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はっぴぃ!FM(佐世保)毎週水&金、朝8:00 ~ 8:15佐世保出身の作家、山口謡司が送るはっぴぃ!FMの番組「山口謡司の猫は視ていたニャン」猫はいつも奇想天外の未知の世界への道へと我々を誘ってくれる生き物。そんな猫の目で見た佐世保弁、そしてずっと古くからある日本語・・・猫の目、猫の手を借りて、言葉の力を、みなさんと一緒に探って行く - そんな番組です!... more
FAQs about 山口謡司の猫は視ていたニャン:How many episodes does 山口謡司の猫は視ていたニャン have?The podcast currently has 77 episodes available.
January 18, 2026第42回(2026年1月二週目放送)「コイワワイニクルッケン」「育休」本は、最後まで読めなくてもいい。持っているだけで、別の世界に入れる気がするからです。ページをどこから開いても、空気が変わる。そんな本があります。大学一年のとき、「コイワワイニクルッケン」と、先生から一冊のドイツ文学をもらいました。その言葉は不思議とドイツ語にも通じる、と教えてくれました。言葉は国を越えて、音や感覚でつながっているのです。「育休」。出産は母だけの出来事ではなく、父にとっても人生を見つめ直す時間です。子どもを育てることは、家族を、そして社会を豊かにします。 父と母が一緒に子どもを育て、愛のかたまりになっている、この一瞬を大切にしたいですね。...more11minPlay
January 01, 2026第41回(2026年1月一週目放送)「まばいか」「助長」「イカ」。お寿司屋さんで少し恥ずかしそうにそう口にする先生の姿が、今も心に残っています。「まばいか」。佐世保の言葉で「眩しい」という意味です。先生はまさにその人で、言葉や音の一つひとつが、静かに光を放っていました。音楽も言葉も、誰かに伝わって、再現されてこそ意味を持つ。だからこそ、強く押しすぎてはいけない。「助長」という言葉があります。もとは、良かれと思って手を加えた結果、かえって成長を損なう、という戒めの言葉でした。言葉も音も、人との距離や空気を感じ取りながら、そっと添えるもの。眩しい記憶とともに、言葉の選び方の大切さを、あらためて考えさせられます。...more13minPlay
November 30, 2025第35回(2025年11月26日&28日放送)「オッケフム」「ハゼ」「おっけーふむ」という古い九州弁。四股を踏む時、九州出身の力士は、「おっけーふむ」と言っていたそうなんです。「おっけ」というと、全身に勇気と気力が充満するそうなんです。公然と「おっけーふむ」と言うと、力がみなぎってくる気がします。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋。色々な秋がありますが、江戸時代ではハゼ釣りが秋冬の楽しみだったそうです。秋冬に脂がのって美味しくなるハゼ。天ぷらにしたり、ハゼの内臓を塩辛にして食べたり。秋は美味しいものがいっぱいですね。...more13minPlay
November 23, 2025第34回(2025年11月19日&21日放送)「ね」「大根」「お風呂入ったね」「私のこと好きね」。「ね」という言葉があるだけで言葉の印象って変わりますよね。「ね」をつけるだけで、ほんわかした、やわらかい印象になりますね。「ね」を使うと、一緒に共有している感じがして、人との関係もよくなりそうですよ、ね。冬になるとおでんが恋しくなりますね。やっぱりはずせない、「だいこん」。今では、「だいこん足」など、太い足を表す言葉として知られていますが、昔は、女性の肌の白さ、美しさを表す言葉だったんです。...more13minPlay
November 16, 2025第33回(2025年11月12日&14日放送)「シェー、シャン」「あわただしい」「シェーシャンシェン」。赤塚不二夫の「おそ松くん」のキャラクター、イヤミの口癖、「シェ―!」びっくりした時・恥ずかしい時、どんな時にも「シェ―!」といってポーズをとれば、みんなが笑ってくれる時代、ありましたね。「シャン」という言葉が戦前に流行りました。「シャン」は「美しい」というドイツ語が語源。後姿が美しい人を「バックシャン」、すごく綺麗な人を「スゴシャン」、とても綺麗な人「トテシャン」と言っていたそうです。「シェン」は、古い佐世保弁。今では、「~だから」という意味。「左様だから」が短くなって、「シェン」になったとか、、、、、「慌ただしい」という日本語。もともとは「泡ただしい」と書かれ、「泡」ができたかと思うと弾けて消えてしまう、、、「泡立つ」これが「慌ただしい」。朝起きて顔を洗い、朝食をとり、仕事をしていると、すぐ昼。お茶をしていたら、もう夕飯の時間。一日がアッという間です。だから、一週間も、一か月も、慌ただしく過ぎていくのは当然なのかもしれません。...more11minPlay
November 09, 2025第32回(2025年11月5日&7日放送)「らす」「渇風」「お父さん、おらす?」佐世保ではこう言います。「おらす」「いっとらす」「しよらす」。実は「いらっしゃる」の省略形で、「らす」という音には、やわらかい敬意と親しみが混ざっています。かしこまりすぎず、くだけすぎず。人への思いやりが、そっと言葉の奥に息づいているんです。「渇風」。新しい言葉なんです。「渇望」「渇求」という言葉があります。喉がかわいて水が欲しくなるように、切実に何かが必要になること、欲しがることをいいます。「風の渇望」という意味の「渇風」。実は、今、地球は「渇風」状態。温暖化で風が弱まり、地球全体で、風が不足しているのです。順風満帆という言葉があります。「帆掛け船」が風に乗って、スーっとすすんでいく様子を表した、「順風満帆」。このように人生を上手く進めるには、「千里眼」「順風耳」、つまり、視野の広さや雰囲気を読む力、風の見分けができるかどうかが大切です。...more12minPlay
November 02, 2025第31回(2025年10月29日&31日放送)「おそかー」「大根」佐世保弁の「おそかー」は、ただの「遅い」じゃなかとよ。びっくりしてる、怒ってる、呆れてる、笑ってる――ぜんぶ詰まっとる「おそかー」。ぼくの母校、佐世保北高校の教室の前には、「五分前の精神」って言葉が貼られていました。「なんでも五分前にしておきなさい」これは自分の心に染み込んでいます。忘れんうちに、先に先に、せておわっとかんば。昨今、国内外で特に「睡眠」について、これまで以上に多くの本が出されていることに改めて驚かされます。睡眠という漢字の「睡」は「目」が疲れ、瞼が「垂」れて張りがなくなり、自然に目を閉じる状態を表しています。つまり「睡眠」とは疲れて自然に目をつぶって外が見えない状態になっている事を意味しているのですが、現在の生活では目を閉じても外界からの視覚的情報を完全に遮断するのは難しいですね・・・...more12minPlay
October 26, 2025第30回(2025年10月22日&24日放送)「きんのうなった」「微醺」「きんのうなった」と聞いて「きのう?なった?」そう思われた方。ちがいますよ。「きんのうなった」とは――「黄色くなった」という意味の、佐世保弁です。たとえば、道端の銀杏の木を見て、「ああ、もう、葉っぱがきんのうなったねえ」と、誰かがつぶやく。その「きんのう」の音に、ぼくは、秋の光を感じるんです。風に吹かれて、葉っぱが色づいたときの、あの「ひととき」を包むような言葉なんです。「空高く馬肥ゆる秋」。秋は美味しいものがいっぱいです。キノコなら松茸、舞茸、ヒラタケなど。お魚ならカレイ、それにそろそろ解禁になる香箱蟹とか。そんな素晴らしい食材を使った逸品の味を更に引き立たせてくれるのが「お酒」。お酒は旨味を引き出してくれる力ですが、飲み過ぎてしまうと、せっかくの味が分からなくなってしまいます。ですから「ほろ酔い」程度がちょうど良い。この「ほろ酔い」を漢語で「微醺」と言います。...more10minPlay
October 19, 2025第29回(2025年10月15日&17日放送)「いっちょかれた」「ロナ・クエタ」愛猫、ずっとそばにいたネコが亡くなりました。カティちゃんです。18歳2ヶ月でした。8月12日のことでした。甲状腺が弱くなり、腎臓が機能できなくなって、胸水が溜まって心臓が動かなくなってしまったのでした。と言っても、年齢です。「ほとんど老衰です」とお医者さんは言ってらっしゃいました。「いっちょかれた」っていう喪失感を、こんなに深く感じるとは思ってもいませんでした。パソコンやスマホを購入するとき、ハードディスクの容量をどこくらいのものにするか、お財布との相談でもありますが、悩みますよね。最近では「テラ」という容量のハードディスクも珍しくなくなりましたが、データ容量はどんどん大きくなる一方。そのような中、新たに「ロナ」「クエタ」という単位が加わることが発表されました・・・...more12minPlay
October 12, 2025第28回(2025年10月8日&10日放送)「あったぎんた、よかったたい」スマホ、無くした事ありますか?例えば飛行機で旅行に行く時などはスマホに旅行先の連絡先が全部入っているだけでなく、e-チケットやクレジット・カードなどもありますね。ですから、もし無くしてしまったら、誰とも連絡が取れない!何も買えない!飛行機に乗れない!大パニックです。しかし「無くした!」と思っても、慌てずに落ち着いて探してみると、意外に見つかるもの。そうなったら一言「あったぎんた、よかったたい」役にたたない事や、たいして意味のない事をベラベラ喋ったりする事を「無駄口」と言います。しかし「無駄口」という言葉の元々の意味はちょっと違います。映画『男はつらいよ』で寅さんがよく言っている「結構毛だらけ猫灰だらけ、ケツの周りはOOだらげ」みたいな所謂「地口」と呼ばれるものが、実際、特に意味がない事から「無駄口」と呼ばれていたのです。...more13minPlay
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