Project Dialogue

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Project Dialogue episodes

  • 番外編:Radio Dialogue 第1回の落穂拾い


    ・落穂拾いとは?
    どうしてここでこんな話題の展開になったの? とか
    ちょっと論点がわかりづらいところに補足します。
    あと、リスナーの方々のコメントを見たり見なかったりしながら解説します。

    今回はRadio Dialogue 第1回の落穂拾いを収録しました。
    番組の進行は以下の通り:

    ・共感
    なんでみんなは共感を研究してるんだろう?

    『サイコパス-冷淡な脳-』


    『診断名サイコパス』


    ・神経犯罪学の問題点
    犯罪を起こすかどうかは、遺伝・脳の要因と環境の要因の2つに影響されます。

    ・人工知能
    人間らしくない人工知能だってあります。

    人工知能は Deep Learning によって成されるのか? - Sideswipe | http://kazoo04.hatenablog.com/entry/2015/10/09/120000?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

    We'll Make Great Pets: 機械支配待望論 - 山形浩生の「経済のトリセツ」 | http://cruel.hatenablog.com/entry/2015/08/28/161912

    ・コメントとツイッターを見ながら

    『平気で嘘をつく人たち』



    Radio Dialogue 第1回の落穂拾い
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    38 min
  • Radio Dialogue 第2回(Vol.4)


    Radio Dialogue第2回(Vol.4)を配信します。
    収録は10月8日(金)の午後10:00から開始し、午前1:00頃終了しました。
    「わからない」をテーマに2人の話者が話題を持ち寄って対談し、フリートークののち最近読んだ本について話しました。

    各vol.ごとに編集が終わり次第、随時配信して参ります。
    第3回(vol.1)の配信は10月20日頃を予定しています。

    Radio Dialogueではリスナーの皆さんのコメントを募集しています。「わからない」、あるいは「わかる」についてがんがんご意見・感想・その他をお寄せください。Twitterのハッシュタグは#ラジオダイアログをお使いください。いただいたコメントは積極的に番組内で取り上げます。

    番組の進行は以下の通り:
    ・前回収録の振り返りとPodcast配信の苦労話
    ・先攻:カノウソウスケ「感想文の書き方がわからない」
    ・後攻:GARIO「散髪のオーダーの仕方がわからない」
    ・フリートーク
    ・読書コーナー:『火車』『文鳥』(←今回はここまで)





    Vol.4 Book Session
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    キーワード:
    (随時追加予定)


    ↓↓トークの解説を読む↓↓

    00:17 宮部みゆき:日本の小説家。代表作は『龍は眠る』『理由』『模倣犯』など。各所のミステリ・ランキングでは現在でも上位にあり、作品がテレビドラマ化されるなど、日本屈指の人気作家の1人。テレビゲームが趣味であり、『ICO』というゲームのノベライズもしている。
    00:25 火車:葬式の場や墓場から死体を持ち去るとされる日本の妖怪。
    03:21 『魔術はささやく』:宮部みゆきの小説。一見無関係の三人の女性の死。その背後には隠された「理由」があった。ふとしたきっかけで事態に巻き込まれた少年の視点から描く。
    03:38 社会派:私小説などが個人の心理・行動に重点を描くのに対し、個人の思想・行動を規定する「社会」に重点を置く立場のこと。用例に「社会派ミステリ」など。
    03:45 江戸川乱歩:日本の小説家。本格推理小説執筆だけでなく、海外の作品の紹介など、日本の推理小説文化の発展に寄与した。筆名はアメリカの怪奇小説家エドガー・アラン・ポーから。
    来年パブリックドメイン入りする。ちなみにカノウは乱歩では幻想怪奇小説が好み。
    03:49 夢野久作:日本の小説家。特に「狂気」をテーマにした作品で知られる。代表作の『ドグラ・マグラ』は日本推理小説史上における三大奇書のひとつに数えられる。
    04:17 社会派推理小説:推理小説のうち、作品のテーマ・題材の社会性に重点を置いた作品のこと。社会派推理小説の台頭によって、パズル的な志向を持つ「本格派」は一時陽の目を見なかったが、後に「新本格」ブームによって再評価されることになる。
    04:20 松本清張:日本の小説家。代表作に『点と線』『砂の器』など。社会派推理小説の旗手。
    06:13 1980年代で携帯電話を持つというのは:80年代前半においては、携帯電話はいわゆる「車載電話」が主流であり、80年代後半にようやく肩掛けの「ショルダーホン」(3kg)が登場した。
    06:34 SF:サイエンス・フィクション。文学のいちジャンル。下手な定義をするとどこから矢が飛んでくるかわからないので気をつけないといけない。
    06:55 固定電話:車載電話・携帯電話など移動可能な電話が登場したことでできたレトロニム。
    07:21 (パソコンの)専門のオペレータ:80年代では、windows95もまだ登場しておらず、コンピュータを扱えるのは専門職の仕事だった。
    07:50 『R.P.G.』:宮部みゆきの小説。ある一家の父親が自宅で殺害される事件が発生した。その後、父親がネット上で「お父さん」というハンドルネームで「家族ごっこ」をしていたということが判明する。そこで担当刑事はある「計画」を実行することを決意する。
    10:07 文鳥:カエデチョウ科の鳥。江戸時代からペットとして日本にも輸入されていた歴史ある愛玩鳥。『文鳥』で描かれているのは、おそらくシロブンチョウ。
    10:15 『夢十夜』:夏目漱石の小説。「こんな夢を見た」という書き出しから始まる、漱石としては珍しい幻想文学的な作品。
    10:18 「いわなみ」:岩波書店。1913年に古書店として創業した出版社。
    10:41 「漱石は一時期ロンドンに住んでいて~」:漱石は1900年から2年間、英語教育法の研究のため、国費でイギリス・ロンドンに留学している。短編小説『倫敦塔』やエッセイ『クレイグ先生』は留学中の経験を元に執筆されている。漱石はイギリス滞在を不愉快なものだったと述懐しているが、イギリスがまずかったのか当時の彼の精神状態がまずかったのかは不明。
    14:49 青空文庫:著作権が消滅した作品と自由な利用を認められた作品を電子化して無料で公開している活動・サイト。古典・過去の名作の多くが青空文庫で閲覧できるので、ぜひ利用していただきたい。
    17:16 『吾輩は猫である』:夏目漱石の小説。「我が輩は猫である。名前はまだない」の一文はあまりにも有名。猫の視点から漱石や周りの交友関係などをエッセイ的につづったもの。
    20:07 「せいてきに」:静的に。性的に、ではない。
    20:50 「漱石ってのは女性嫌い」:漱石作品の主人公に共通するのは、異性としての女性に魅かれつつも、どこかで女性を信用し切っていない姿勢だと思われる。明治時代の男女観が影響しているのか、漱石自身の傾向が反映されているのか、きっと両方だろう。
    21:35 「こうとうゆうみん」:高等遊民。明治時代から昭和初期に用いられた言葉。大学などの高等教育機関で教育を受けたものの、経済的不自由がないため、労働をせず、毎日を読書や研究、趣味などに費やす人々のこと。単に怠け者だとかお金持ちだったから高等遊民になるのではなく、当時は就職難で、大学卒でも働き口を容易に見つけられなかったという背景もあるようだ。漱石は『彼岸過迄』でこの言葉を用いており、『こゝろ』や『それから』の主人公は明らかに高等遊民である。
    22:46 書生:日本では、他人の家に住み込んで、雑用などをしつつ、勉学に励む学生を指す。明治初期には学生用の寄宿舎やアパートがなかったため、地方出身者が都会の大学や高等学校へ通う際には、書生になるのが一般的だったらしい。
    23:08 『門』:夏目漱石の小説。「前期三部作」。親友の妻を奪って結婚した主人公が、夫婦共々その罪悪感に苦しみ、救いを求める話。かつての罪に怯えながら暮らす夫婦は、それでも確かに幸福である様がうまく描かれている。
    23:09 『それから』:夏目漱石の小説。「前期三部作」。高等遊民の主人公が、友人の妻を不倫の末に奪い、家族から縁を切られ、職を探しに社会へ出る話。現代の就職難に巻き込まれている人々は、身につまされる思いをするだろう。クライマックスの描写は秀逸。
    23:53 「後期三部作、前期三部作」:そういう分類があるのです。ちなみに「後期三部作」は『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』。
    23:59 『三四郎』:夏目漱石の小説。「前期三部作」。九州から東京帝国大学に通うため上京した主人公が、都会でさまざまな人と出会ったり、女性に振り回されたりする話。現代の大学卒のインテリ層にも共感できる・突き刺さる描写が多いのでは。
    24:29 『こゝろ』:夏目漱石の小説。「後期三部作」で漱石の代表作のひとつ。主人公とひょんなことで懇意になった謎めいた高等遊民である「先生」との交流、先生の遺書に綴られる恋愛と友情が複雑に絡んだ過去を描いた作品。
    26:11 「(『こゝろ』は)女性からの評判が悪かったり」:「先生」の言動からわかるのは、お嬢さん(奥さん)への独りよがりな愛と徹底的な軽視である。おそらく、女性からすれば「先生」の言動はけっこう癇に障るのではなかろうか。しかし、男性としては「先生」の気持ちもわかるのだ。GARIOは、先生はお嬢さんを信用して、事の次第をすべて打ち明けるべきだったのではないかと思うが(そして「先生」のパーソナリティからして、そんな結末が起きないのもわかるが)、このようにいろいろと勘ぐる部分が多いのが『こゝろ』の名作たる所以なのかもしれない。
    26:55 ファム・ファタール:フランス語で「運命の女」を意味する。その含意は「男を破滅させる魔性の女」。東洋的に言えば「傾国の美女」といったところ。『こゝろ』のお嬢さん(先生の奥さん)はファム・ファタールなのか、それは読者の価値判断にゆだねられる。


    34 min
  • Radio Dialogue 第2回(Vol.3)


    Radio Dialogue第2回(Vol.3)を配信します。
    収録は10月8日(金)の午後10:00から開始し、午前1:00頃終了しました。
    「わからない」をテーマに2人の話者が話題を持ち寄って対談し、フリートークののち最近読んだ本について話しました。

    各vol.ごとに編集が終わり次第、随時配信して参ります。
    第3回(vol.1)の配信は10月20日頃を予定しています。

    Radio Dialogueではリスナーの皆さんのコメントを募集しています。「わからない」、あるいは「わかる」についてがんがんご意見・感想・その他をお寄せください。Twitterのハッシュタグは#ラジオダイアログをお使いください。いただいたコメントは積極的に番組内で取り上げます。

    番組の進行は以下の通り:
    ・前回収録の振り返りとPodcast配信の苦労話
    ・先攻:カノウソウスケ「感想文の書き方がわからない」
    ・後攻:GARIO「散髪のオーダーの仕方がわからない」
    ・フリートーク(←今回はここまで)
    ・読書コーナー:『火車』『文鳥』





    Vol.3 Free Session
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    キーワード:
    映画
    集団
    音楽
    文学
    創作
    同人活動
    インディーズ



    ↓↓トークの解説を読む↓↓

    00:07 『キングスマン』:2014年のイギリスのスパイアクション映画。ロンドンのサヴィル・ロウのテーラーを本拠地とする、どこの国にも属さないスパイ組織「キングスマン」の活躍を描く。ちなみにサヴィル・ロウは名門紳士服店が集中するストリートであり、ここに居を構えることはテーラーにとって大変な名誉であるとされる。なお日本語の「背広」はこの通りの名前、サヴィル・ロウに由来するという説がある。
    00:09 紳士:上流階級の男性のこと。あるいは上品で教養がある、立派な男性のこと。西洋では、上流階級に位置する人は賢くて高潔で弱者を助けなければならないというマナーがある。
    00:20 秘密結社:存在そのものが秘匿されている、存在は公開されているが誰が構成員であるかが秘匿されている、あるいは目的や活動内容が秘匿されている結社のこと。代表的な秘密結社としてフリーメーソンがある。実態は単なる社交クラブだったりするのだが、存在や活動を秘密にしているというだけで、政府や為政者にとっては反社会的集団として警戒するに値するらしい。
    00:21 諜報:インテリジェンスとも。国家の安全保障にかかわる情報のこと。これを収集、分析する活動を「諜報活動」「スパイ活動」と言う。諜報は国家の運営上きわめて重要なものであるため、多くの国では他国による諜報活動を取り締まる傾向があり、最近では中国によって日本人がスパイ容疑をかけられ、身柄を拘束されたケースがある。→http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015093000768&g=soc
    00:30 モサド:イスラエルの諜報機関「イスラエル諜報特務庁」の通称。イギリスの「MI6(現SIS)」、アメリカの「CIA」と並ぶ、世界的に有名なスパイ組織。
    00:41 仕立て屋:テーラー(tailor)とほぼ同義。特に顧客の要望や体型を組み込んでスーツ、ジャケット、パンツ、シャツなどを仕立てる、いわゆるオーダーメイドの服屋を指すことが多い。日本では衣服を既製品として購入することが多いが、イギリスなどでは未だにスーツをいちから仕立てる文化が残っているらしい。
    01:08 『ニンジャスレイヤー』:ブラッドレー・ボンド&フィリップ・ニンジャ・モーゼスによるサイバーパンク・ニンジャ活劇小説。海外の人がよくやる「勘違いされたニッポン」を舞台に、ニンジャ同士の戦いとそれに翻弄される人々をシリアスな群像劇として描く。twitterで発信されたこともあって話題を呼んだ。
    01:01 地上波:地上の送信所や中継局を使った放送のこと。衛星放送が登場したことで、それらと区別するために用いられる用語。
    03:43 「こうずか」:好事家。物好きな人、風流な人を意味する。カジュアルにはマニア、オタクと表現しても間違いではない。
    04:40 エモーティブ(emotive):「感動的な」「激しい感情を起こす」という意味の形容詞。
    05:19 シネマフロンティア:正確には「札幌シネマフロンティア」。札幌駅とつながっているショッピングモール「JRタワー 札幌ステラプレイス」の7階・8階にある映画館。映画だけでなく、ライブ、落語、演劇など、さまざまな作品をデジタルコンテンツとして提供している。
    05:24 「名画、名画、いわゆる名画」:そこまで連呼しなくてよい。
    05:34 『ニュー・シネマ・パラダイス』:ジュゼッペ・トルナトーレ監督の1988年のイタリア映画。故郷に帰ってきた映画監督が、少年時代の映画館の主人との交流、青春を回想する。
    05:42 「ごうきゅう」:号泣。声を上げてなくこと。
    06:44 「趣味、趣味ならしょうがない、趣味なら」:そこまで連呼しなくてよい。
    08:47 「集団で作るものって信用してない」:おそらく、この発言の裏には「集団思考(group think)」という概念がある。集団で合議する際、個人の意思決定よりも不合理で危険な意思決定が容認されてしまうケースがままある。たとえばアメリカのピッグス湾事件などが有名な事例。ここでは、たとえ映画制作者の個々が優れていても、集団になったとたんにおかしな方向へ走ってしまうことがあるのでは、という不信感を表明している。→集団思考-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E6%80%9D%E8%80%83
    08:58 「すごい危険な方向か平凡な方向に寄っちゃう」:集団思考として知られる現象のひとつである「集団極性化」のこと。平常は穏健で節度ある思考のできる人々でも、大勢の中では極端な主張に同調してしまい、結果的に集団として極まった行動に出てしまう現象。過度に危険な方向に傾く現象を「リスキーシフト(risky shift)」、過度に注意深い・無難な方向に傾く現象を「コーシャスシフト(cautious shift)」と言う。
    09:45 ジングル:ラジオ番組において、コーナーの変わり目やコマーシャルの入り・終わりに挿入される短い音楽のこと。ジングルがあると番組にメリハリが出て、リスナーも集中力を維持しやすくなる。 テレビ番組における「アイキャッチ」と同様の効果がある。
    10:13 ぼーかろいどのぴー:ボーカロイドのP。PはProducerの略。
    10:41 Ending Love Song:Radio Dialogueのエンディングテーマ。カノウソウスケ作詞・作曲・編曲。
    11:52 ジャジー(jazzy):「ジャズ音楽風の」という意味の形容詞。
    12:00 ぷっつん:プッツン。脳の血管が切れる、あるいは脳の神経が何本が切れている音を表す言葉。いわゆる「キレる」様を指して「プッツンする」と表現するほか、常識では考えられない発想や振る舞いをする人を「プッツンしている」などと表現することもある。『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』において、主人公の東方仗助が後者の意味合いで用いる場面がある。
    12:17 サブカル:サブカルチャー(subculture)の略称。社会の構成員の多数派が健全とみなすメインカルチャーと対照的に、少数派が支持するもの。欧米においては民族問題や反体制運動を内包するような概念だったが、日本では愛好する人が少ないマイナー趣味という程度の意味合いしかなく、オタク文化と重なり合うところが大きい。ただし、GARIOが経験する限り、サブカル好きとオタクの間にはやはり何らかの差があるようだ。→サブカルチャー-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC
    12:19 テクノ:ここでは「テクノポップ(Techno pop)」のことを指している。シンセサイザー・シーケンサーなどの電子楽器を使ったポピュラー音楽で、レトロフューチャー・SF的な世界観を共有する。イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のブレイクを発端に、1970年代後半から1980年代前半に流行した。→テクノポップ-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97
    12:55 「ひらがなで歌わせてるんで」:カノウが使用した某ボーカロイドは英語の音素に対応しておらず、英語の歌詞を歌わせる場合もひらがなを打ち込むしかない。
    14:17 Ending Love Songの歌詞については、需要があれば公開する予定。
    15:29 「事前の準備というものがない」:カノウとGARIOの両名は、収録前に打ち合わせなどはしていないし、台本も存在しない。一応、各コーナーを失念しないようにきわめてシンプルな構成台本があるのみである。もちろん、先攻-後攻の話題や読書コーナーのための書籍は、各自準備しておくことになっている。
    16:49 媒体:媒介となるもののこと。メディアのこと。たとえば、自分の思想を表現したいとき、現代では文章・音楽・絵画・映像・演技・ダンス・お笑いなどの媒体(メディア)を利用できる。
    17:06 サンプリング・ミュージック:録音された既存の音源(楽曲の一部や自然音)を組み合わせて用いることによって構築された音楽。テクノやヒップホップなどの分野でよく使われる。
    17:53 平沢進:日本のテクノポップ・アーティスト。1979年にP-MODEL(後述)でメジャーデビュー、1989年以降はソロ活動もしている。コンピュータを中心とした科学技術的世界観と神話・民俗的世界観を調和させた無国籍・無時代サウンドとリリック、歌唱法を特徴とする。音楽のインターネット配信を世界に先駆けて実行し、観客参加型のストーリー仕立てのライブ「インタラクティブ・ライブ」を考案するなど、水面下でいろいろやっている。
    18:03 かくぴーもでる:核P-MODEL。基本的には平沢進のソロ活動の名義のひとつだが、音楽性はP-MODEL的なのだと思われる(たぶん)。
    18:19 今敏:日本のアニメ映画監督。故人。『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』などの映画作品で有名。平沢進のファンであり、監督作品のテーマソングにも彼を何度か起用している。また葬儀の際には『千年女優』のテーマソングである平沢の楽曲『ロタティオン(LOTUS-2)』が流されたという。ちなみにカノウは『パーフェクトブルー』を一押しする。
    18:24 「妄想代理人」:今敏監督の2004年から放映されたテレビアニメ作品。ローラースケートに野球帽、金属バットといった風体の通り魔「少年バット」の虚と実に翻弄される人々を描く。
    18:36 ぴーもでる:P-MODEL。日本のテクノポップグループ。1979年デビュー、現在は活動休止中。YMO以降に誕生した「テクノ御三家」のひとつに数えられる。先述の平沢進がボーカル・ギターを務めていた。平沢以外のメンバーの交代が激しく、実質的には平沢のワンマングループだったようだ。
    18:56 ビットマップ:正確には「BITMAP 1979-1992」。P-MODELの過去のライブ・プロモーション映像を収録したVHSあるいはDVD。DVD版は2014年に発売された。
    19:33 「この頃のP-MODELが一番かっこいい」:正確には1991年から1993年の解凍期(一時的な休止からの再結成時)のP-MODELがGARIOの好みである。この解凍期に行われた1992年の渋谷公会堂でのライブが、BITMAPに主に収録されているコンテンツである。
    19:45 『夢の島思念公園』:平沢進の楽曲。アニメ『妄想代理人』のオープニング曲。爽快なサウンドと平沢らしくない朗らかな情景描写の中にある不穏なリリックが印象的。
    20:00 「歌詞をつぶやいたら……」:あらゆる表現物に対して誰かが権利を持っており、無断・無償で使用することは良くない。著作権とはそういうものらしいが、さて。
    20:54 「ノイズっていうジャンルの音楽」:”伝統的な音楽的常識からは楽器と見なされないものを楽器や音源として使用し、楽曲を構成していく音楽。その名前自体がこのジャンルの特徴を簡潔に言い表しており、リズムや旋律は存在しない。”だってさ。 ノイズミュージック - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF
    21:02 サイン・ウェーブ:正弦波。もっとも基本的な音で「純音」と呼ばれる。音叉や口笛などがコレに近い。波をフーリエ解析をすると三角関数の和で表せるらしい。
    21:07 あまちゃん:NHKの連続テレビ小説。2013年に放映された。世情に疎い我々ではあるが、世間的にはだいぶヒットしたらしい。
    21:14 大友良英:日本の作曲家。「あまちゃん」などの劇伴音楽の他、ノイズミュージックの権威として知られる。
    21:21 題名のない音楽会:日曜九時からテレビ朝日で放映しているテレビ番組。出光興産が提供する。「世界一長寿のクラシック番組」としてギネス認定されている。
    21:30 「お茶の間にノイズ音楽が流れる」:題名のない音楽会、まさかの「ノイズ」特集 はしゃぐ「あまちゃん」大友良英、司会者は呆然 : J-CASTニュース | http://www.j-cast.com/2014/04/13202008.html
    23:03 インダストリアル:語義的には「工業の、産業の」を意味する。インダストリアル - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB
    24:29 さむしんぐにゅー:something new。「なにかあたらしいこと」
    25:12 前衛:軍事活動において前方に置かれる人員のこと。あるいは芸術運動において時流の先駆けとなるもの。ここでは後者の意味で用いている。前衛と言われる作品を見ても多くの現代人は理解に苦しむわけだが、そもそも前衛を作ろうとしている人々は現代など眼中になく、未来を見据えているのだ。フランス語のavant-garde(アヴァンギャルド)に由来して、英語ではvanguard(ヴァンガード)なる語がある。
    25:18 現代音楽:「現代聴かれている音楽」ではなく、西洋古典音楽の流れをくむ、二十世紀後半から現在までの音楽の潮流を指す。モダンという言葉ももうだいぶ古くなった。
    25:19 スティーヴ・ライヒ:アメリカの作曲家。ミニマル・ミュージックの代表的作曲家である。
    25:25 ミニマル・ミュージック:反復を中心に、できるだけ少ない変化で構成された音楽。「ミニマル」というのは「最小限の」という程度の意味合い。
    26:10 ちなみにそのとき聞かせたのは “Piano phase”:https://youtu.be/i0345c6zNfM
    26:53 フォロワー:一般的な意味で追従する人のこと。
    26:55 リーダー:先導する人のこと。
    27:02 「まったく新しいもの作ってないんですよ」:明らかに言い過ぎである。
    27:26 「(科学でも)発見しただけの人、極限まで深める人がいる」:科学哲学者トマス・クーンによる古典的な分類では、科学研究という営みは、与えられたパラダイムの中でパズルを解くような「通常科学」と、古いパラダイムをひっくり返して新しいパラダイムを成立させる「科学革命」の2つに分けられる。通常科学と科学革命の両輪がそろって、科学はうまく発展していく。ここで言っている「発見しただけの人」は科学革命を行った人であり、「極限まで深める人」は通常科学にまい進する人である。
    29:49 夏目漱石:明治から大正時代に活躍した日本の小説家、評論家、英文学者。代表作は『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『こゝろ』など。俗世を離れ、人生に対して高みの見物を決め込む文学流派「余裕派」の代表的人物とされる。旧千円札に描かれたくらいの有名人だが、明治期の作家の文章としては非常に読みやすく、内容も大衆小説的なので、興味本位で読んでみることをおすすめする。→夏目漱石-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E7%9B%AE%E6%BC%B1%E7%9F%B3
    32:12 こっぱ:木端。木の削りくずのこと。転じて「取るに足らないもの」「値打ちのないもの」を意味する。
    38:08 シュールレアリスム:超現実主義。フランスの詩人アンドレ・ブルトンが提唱した思想・芸術活動。現実を無視したかのような世界観、個人の意識より無意識・夢・偶然などを重視するさまは、見る人をキョトンとさせる。日本においてはシュールレアリスム絵画が有名だが、元来は詩人が先導したものなので、当然ながらシュールレアリスム文学も存在する。→シュールレアリスム-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%A0
    38:11 自動書記:オートマティスム。夢うつつの状態での文章を書き留めたり、通常では考えられない速度で文章を書き出すなどの実験的文学手法。無意識あるいは意識下の世界を描写することで、まさに超現実を詩や文章に落とし込もうとするもの。→オートマティスム-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%A0
    39:33 GARIOのtumblr:GARIOの同人作家としての主な活動の場「GARIO@DayNight」のこと。あなたが好事家なら訪れてみても良いかもしれない。→http://gario-triginal.tumblr.com/
    40:44 Awake or not Awake:GARIOの書いた短編小説。陰性極まりない内容。
    40:51 2D or not 2D:P-MODELの楽曲。これぞテクノポップと言うべきサウンドと電子の海へ航海に出るようなリリックが特徴。先述の「Awake or not Awake」はこの楽曲のタイトルの構造と歌詞中の「ノイズ」という単語のみ意識的に影響されており、内容的にはほぼ関係がない。
    41:27 『ハムレット』:イングランドの劇作家・詩人シェイクスピア作の悲劇。「四大悲劇」のひとつに数えられる。父王の亡霊から叔父クローディアスによる王位簒奪の事実を知った王子ハムレットは、苦悩するが、ついには悲劇的な形で復讐を果たす。
    41:29 「to be or not to be」:『ハムレット』に登場する非常に有名な台詞。どのように訳すかは文脈や訳者の意向に依存するが、おおむね「~すべきか、~すべきでないか」という風な意味である。
    41:35 シェイクスピア:ウィリアム・シェイクスピア。イングランドの劇作家・詩人。
    41:43 四大悲劇:シェイクスピア作の悲劇『ハムレット』『オセロー』『マクベス』『リア王』のこと。
    41:54 「声に出して読みたい~」:おそらく、斎藤孝著『声に出して読みたい日本語』あたりが源流だと思われるフレーズ。発音の美しさ、韻の小気味よさなどの要因から、単に黙読するより音読したくなるケースは確かにある。
    42:16 thou:「なんじは」「そなたは」。方言や古い小説・詩において用いられる。
    42:32 “you lookst”: ここは“thou lookst” が正しい。
    43:38 ヘーゲル:ゲオルグ・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル。ドイツの哲学者。ドイツ観念論の代表的人物。哲学業界以外の人にとっても、共産主義を提唱したカール・マルクスに多大な影響を与えた点で見過ごせない人物。→ヘーゲル-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%AB
    43:39 カント:イマヌエル・カント。ドイツの哲学者。ドイツ観念論の祖とされ、のちの西洋哲学に多大な影響を与えている。ものすごく規則正しい人だったらしく、人々はカントの振る舞いを見て時計の針を直したという。現代の「理性を重視した価値観」や「人権に対する意識」はカントを源流にしているところが多く、我々は知らないうちにカントの手のひらに乗ってしまっていると言える。→カント-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88
    44:27 ヴィトゲンシュタイン:ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン。オーストリア生まれ、イギリスで活躍した哲学者。かなり難解な理論の持ち主だそうだ。→ヴィトゲンシュタイン-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3
    46:21 「同じ川の流れに足を踏み入れることはできない」:古代ギリシアの哲学者、ヘラクレイトスの言葉。ある川に足を踏み入れたとして、自分の足を取巻いていた水(流れ)はその次の瞬間には去って新たな水が来てしまい、自分が足を踏み入れた瞬間とは異なった状態になる。それゆえ川の流れは常に変転しており、厳密に「同じ」状態に戻ることはない。
    48:14 ヴィンセント・ファン・ゴッホ:オランダ出身の画家。GARIOが失礼にもゴッホを無職扱いしているのは、生前、彼の絵はたった1枚しか売れなかったからである。ただし、晩年や死後における彼の評価は皆さんのご存じの通りである。→ゴッホ-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%9B
    49:34 「同じ志を持った人が~」:明治期には、同じ趣味や志を持った人の集まりを「同人」、彼らが出版する雑誌を「同人雑誌」と呼んでいた。現代では上記の意味に加えて、「商業目的ではない」「明確に趣味的な」という意味も含むと思われる。「立場は違えど志は同じでござるな」。
    51:28 ニッチ(nitche):「生態学的地位」。ある生物が生態系の中で占める位置・範囲のことで、たとえばアフリカのヌーとアメリカのバッファローは、大型草食動物というニッチを持つ。現在の哺乳類の繁栄は、恐竜の絶滅によって空白となったニッチに哺乳類が流入したことによるとされる。転じて、消費者からのニーズがあるのにそれに気づいていない・それを提供する産業がないという市場を「ニッチ市場」と言い、そういう市場に挑戦する企業を「ニッチ産業」「スキマ産業」と言う。→ニッチ市場-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%81%E5%B8%82%E5%A0%B4
    53:41 阿部共実:日本の漫画家。著書に『空が灰色だから』『ちーちゃんはちょっとたりない』など。可愛らしい絵柄ながら、日常の不安や暗闇を容赦なくえぐり出す作風に定評がある。
    53:45 『ちーちゃんはちょっとたりない』:阿部共実著。ちょっと頭の悪い「ちーちゃん」と主人公「ナツ」とを中心に、女子中学生のほのぼのした日常を描くだけでは到底終わらない漫画。「このマンガがすごい!2015 オンナ編」第一位。

    56 min
  • Radio Dialogue 第2回(Vol.2)
    Radio Dialogue第2回(Vol.2)を配信します。収録は10月8日(金)の午後10:00から開始し、午前1:00頃終了しました。「わからない」をテーマに2人の話者が話題を持ち寄って対談し、フリートークののち最近読んだ本について話しました。各vol.ごとに編集が終わり次第、随時配信して参ります。第3回(vol.1)の配信は10月20日頃を予定しています。Radio Dialogueではリスナーの皆さんのコメントを募集しています。「わからない」、あるいは「わかる」につ..
    29 min
  • Radio Dialogue 第2回(Vol.2)


    Radio Dialogue第2回(Vol.2)を配信します。
    収録は10月8日(金)の午後10:00から開始し、午前1:00頃終了しました。
    「わからない」をテーマに2人の話者が話題を持ち寄って対談し、フリートークののち最近読んだ本について話しました。

    各vol.ごとに編集が終わり次第、随時配信して参ります。
    第3回(vol.1)の配信は10月20日頃を予定しています。

    Radio Dialogueではリスナーの皆さんのコメントを募集しています。「わからない」、あるいは「わかる」についてがんがんご意見・感想・その他をお寄せください。Twitterのハッシュタグは#ラジオダイアログをお使いください。いただいたコメントは積極的に番組内で取り上げます。

    番組の進行は以下の通り:
    ・前回収録の振り返りとPodcast配信の苦労話
    ・先攻:カノウソウスケ「感想文の書き方がわからない」
    ・後攻:GARIO「散髪のオーダーの仕方がわからない」(←今回はここまで)
    ・フリートーク
    ・読書コーナー:『火車』『文鳥』





    Vol.2 Section B
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    キーワード:
    散髪
    髪形
    アナログとデジタル
    意思決定
    行動経済学
    プロフェッショナル



    ↓↓トークの解説を読む↓↓

    ・後攻
    00:30 「差がない」:ネイマン=ピアソン流の統計学的仮説検定においては、「差がある」ことを示すために帰無仮説(二つの群に差がない)を棄却することによって背理法的に差を議論する。
    01:22 モジャモジャ:ちなみに漫画『のだめカンタービレ』で主人公のだめが作曲した作品が「もじゃもじゃ組曲」である。
    03:10 「小学生くらいの頃、髪の毛がストレートのサラサラ」:今となっては誰も信じてはくれない。
    03:35 全か無かの法則:個々のレベルにおいて、筋繊維や神経繊維は与えられた刺激が閾値を超えないとまったく反応せず(無)、閾値を超えると最大限に反応する(全)という法則。ただし、筋繊維や神経繊維が集まって総体となった場合、最大限反応する要素とまったく反応しない要素の割合によって、刺激に対する反応の強弱が発生する。
    04:34 大学院生:教育研究機関である大学院に所属する学生。俗に「院生」と称される。生息場所は研究室や大学によって千差万別。
    05:07 ドレッドヘア:正確には「ドレッドロックス」。ジャマイカのラスファタリ運動を発祥とする髪形。髪の毛が互いに絡み合ってロープのようになっている。本来は自然にロープ状になるものらしいが、人工的に作ることができる。→ドレッドロックス-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
    05:08 アフロヘア:「アフリカ系の髪形」を意味する、パーマによって髪を大きく丸く膨らませた髪形。アフロ櫛による手入れが不可欠で、それを怠るとドレッドヘアになる。ただし、アフリカ系の人々に比べると直毛傾向の強い日本人はその限りではないと思われる。
    05:36 「アフロもドレッドも髪の毛が洗えない」:これは一部間違い。アフロはふつうに洗髪できるらしい。一方、ドレッドが洗髪しにくい髪形なのは確かなようで、専門の理髪師による洗髪が行われるらしい。
    06:25 スポーツ刈り:前髪を少し長めに刈り上げる髪形。ところで、GARIOはこの時点では丸刈り=スポーツ刈りだと勘違いしている。→スポーツ刈り-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E5%88%88%E3%82%8A
    06:35 「スポーツ刈りは北海道の方言である」: カノウは漫画『動物のお医者さん』でそういう言葉を読んだ気がしたのだがどうだったか。
    07:56 角刈り:日本料理人に典型的な髪形。スポーツ刈りに似るが、前髪と横髪のつなぎ目が角っぽいのが角刈りであるらしい。
    08:51 「めいじょうしがたき」:名状しがたき。「言葉で表現するのが難しい」という意味の形容詞。一般的な形容詞だが、一部コミュニティからは『クトゥルフ神話』を連想させるものとして知られる。
    08:55 「さんち」:SAN値。クトゥルフ神話を題材としたTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)『クトゥルフの呼び声』で用いられるパラメータのひとつ。正気度(Sanity値)のことであり、SAN値が低くなるとプレイヤーは狂気に陥ってしまう。日常的には、宇宙的恐怖や冒涜的な出来事に遭遇したときにSAN値は下がるとされる。参考として→テーブルトークRPG-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AFRPG
    08:59 名状しがたい夏休み:正しくは『クトゥルフ神話TRPGリプレイ みなせゼミの名状しがたき夏休み』。GARIOはゲームショップで見かけて、そのタイトルの奇抜さに圧倒されただけで、実際に読んだことはない。参考として→リプレイ(TRPG)-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4_(TRPG)
    09:07 日本橋(にっぽんばし):大阪の代表的な電気街・オタク街。大型家電量販店が各地に展開された昨今、むしろオタク街としてのアイデンティティを確立し始めている。東京には同様の地名で「日本橋(にほんばし)」がある。
    11:40 渡哲也:日本の俳優。『西部警察』などのドラマで有名。同作品での角刈りにサングラス姿は彼のトレードマークと言える。後述の石原裕次郎が設立した芸能事務所「石原プロモーション(俗に石原軍団)」に所属しており、かつては取締役も務めていた。
    11:43 石原裕次郎:日本の俳優・マルチタレント。故人。元東京都知事の石原慎太郎の弟。『嵐を呼ぶ男』などの映画、『西部警察』『太陽にほえろ!』などのドラマで有名。生前から死後の現在まで熱狂的なファンがいる。ただ52歳で亡くなっているので、1980年代後半以降の生まれの人だと、彼の情報に接する機会がないことも多い。
    12:51 「どっちのパンを買うか、どっちのパンが重いかではかっていた」:実話。こんな方法で食品を購入する人と遭遇したのは、当時のGARIOの生涯の中では初めてだった。ちなみにGARIOも「腹いっぱいになると作業効率が下がる」と言って3食をみかんゼリーで済ませていた時期があり、あまり人のことは言えない。
    13:27 「今明かされる、『マジか』」:カノウにとってすればその事実をGARIOが覚えていたことの方が驚きであった。
    14:41 行動経済学(Behavioral Economics):経済学の一分野。合理的で利己的な人間像である「合理的経済人」を採用する典型的な経済学と異なり、行動経済学は観察・実験を通じて得られる現実に近い人間像を採用して、社会経済現象を分析・説明する。簡単に言えば、経済学に心理学がくっついたような学問。
    14:45 「ジャムの銘柄が多いほど、意思決定のコストが高まる」:「ジャムの法則」のこと。選択肢が多いと判断を下しにくくなる(判断を下すのにストレスがかかる)という法則。ジャムの銘柄が少ないケースと銘柄が多いケースを比較すると、後者でジャムを購入した人数が前者より少なくなるという実験結果から導き出された。これによって「豊富な商品展開が顧客の満足度を高める」という戦略が必ずしも最適でない可能性が提起され、さまざまな市場の商品・サービスの販売戦略に影響を与えたとされる。
    14:54 「ハーバード白熱教室の人」「目の見えない人」:上記のジャムの法則を提唱した科学者シーナ・アイエンガーのこと。コロンビア大学ビジネススクール教授。病気で視力を失っている。主な著書に「選択の科学」がある。
    16:44 「けいらく」:経絡。東洋医学において、気や血や水が体内を流れる通り道として考えられているもの。鍼灸院などに行くと、概して全身の経絡を表した人体図が診察室に貼ってある。
    17:27 「デジタルじゃない処理」:「デジタル」とは、ある量をとびとびの値で表現すること。「デジタルじゃない」ということは、ある量を連続的な値で表現することである。ここでは、美容師が染料を調合するなら、無数の中間色が存在しうるので、単純に「茶」とか「金」という感じで髪色を指定できないね、という程度の意味。
    17:53 「アナログ処理」:「デジタルじゃない処理」と同義。髪の染め方がアナログ処理ならば、髪色の指定の仕方は「明るめで」とか「軽やかに」みたいな言い方になるのだろう。
    19:57 「理髪師(理容師)と美容師は資格が違う」:理容は「頭髪の刈込や顔そりによって容姿を整えること」で、美容は「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること」なので、技術的には類似していても目的が異なる。業務範囲も法律で定められており、理容師法・美容師法がそれぞれ存在する(2015/10/18現在)。
    20:16 ごめんね。
    20:58 モヒカン:頭の左右を刈り上げて、中央部分だけ残した髪形。インディアンの髪形を発祥とするが、今のモヒカンは1970年代のパンク・ファッションで流行したもの。かなり特徴的なので、カタギの人はしない方が良い。
    21:01 『タクシードライバー』:マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の1976年のアメリカ映画。元海兵隊員のタクシードライバーである主人公が、腐敗した社会への怒りや失望から過激な行動に出るという話。終盤で主人公が髪形をモヒカンにするというくだりがある。
    21:10 アメリカン・ニューシネマ:1960年代後半から70年代後半にかけて起きたアメリカ映画史上のムーブメント。初期の作品に『俺たちに明日はない』『ワイルドバンチ』など。
    23:38 「QBクラブ」:正しくは「QBハウス」。シャンプーや顔そりサービスを排したヘアカット専門店。駅の構内で見かける人も多いだろう。カットに要する時間は約10分。料金は税込みで1,080円。ちなみに「QBクラブ」はアメリカンフットボール用品の専門店。
    24:55 「自分の髪の毛を切らない村人の~」:「床屋のパラドクス」のこと。「ある村でただ1人の床屋は、『自分でひげを剃らない村人のひげを剃り、それ以外の村人のひげは剃らない』という規則に従う。この場合、床屋自身のひげは誰が剃るのか」という問題は、次のような2つの矛盾を生む。第1に、床屋が自分のひげを剃らないなら、床屋は『自分でひげを剃らない村人』になるので、『自分でひげを剃らない村人のひげを剃る』という規則に従って自身のひげを剃らなければならなくなって矛盾に陥る。第2に、床屋が自分のひげを剃るなら、床屋は『自分でひげを剃らない村人のひげを剃る』という規則に矛盾する。集合論のパラドクスである「ラッセルのパラドクス」を具体的に描写したもの。→床屋のパラドックス-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%8A%E5%B1%8B%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
    25:47 『のだめカンタービレ』:二ノ宮知子の漫画。クラシック音楽をテーマとしている。ドラマ、アニメ、実写映画化されており、一般的な知名度もきわめて高い。
    28:08 ゲシュタルト(Gestalt):ドイツ語で「形」「形態」「状態」。ここでは特にゲシュタルト心理学における「全体性」「全体的な枠組み」という概念を指している。美容師は施術するとき、細部ではなく、全体的な髪形を見据えているのだろうという程度の意味。


    29 min
  • Radio Dialogue 第2回(Vol.1)


    Radio Dialogue第2回を配信します。
    収録は10月8日(金)の午後10:00から開始し、午前1:00頃終了しました。
    「わからない」をテーマに2人の話者が話題を持ち寄って対談し、フリートークののち最近読んだ本について話しました。

    各vol.ごとに編集が終わり次第、随時配信して参ります。
    第3回(vol.1)の配信は10月20日頃を予定しています。

    また、全体をまとめて視聴できるよう動画サイトでの配信も現在準備中です。

    Radio Dialogueではリスナーの皆さんのコメントを募集しています。「わからない」、あるいは「わかる」についてがんがんご意見・感想・その他をお寄せください。Twitterのハッシュタグは#ラジオダイアログをお使いください。いただいたコメントは積極的に番組内で取り上げます。

    話者:
    GARIO:大衆小説家。リアクション貧乏。
    カノウソウスケ:退廃音楽家。器用貧乏。

    番組の進行は以下の通り:
    ・前回収録の振り返りとPodcast配信の苦労話
    ・先攻:カノウソウスケ「感想文の書き方がわからない」(←今回はここまで)
    ・後攻:GARIO「散髪のオーダーの仕方がわからない」
    ・フリートーク
    ・読書コーナー:『火車』『文鳥』





    Vol.1 OP-Section A
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    キーワード:
    コメント
    批評
    読書感想文
    学校教育
    集団行動



    ↓↓トークの解説を読む↓↓

    ・オープニング
    02:24 台風:2015年10月8日、北海道は台風23号で大荒れの天気だった→(http://news.yahoo.co.jp/pickup/6176813)
    03:09 気候変動(climate change):気候(長期的な気象状態)が変化すること。地球温暖化も気候変動の一種であるといえる。参考→気象庁|気候変動| http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/3-1.html
    03:40 Radio Dialogueは『わからない』が合言葉です。
    04:00 Podcast:インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開する方法の1つ→ポッドキャスト-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88)
    04:09 iTunes:Appleが提供しているアプリケーションの1つ。音楽や動画を再生、整理、購入、販売することができる。Redio DialogueはiTunes storeにてPodcastとしても配信されているが、現状では話者両名とも使いこなせているとは言えない
    04:23 iTunes store:Appleが運営しているオンラインストア。iTunesを介して利用できる。
    05:00 ということでRedio Dialogue第2回はVol.ごとにブログの記事を分割している。
    05:36 別にGARIOはAppleへの不信感からクレジットカード情報を提供したくないのではなく、単にクレジットカードを持っていないので提供したくてもできないだけである。
    06:26 作業が終わった頃、既に世界は夜明けを迎えていた。
    06:47 「~ Apple IDをつぶす」:Apple IDは提供するサービスを受けるために必要なアカウント。これを作成するのは無料だが、先にこれを作成してしまうと、後述のようにitunesなどにサインインするときにクレジットカード情報を提供しなければならなくなる。Apple IDをつぶす(削除する)ためには→(http://hascha.blogspot.jp/2015/04/appleid.html)
    07:57 クレジットカード情報なしでitunes storeにサインインするには→「Apple IDのお支払い情報の編集時に「なし」を選択できない理由」(https://support.apple.com/ja-jp/HT203905)と「クレジットカードやその他お支払い方法を使わずに、iTunes store、App store、またはiBook storeのアカウントを作成する」(https://support.apple.com/ja-jp/HT204034)を参照。Appleのページと相性の悪いあなたはこちらなど→(http://www.ipodwave.com/ipod/appleaccount.htm)
    09:12 「プリペイドカードの購入番号」: 正確にはiTunes カードおよびiTunesコード。
    09:35 ダイジェスト(digest):消化物。転じて要約。
    10:09 ちなみにカノウはネットラジオというものを聞いたことがあまりない。
    12:38 実際、GARIOは楽しく収録しております。感情が表には出ていないようですが。
    13:22 注釈:ブログの記事の追記に格納されている「解説」のこと。ラジオ内で発言された専門用語や内輪話に対して、それらが発言された時間を添えて解説されている。ラジオ本編を強力に補完するものなので、ぜひ読んでいただきたいところ。
    15:40 落穂拾い:話者両名が編集時に気付いた、ラジオ本編において説明不足だった部分を拾い上げる補助的番組企画。なお「落穂拾い」の原義は、田畑の収穫されそびれた穀物の穂を拾って集めること。貧者への権利として旧約聖書にも記載がある(落穂拾い - Wikipedia| https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E7%A9%82%E6%8B%BE%E3%81%84)。「落穂拾い」を主題とした絵画では、ジャン=フランソワ・ミレーの作品が有名。
    16:45 「積極的に取り上げていこうと」思ってはいたが、今回の収録では取り上げることができずたいへん遺憾である。

    ・先攻
    18:40 琴線:琴にはる糸。慣用句的に、人の心情を動かすことを「胸の琴線にふれる」という。
    21:39 「子どもらしい」「大人が喜びそうな」:GARIOがいかに学校教育に対して歪んだ目で見ているかがわかる。
    22:05 エモーション(emotion):感情を表す言葉はいくつかあるが、emotionは感動とか感激とも言える、比較的強い感情を示すことが多い。
    23:08 主客未分の状態:主体と客体との区別がない状態。哲学者西田幾多郎(にしだきたろう)の用語だが、話者も西田の著作を読んだ上で使ってはいないので、正確ではない。
    24:28 「よだかの星」:宮澤賢治の作品。容姿の醜い鳥「よだか」が仲間から疎まれ、自分の生き様を嫌悪し、終いには夜空を飛び続けて「よだかの星」となるという話。
    青空文庫「よだかの星」 http://reception.aozora.gr.jp/aozora/cards/000081/files/473.html
    25:20 コメント(comment):論評、評言、批評。英語では日本で日常的に用いられる場合と比べて堅苦しい意味を持つ。
    25:32 フィードバック(feedback):元来は制御工学の用語で、出力の一部を取り入れること。フィードバックを受けてシステムは入力や操作を変更する。出力の変化によって、変化がさらに大きくなる方向に促進するものを正のフィードバック、変化が小さくなるように抑制するものを負のフィードバックと呼ぶ。クリエイターは常に正のフィードバックを求めています。
    25:34 ハードルが高い・敷居が高い:とっつきづらい・手をつけにくいこと。原義的には、一度もしたことがないことに対して「敷居が高い」と呼ぶのは誤用扱いらしい。
    25:51 一次創作:既存の作品をもとにした作品を二次創作と呼ぶのに対して、いわゆるオリジナル作品のことをさして呼ぶ語。二次創作の同人活動が周知されるのにしたがって生じたレトロニム。→レトロニム - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%A0
    26:40 「こうせつ」:巧拙。
    28:18 「つかれる」:ここでは「突かれる」。
    29:19 goo辞書→かんそう【感想】の意味 - 国語辞書 - goo辞書 | http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/48882/m0u/%E6%84%9F%E6%83%B3/
    29:31 情動:感情のうち、比較的短期的なもの。気分などと区別される。
    29:47 もののあはれ:平安文学における重要な情緒・美を表す概念。本居宣長が提唱し、紫式部の『源氏物語』において頂点を極めたとされる。→もののあはれ-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%AF%E3%82%8C
    29:49 (いと)をかし:平安文学における重要な情緒・美を表す概念。清少納言の『枕草子』において確立され、「もののあはれ」と比べると明るい印象がある。関係ないが、Redio Dialogueのオープニング口上の締めくくりの言葉でもある。→をかし-Wikipedia|https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%97
    29:55 「えいたんする」:詠嘆する。感動が声に出ること。詠嘆を論理的に説明してしまったとき、その詠嘆は詠嘆のままでいられるのか。
    30:21 「来た、見た、勝った」 “Veni, Vidi, Vici.”:戦争の勝利を簡潔に伝えたカエサルの言葉。カノウのこの発言に対してGARIOの反応が薄いのは、誰が言った言葉だったかわかっていなかったからである。
    31:51 「小学生のくせに方程式を使ったらちょっと…」:中学校受験のために学習塾などに通っている小学生の中には、算数の問題を方程式で解こうとするマセたのがいるという。
    つい最近ではこういうのも:小学校の算数のテストで解き方は合ってるのに不正解扱いに。予習したものを使ってはダメなの? - Togetterまとめ | http://togetter.com/li/883399
    33:20 見たのはこのページ。→読書感想文4つの鉄則|読書感想文の書き方|作文クラブ | https://www.zkai.co.jp/el/course/sakubun_club/kansoubun-kakikata/4rules.html
    34:21 「そくてんきょし」:則天去私。「天に則(のっと)り、私を去る(我執を捨て、自然に身を任せよ)」という意味。夏目漱石が晩年に至った境地とされるが、GARIOにしてみれば「そうなの?」といった気分である。
    35:29 『うしおととら』:藤田和日郎の漫画。王道。最近アニメが放送された。
    36:05 「クラムボンは、死んだよ」:宮澤賢治の作品「やまなし」に登場する台詞。同様の台詞に「かぷかぷ笑ったよ」などがある。「クラムボン」が何を意味するかについては諸説あり、定かではない。
    青空文庫「やまなし」http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46605_31178.html
    参考:「クラムボン」の正体、ついに明らかに 論争に終止符 | http://kyoko-np.net/2010060701.html
    36:38 「学校の国語の授業という制約のもとで」:日本の国語教育における「読み」の背後にある制約については石原千秋『大学受験のための小説講義』に詳しい。
    36:44 「解が一意的に決まる」:正解がひとつに定まるといった意味。
    38:18 「『感想文性』というか『感想文イデア』みたいな~」:「イデア」は理念・理想。ここでは「感想文」についてある理想的な状態があって、それに近づけばよい(評価を得られる)という程度の意味。
    38:43 「分析的に」:「直感/直観的に」読むのと対照的に、意識的に、構成などをよく考えながら読むということ。
    39:43 自由律:既存の型を破った形式。自由律俳句・自由律短歌などがある。基本的には、既存の型を習得した上であえてそれを破ることを自由律と言い、初めから無茶苦茶なのは自由律とは言わない。
    40:37 「良い感想文の定義の問題というか~」:ここでカノウは「良い感想文」を「我々の琴線に触れる感想文」と定義し、一方のGARIOは「学校が子どもに望むような感想文」「学校が定めたフォーマットに沿った感想文」と定義している。定義が食い違ったまま話していくのはまずいということで、GARIOは熱心に弁明している。
    42:20 「これはコメントになってしまうんだけど」:学会の質疑応答場面にて用いられる枕詞のひとつ。発言に対する相手からの回答を必要としない際に使われる。内容は情報提供や助言、感想など。「質問ではない」ので、私は敵ではないという意思表示になり、相手の警戒心を緩める機能をがある。この手の枕詞には「非常に興味深い発表をありがとうございました」「(専門外なので)詳しくはないのですが」「ナイーブな(素朴な)質問で恐縮なのですが」がある。もちろん額面通りに受け取ってはいけない。
    42:29 レギュレーション(regulation):規制・制約・制限。ルール(rule)と比べると法的拘束力の強い規則を指す。ただし、カードゲームなどの分野ではルールと言うべきものをレギュレーションと言ったりする。
    44:50 イデオロギー(ideology):思想・信条。
    45:52 「最近話題ですけどね」:収録時、小中学校における組体操の事故が取り沙汰されていた。
    47:02 「すごいシビリアン的な」:シビリアン(civilian)とは、(軍人に対して)民間人・文官。
    49:11 「ムカつくというか~」:ちなみにGARIOが荒い言葉を使うことは滅多にない。
    50:58 それまでカノウはあまり学校特有のルールというものを意識したことがなかった。
    51:43 「近似的に」:完全に正確ではないが、ある程度の正確性をもって再現したり予測したりすること。
    52:04 「よい近似」:他の近似方法に比べて精度や効率がよい近似法であること。。
    52:09 「さもありなん」:「そういうこともあるものか」。

    54 min
  • Radio Dialogue 第1回
    Radio Dialogue第1回を配信します。収録は10月3日(土)の午前0:00から開始し、午前3:00頃終了しました。「わからない」をテーマに2人の話者が話題を持ち寄って対談し、フリートークののち最近読んだ本について話しました。番組に関する詳細および解説は記事の下部をご覧ください。第2回の配信は10月中旬を予定しています。Radio Dialogueではリスナーの皆さんのコメントを募集しています。「わからない」、あるいは「わかる」についてがんがんご意見・感想・その他をお..
    35 min
  • Radio Dialogue 第1回


    Radio Dialogue第1回を配信します。
    収録は10月3日(土)の午前0:00から開始し、午前3:00頃終了しました。
    「わからない」をテーマに2人の話者が話題を持ち寄って対談し、フリートークののち最近読んだ本について話しました。番組に関する詳細および解説は記事の下部をご覧ください。

    第2回の配信は10月中旬を予定しています。
    Radio Dialogueではリスナーの皆さんのコメントを募集しています。「わからない」、あるいは「わかる」についてがんがんご意見・感想・その他をお寄せください。Twitterのハッシュタグは#radio-dialogue#ラジオダイアログをお使いください。いただいたコメントは積極的に番組内で取り上げます。

    ○2015年10月15日追記○
    Radio Dialogue 第1回の全編をYouTubeにて公開中です↓
    Radio Dialogue 第1回(クリックするとリンクへ飛びます)
    2時間程度の長さ、聞き逃しても悔しくない内容――作業用BGMに最適です。
    ぜひご視聴ください。


    話者:
    GARIO:大衆小説家。感情を忘れてきた。
    カノウソウスケ:退廃音楽家。よく笑う。

    番組の進行は以下の通り:
    ・趣旨説明
    ・先攻:GARIO「共感性について」
    ・後攻:カノウソウスケ「医者のかかりかたがわからない」
    ・フリートーク
    ・読書コーナー:『姉飼』『機械より人間らしくなれるか?』





    Vol.1 OP-Section A
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    Keywords:
    共感性
    援助行動
    サイコパス
    生まれ持った性質

    Vol.2 Section B
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    Keywords:
    受診
    医療
    コミュニケーション
    脳
    主観性・客観性

    Vol.3 Free Session
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    Keywords:
    世界観
    味覚
    笑い
    感覚
    食べ物
    おいしさ
    発酵と腐敗
    ”生(なま)”という概念

    Vol.4 Book Session
    このブラウザでは再生できません。
    Keywords:
    ホラー
    恐怖
    人工知能(AI)
    チューリング・テスト
    ディープラーニング
    技術的特異点(シンギュラリティ)
    ロボティクス


    ↓↓トークの解説を読む↓↓


    Vol.1 OP-Section A
    00:46 話者(わしゃ):話す人のこと。
    02:20 収録は日本時間で2015年10月3日AM0:00から行なわれた。
    04:18 筆名(ひつめい):ペンネームのこと。
    04:42 P名(ぴーめい):かつてニコニコ動画の音声合成界隈では、視聴者が動画投稿者にP名(プロデューサー名)として愛称をつける風習があった。
    06:56 メトリック(metric):測度、尺度に関すること。
    07:20 先攻(せんこう) 野球など攻撃と防御とを交互に行うスポーツの試合で、攻撃の順番が先であること。
    08:33 『社会心理学キーワード』p148:共感性について詳しく記述されているものの、共感性の定義ははっきり書かれていない。

    社会心理学キーワード (有斐閣双書―KEYWORD SERIES) -
    09:02 共感 - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F
    12:28 「コミュ力(こみゅりょく)」:コミュニケーション能力の略。コミュニズム力ではない。
    14:02 援助行動(えんじょこうどう):他人を助ける行動。さまざまな分野で研究が行われている。
    17:18 「メタ」共感:メタ(meta-)は「より上位の」を意味する接頭辞。例えばメタ記憶といえば「記憶についての記憶」ということになる。ここでは共感に対するメタ認知に近いかもしれない。
    18:14 「合理的なプロセス」:人間の情報処理には思考による冷静で計算的な処理(アルゴリズム)とそうではない簡便法的な処理(ヒューリスティクス)があることが経験的に知られている。ここでは前者に近い処理をしているのか、という程度の意味。
    18:17 セカンドベスト(second-best):次善の。最善(ファーストベスト)ではないがそれに次ぐ手であるということ。
    19:45 「原始人」:大昔、原始的な社会で暮らしていた人間を指している。人間より前に存在したヒト科動物を指しているわけではない。
    20:22 村八分:みんなから仲間はずれにされること。現代ならともかく、手と手を取り合って暮らしていた原始的社会では、仲間はずれは命にかかわるくらいの仕打ちだったろう。
    22:40 ここで笑ったのは共通の知り合いを想像したため。
    24:33 セレクション(selection):ここではnatural selection(自然淘汰)のこと。統計学の文脈では特定の属性を持った標本が集まってしまい、集団全体が偏ってしまうセレクションバイアス(選択バイアス)というものもある。どちらも、特定の性質を持つ個体が選択される(それ以外が淘汰される)という含意がある。
    25:21 サイコパス(psychopath):精神病質者。反社会的人格を有すると言われている。サイコパス傾向にはなんらかの生得的・器質的な基盤があるのではないか、すなわちサイコパスはサイコパスたる何かを生まれ持っているのではないかと考えられている。
    25:30 「アニメで~」: PSYCHO-PASS - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/PSYCHO-PASS
    25:50 元名大女子学生の精神鑑定終了 名古屋家裁 :日本経済新聞 | http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD28H2K_R30C15A8CN8000/
    26:04 DSM:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders(精神障害の診断と統計マニュアル)。アメリカ精神医学会によって出版されている精神障害の診断に関する手引き。現在第五版(DSM-5)が最新。
    27:38 責任能力:刑法上は犯罪成立の必要条件として、構成要件該当性(法律上定められている犯罪の類型に適合するか)・違法性、そして有責性が求められる。そのため違法な行為であっても、行為者が責任能力のない場合は処罰されないことがある。
    27:58 減軽(げんけい):犯罪の成立が認められた場合にその情状を酌量して処罰を軽くすること。
    28:11 吉良吉影(きらよしかげ):荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』第四部に登場するキャラクター。触れたものを爆弾に変える能力を持つスタンド「キラー・クイーン」を操る。生まれつきの殺人衝動反社会的衝動性を持つこと、冷酷に自分の利益を追求することから、サイコパスの例として相応しいと思われる。(サイコパス傾向を持つ人が一様に殺人衝動を持つわけではない。遵法心、共感性、罪悪感の薄さのような感情面の障害を生まれ持ち、それが反社会的衝動性につながると考えられている。殺人衝動は反社会的衝動性の一部であるということで、解説文章の簡単のために省略した物言いをしてしまった。たいへん申し訳ない怠慢、間違いである。謝罪します)
    30:19 神経犯罪学(しんけいはんざいがく):犯罪といった反社会的行動の神経的基盤を研究する学問。同名の書が出版されている。
    31:15 マイノリティ・リポート(Minority Report):スピルバーグ監督によるSF映画。フィリップ・K・ディックの同名小説(The Minority Report)が原作。予知能力によって犯罪者が未然に捕えられる社会を描く。
    32:04 状況証拠(じょうきょうしょうこ):犯罪事実を間接的に証明する証拠のこと。
    32:52 ディストピア(dystopia):理想郷(ユートピア)の正反対の社会。はじめからディストピアを作ろうとする人はほとんどおらず、たいていユートピアを作ろうとしてどこかで道を誤るものだ。

    Vol.2 Section B
    00:01 後攻(こうこう):先攻に対して、攻める順番が後であること。
    02:02 「赤い背景の~」:レッド・グリーンテストというらしい。
    04:27 「しゅうそ」:愁訴。
    11:01 ランドルト環:視力検査に使われる切れ目の入ったリングのこと。
    12:06 「俺の目を盗んだな」:アニメ『攻殻機動隊SAC』の登場人物、バトーの台詞(正しくは「俺の目を盗みやがったな」)。
    12:31 「のうりょう」:脳梁 - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E6%A2%81
    12:46 「自分ではわからないのにわかっている」:知覚的には視覚を喪失した人が主観的な「見え」の感覚を持たないのに視覚刺激に反応する「盲視」という現象が知られている。
    12:50 てんかんの治療などの理由で脳梁を切断された、すなわち右脳と左脳が分離された脳の状態を「分離脳」と言う。分離脳患者に起きる奇妙な現象についてはWikipediaの「分離脳」の項にて。→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E9%9B%A2%E8%84%B3
    15:15 モスキート音:加齢による可聴域の減少のため、年齢によって聞こえるか聞こえないかが変わる超高音域の音。不快に感じられるとされる。「若者にしか聞こえない音」と形容される。ちなみに「モスキート」は商品名。
    18:13 「70億人くらい~」:世界人口は2011年に70億を突破。
    18:52 共同注視(きょうどうちゅうし):相手と視線を共有し、同じ事物に注意を向けること。英語ではjoint attention。

    Vol.3 Free Session
    00:44 「ハウル~」:ちょうど10月2日の金曜ロードショーは「ハウルの動く城」であった。
    02:23 「~のかしら」:「~のか知らん」の短縮形。「ドラえもん」ののび太君などがよく使う。
    04:54 加齢変化。年齢を経たことで体質とか嗜好が変化すること。カレー変化ではない。
    05:42 腐敗という現象のうち、人間に都合いいものを発酵と呼ぶ。
    06:56 「水銀」:日本生協連のホームページによると、どうやらサンマはメチル水銀の危険性の低い魚の部類になるらしいので、水銀うんぬんは適切な理由でないようだ。なぜサンマの内臓を食べるのかについては以下の記事を参照のこと。→なぜ秋刀魚の内臓は食べられるの? | http://homepage2.nifty.com/osiete/s671.htm
    08:22 ×「他のサンマのわた」→○「他の魚のわた」
    09:49 「この料理を作ったのは誰だ」:料理漫画『美味しんぼ』4巻における美食家・海原雄山の台詞。正しくは「このあらいを作ったのは誰だあっ!!」
    11:00 トライアル(trial):試行。
    11:37 「ちょうそう」:鳥葬。チベット仏教やゾロアスター教における葬儀の仕方。死体を荒地に設置された鳥葬台に置き、ハゲワシなどに食べさせるというもの。ちなみに鳥葬で画像検索するとショッキングな写真が出るので注意。
    12:14 「どのお笑い芸人が面白いか」:どうやら関西出身のGARIOにとっては笑いは身体的感覚に近いようである。
    16:20 「リコリッシュというか」:以下を参照のこと。→リコリス菓子 - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%B9%E8%8F%93%E5%AD%90
    16:24 サルミアッキ:塩化アンモニウムとリコリスでできたお菓子。世界一まずい飴などと言われるが、フィンランドなどの北欧の国々では愛されているらしい。キャンディが有名だが、チョコレートやアイスクリームと形態はさまざま。GARIOはカノウがおみやげとして買ってきたのを試食したことがある。
    19:11 シュールストレミング:スウェーデンの特産の発酵食品。世界一臭い食べ物と呼ばれる。詳しくは以下のwikipediaの記事を参照→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
    19:28 「川かどっかで~」:日本でシュールストレミングの輸入を取り扱う川口貿易のページでは「(1)必ず屋外で、できればビニール袋(ゴミ袋)の中で開缶してください。醗酵が進んでいると汁が噴き出します。 周囲や風下に人がいないことを充分に確認して缶を開けてください。(2)衣服や室内に汁が飛ばないようにご注意下さい。※汁がついた服は洗濯しても臭いやシミが取れなくなります。あきらめましょう。」との注意があったが、川という記載はなかった。話者の誤認か (シュールストレミングを食べるWeb記事では河川敷で開封していることが多い)。
    20:20 スペクトラム(spectrum):連続体。スペクトル。ここでは食品の腐敗の過程は連続的であり、腐る瞬間を特定することはできない、という程度の意味。
    21:33 生卵の賞味期限:日本養鶏協会による生卵の賞味期限の説明→ 日本養鶏協会 | http://www.jpa.or.jp/chishiki/anshin/01.html
    23:03 アニサキス: 魚介類から感染する寄生虫。線虫の仲間。寄生を防ぐためには60℃で1分以上の加熱、あるいは長時間の冷凍が必要。
    23:24 「サケは川魚か」:どうやらサケは回遊魚に分類されるらしい。ちなみに身に色がついているが白身魚である。
    23:36 ルイベ:冷凍保存した魚を凍ったまま刺身にして味わう魚料理。アイヌ語で「融けた食べ物」の意。
    23:48 北大路魯山人:日本の芸術家。美食家として知られる。
    24:14 「死因って書いてある」: 検索バーに「北大路魯山人」と入力したら単語候補として出てきた。
    24:30 見たページはこちら:北大路魯山人の死因|人間ドック専門クリニック「わかすぎファミリークリニック」 | http://ameblo.jp/e-dock/entry-11627819877.html
    24:34 「かんきゅうちゅう」:肝吸虫。寄生虫の一種。
    25:41 「寄生虫はヤバいですよ」:そういえばこの春、カノウは東京は目黒の寄生虫館を見学してきたのだった。
    26:25 これである→ http://donnk.com/doku/
    26:43 レバー問題:食品衛生法に基づき、2012年7月1日より飲食店や販売業者が牛のレバーを提供する行為が禁止された。また、2015年6月12日より豚レバーについても同様に禁止された。
    →厚生労働省「牛レバーを生食するのは、やめましょう」
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syouhisya/110720/
    「豚のお肉や内臓を生食するのは、やめましょう」
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syouhisya/121004/
    27:18 「評判があがる、みたいな」:一見生存の可能性を下げるような形質が進化することの説明のひとつとして「ハンディキャップ理論」がある。たとえば、クジャクのオスが持つきれいな尾羽は運動の妨げになるが、一方でそんなものをぶら下げてても生きていられるほど優れた肉体を持つのだというシグナルにもなる。
    28:59 余談だが、今でも老人ホームなどでは生野菜を洗剤で洗ってから提供している。
    29:01 台所用洗剤が野菜の回虫卵の保有率の低下や農薬除去に効果を発揮したという記述がある。→日本石鹸洗剤工業会 台所用洗剤の役割と技術の変遷 | http://jsda.org/w/01_katud/a_seminar09.html
    29:18 「サナダムシですね、特に」:得意げにいっているが、回虫や蟯虫も含まれるので必ずしも適切ではない。
    35:41 『セクシィ・ギャルの大研究』:著者は上野千鶴子。世の中のエロティックな広告をフェミニスト的観点から分析したもの。話題には挙げたものの、詳細な内容を忘れてしまっている。読み直すことにする。

    セクシィ・ギャルの大研究―女の読み方・読まれ方・読ませ方 (岩波現代文庫) -

    Vol.4 Book Session-ED
    00:38 「あねかい」:「姉飼」。遠藤徹の小説。第10回日本ホラー小説大賞受賞作。
    02:51 大槻ケンヂ:日本のミュージシャン、作家。サブカルチャーに強い。
    06:02 『機械より人間らしくなれるか?』:著者はブライアン・クリスチャン。
    06:11 チューリング・テスト:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88
    06:14 チューリング(Aran Turing, 1912-1954):イギリスの数学者・コンピュータ科学者。計算可能性理論をはじめとするコンピュータ科学への貢献や、暗号解読で知られる。同性愛の罪で逮捕され、後に青酸中毒にて死去。2009年にイギリス政府が公式に謝罪し、名誉回復がなされた。
    07:03 「チューリングテストの大会がアメリカで」:ブライアン・クリスチャンが参加した2009年の大会はイギリスのブライトンで開かれたので正確ではない。
    08:44 ディープラーニング(deep learning):深層学習。多層構造を持つニューラルネット。ニューラルネットは、機械学習の方式の一つで、神経細胞を模したノード(人工ニューロン)の層からなる。画像認識や音声認識にすぐれる。
    08:49 ディープドリーム(deep dream):Googleが発表した深層学習アルゴリズム。予め学習した画像をもとに、入力された画像に処理を施すことでサイケデリックな画像を出力する。
    09:19 シンギュラリティ(singularity):技術的特異点(テクノロジカル・シンギュラリティ)のこと。現在の人類による科学技術の進歩の限界点。この限界点以降、科学技術の進歩は「強い人工知能」や知能をブーストされた人類に取って代わられ、現在の人類の理解できない領域に至るとされる。
    10:03 道具主義:科学哲学の用語。ここでは、チューリングテストが「AIが本質的な人間性を持つかどうか」より「うまく人間を装うことができるかどうか」を判定するためのテストになっているのではないかという疑問を呈するために用いている。
    11:05 パラダイム(paradigm):科学哲学の用語。非常に複雑な概念だが、誤解を恐れず言えば、ある科学分野において現在支配的な考え方のこと。
    11:08 機械学習:人間が行っている学習と同様のことをコンピュータで実現しようとする技術のこと。
    12:26 「鳥とかの種族の推定は~」:画像認識でそういう例があったという記事を見た気がするが発見できず。
    14:28 「いるんです、そういう人がね」:もちろん違う人も沢山いるのでよろしく。
    16:26 ロボティクス:ロボット工学のこと。大阪大学の創発ロボティクス研究室では、身体性と世界との相互作用を軸に人間の認知発達の理解を目指しているとのこと。→Asada Laboratory | Emergent Robotics Laboratory | http://www.er.ams.eng.osaka-u.ac.jp/asadalab/?page_id=36
    16:57 身体性:さまざまな分野で独自の定義がある用語。Wikipediaの「身体性」の項の「認知科学・人工知能における身体性」を参照。→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E6%80%A7
    21:19 なおアイザック・アシモフが提唱した「フランケンシュタイン・コンプレックス」という概念がある。→フランケンシュタイン・コンプレックス - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
    23:59 ラダイト運動:1811年から1817年頃、産業革命により機械が普及したことで失業を恐れた労働者が起こした機械破壊運動。→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%88%E9%81%8B%E5%8B%95
    26:35 エンディング曲"Ending Love Song"。編集のかたわらカノウソウスケが作詞・作曲した。

    35 min

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