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マダニは、山に入る人や狩猟をする人だけが気をつければよい存在ではありません。
キャンプやハイキング、畑仕事、草むしりなど、身近な場所にも潜んでいます。 今回は、イノシシの解体中に大量のマダニを目にし、その生態や感染症のリスクについて解説していきます。 重症化することもある感染症や、ペットを介した感染の可能性、そしてマダニに噛まれないための服装・虫除け・帰宅後のチェック方法までお話します。
もし噛まれてしまったら、どう対処すればよいのでしょうか? 自分や家族を守るために知っておきたい情報をお届けします。
感想などはこちらから
— 読む「生命科学の冒険者」 —
子どもが生まれ、育休中に、念願だった狩猟をスタートしました。
狩猟免許を取得していたものの、実際に罠を仕掛けるのは今回が本格的な挑戦です。
獣道を見極め、罠を仕掛けても、イノシシには見破られてばかり。米ぬかを食べながら罠を避ける姿に悔しい思いをする日々が続きます。
そして、ついに迎えた初めての捕獲。山での試行錯誤や、命と向き合う現場で感じたこととは? 育休中のリアルな狩猟体験をお届けします。
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— 読む「生命科学の冒険者」 —
今回は10月の「科学系ポッドキャストの日」参加回です!テーマは「におい」、ホストは「プラントライフ」さんです。
アリ一匹の脳は、神経細胞わずか25万個ほど。人間の脳(約860億個)と比べると30万分の1程度のサイズしかありません。それなのにコロニー全体になると、まるで一つの知性を持った生き物のように、驚くほど高度な社会を作り上げてしまいます。
その秘密は、フェロモンという”化学の言語”にありました!道案内、非常警報、女王による生殖の統制、そして仲間と敵の識別まで、アリはすべてを匂いでやってのけています。さらに近年の研究では、匂いだけでなく、音や振動によるもう一つの言語も持っている可能性が報告されています!
【今回のハイライト】
感想などはこちらから https://life-science-quest-landing.vercel.app/
— 読む「生命科学の冒険者」 —
1892年12月27日、パリのソルボンヌ大学で開かれた70歳を祝う式典で、パスツールはイギリスの外科医ジョゼフ・リスターと抱き合いました。リスターは、パスツールの理論に感銘を受けて消毒外科を確立し、数えきれない患者の命を救った人物です。すでに麻痺で自由に話すこともできなくなっていたパスツールは、その3年後、1895年9月28日に72歳でこの世を去ります。
10回にわたってお届けしてきたルイ・パスツール編も、いよいよ最終回。今回は、この偉大な科学者が迎えた晩年と死、そして彼の死後にも受け継がれていった挑戦についてお話しします。
決着のつかないまま終わったロベルト・コッホとの確執。 コッホの愛弟子でありながら、パスツールに温かく迎え入れられた日本人細菌学者・北里柴三郎とのエピソード(以前の北里柴三郎シリーズともつながる場面です)。そしてパスツールが遺した研究所から生まれた、ジフテリア血清療法、ペスト菌の発見、食作用の発見(ノーベル賞受賞)、BCGワクチンといった数々の功績。
栄光を追い求めることに人一倍貪欲でありながら、数えきれないほどの命を救う技術をこの世に遺した科学者、ルイ・パスツール。その生涯を締めくくる最終回です。
【今回のハイライト】
— 読む「生命科学の冒険者」 —
炭疽病ワクチンの成功で名声を高めていたパスツールでしたが、その絶頂期に思わぬ挫折が訪れます。エジプトでのコレラ調査は失敗に終わり、若き弟子を病そのもので失うという悲劇にも見舞われました。
そんなパスツールが次に挑むのは、これまでとはまったく違う難敵でした。炭疽菌のように顕微鏡で観察することさえできない、正体不明の病——狂犬病です。菌の姿すら見えないまま、パスツールたちはどうやってこの病に立ち向かったのでしょうか。
そして1885年、ある少年の存在が、この研究を一気に人類の歴史を変える出来事へと導きます。医師免許を持たないパスツールが下した、重い決断とある疑惑とは。
【今回のハイライト】
— 読む「生命科学の冒険者」 —
前回までの蚕やワイン、そしてビールの研究を通じて、パスツールは「目に見えない微生物を見分け、コントロールする」という武器を磨き上げていました。今回、その武器を携えて挑むのは、家畜を襲う恐ろしい病、炭疽病です。
しかし、その正体を突き止めたのは、実はパスツールではありませんでした。しかも、ワクチンの開発でも、パスツールより先に成果を出していた人物がいたのです。
パスツールは、ワクチンに懐疑的な農家たちから、白黒がはっきりつく「勝負」を持ちかけられます。1881年6月2日、200人を超える見物人が見守るなか、フランスの片田舎で運命の実験が行われました。 その結果は劇的なものでした。けれど、この歴史的な成功の裏には、何十年もの間、隠され続けたある事実がありました——パスツールが公に発表していた方法は、実際に使われたものとは違っていたのです。
【今回のハイライト】
— 読む「生命科学の冒険者」 —
前回、5年越しでカイコの病気と格闘し、フランスの養蚕業を救ったパスツール。皇帝ナポレオン3世は終身上院議員の勅令に署名までしましたが、それが公表されることは二度とありませんでした。わずか数日後、フランスとプロイセンの間に「普仏戦争」の火蓋が切られたからです。
18歳の一人息子ジャン=バティストは、東部方面軍に志願入隊。47歳・半身不随の父パスツールにできることは、戦況をただ聞くことだけでした。戦況はやがてフランスにとって悲惨なものとなり、セダンの戦いで皇帝ナポレオン3世は捕虜に。パスツールを終身上院議員に任命したはずの帝国は、わずか数日で崩壊してしまいます。
戦火はパスツール個人にも牙を剥きます。名誉あるドイツ・ボン大学の博士号はみずから送り返し、化学者として、そして一人の夫として歩み始めた思い出の地ストラスブールは、講和条約により異国の領土となってしまいました。
そして極めつけは、行方の分からない息子を探して、雪の中を最後の一台の馬車で走らせた家族の物語。栄光の絶頂にいたはずのパスツールは、わずか10か月ですべてを失ってしまったかのようでした。
【今回のハイライト】
— 読む「生命科学の冒険者」 —
前回、白鳥の首フラスコの実験で自然発生説に決着をつけたパスツール。しかし同じ時期、彼は”カイコの病気の原因”というまったく畑違いの依頼に頭を悩ませていました。化学者がなぜ、虫の病気に挑むことになったのでしょうか。
パスツールを待っていたのは、一筋縄ではいかない病でした。原因を突き止めたはずなのに、なぜかカイコは死に続ける。さらに調べると、実は病気は一つではなかったことが見えてきます。
追い打ちをかけるように、研究の最中パスツールは相次いで家族を失い、自身も45歳で病に倒れ、半身不随に。それでも彼は歩みを止めませんでした。
フランスの絹産業の命運を握った5年間、パスツールは何を見つけ、そして何を失うことになるのか——。
【今回のハイライト】
— 読む「生命科学の冒険者」 —
ラセミ酸の合成成功で有頂天になったパスツール。妻マリーが父親宛に「ルイはニュートンやガリレオ並みの実験をしている」と誇らしげに書き送るほどでしたが、次に彼が没頭したのは、なんとも奇妙な実験でした。「宇宙の力を人工的にひっくり返せば、植物は左利きの分子を作るはずだ」と信じ、逆回りの太陽光を模した鏡装置や巨大電磁石、回転装置まで動員する”オカルトすれすれ”の挑戦。結果はまさかの全滅でした。
しかし迷走の後、31歳という異例の若さでリール理学部の初代学部長に大抜擢されたパスツールは、地元の酒造業者から届いたSOSをきっかけに人生を変える転機を迎えます。「お酒が酸っぱくなる」という謎の異常を顕微鏡で調べたところ、正常なタンクと腐ったタンクとで”住人”がまったく違うことを発見。この発見が「発酵は生き物の仕業だ」という科学史に残る大発見へとつながり、化学者だったパスツールは”微生物学の父”へと進化します。
パリへの栄転後も苦難は続き、劣悪な屋根裏部屋を自腹で改装しての研究、有機化学の大御所リービッヒとの激しい論争。そして1859年、研究の渦中で最愛の長女ジャンヌを感染症で亡くすという最大の悲劇に見舞われます。この深い悲しみが、パスツールをより一層”見えない敵”への執念へと駆り立てていきました。
そんな中、パスツールが挑んだのが2000年以上信じられてきた大迷信「生命は無生物から勝手に生まれる(自然発生説)」との対決でした。彼が作り出した天才的な実験装置が、白鳥の首のようにS字に曲がった”白鳥の首フラスコ”。空気は通すのに菌だけは入れないというこの発明が下した判定は?そして決着したはずの論争が、その後15年にもわたって蒸し返されることになった意外な顛末にも迫ります。
【今回のハイライト】
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前回、酒石酸の光学異性体という化学史に残る大発見を成し遂げたルイ・パスツール。しかし今回は少し時計の針を巻き戻し、その発見の裏側で何が起きていたのかをお届けします。
実はあの大発見のわずか3ヶ月前、フランスは「二月革命」の真っ只中にありました。市民蜂起の熱狂に飲まれた25歳のパスツールは、なけなしの全財産150フランを新政府の寄付金箱へ投げ入れ、「銃をとって街を守る!」と義勇軍にまで志願します。しかし元軍人の父からの一言でハッと我に返り実験室へ戻ると、その3ヶ月後にはあの歴史的発見を成し遂げるという、振れ幅の大きすぎる青春時代でした。
しかし大発見の”ご褒美”として言い渡されたのは、まさかの地方高校教師の辞令。地方に飛ばされて教育者になるより、研究を続ける化学者でありたかったパスツールは師匠たちに泣きつき、なんとかストラスブール大学で得たのが「補佐教授」という不安定な立場でした。そんな極貧生活のさなか、パスツールは大学総長の娘マリーに一目惚れし、出会ってわずか1ヶ月後に求婚状を送ります。
「私には財産というものが一切ありません」
自分の貧しさを包み隠さず告白したこの手紙が、なぜか学長とマリーの心を動かしました。結婚後も貧しい新婚生活は続きますが、パスツールの実験中毒はむしろ加速。前回発見した”右手と左手を持つ分子”の知識を武器に、当時”神の領域”とされていた超難問へ挑みます。それは、天然の酒石酸(右利きの分子)を人工的に”裏返し”、右手と左手が半分ずつ混ざったラセミ酸を作り出すという前代未聞の挑戦でした。170度の高熱で薬品を密閉加熱するという爆発の危険と隣り合わせの実験の末、1853年、ついに分子の右手を左手にひっくり返すことに成功します!
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