echo Dek “City Lights - tipie mix -”
ジャケットデザイン / UNQUOTE 弓削純平
noteにてエピソードのアフタートークを更新中
https://note.com/pirihaji