今回は、徳佐に伝わる郷土芸能「はやしだ」保存会の大庭さんを山小屋にお迎えしました。
小学校の授業で笛を吹いたこと。
太鼓を叩いたこと。
田んぼに入って泥だらけになったこと。
阿東徳佐で育った人なら、どこかに記憶が残っているかもしれません。
話を聞くと、その始まりは青年団の時代。
秋祭りの日には商店街を練り歩き、ご祝儀を集め、地域中が祭りを楽しんでいたそうです。
駅通りに人があふれていた頃。
飲み屋に明かりが灯っていた頃。
八幡宮の祭りが町全体の行事だった頃。
今では見られなくなった風景もたくさんあります。
それでも、笛の音を聞けば思い出す人がいる。
歌を聞けば田んぼの風景が浮かぶ人がいる。
地域の文化は、建物より先に人の記憶の中に残るのかもしれません。
写真を残すこと。
映像を残すこと。
音を残すこと。
いつか誰かが故郷を思い出せるように。
阿東徳佐ならではの祭りと人のつながりについて語った一夜です。