皆さんは、天国とはどんな場所だと思いますか?
最近では臨死体験をした人たちが「天国」の様子をレポートしている動画がYouTubuにたくさんアップされているようです。「天国」について、「お花畑があった」という人もあれば、「美しい歌に溢れている場所であった」という人もいます。
しかし、ただの美しい場所が天国なのでしょうか?
聖書は、天国とは神様のおられるところだと語っています。神様のおられるところこそが天国であり、神様のおられない天国など、存在しないのです。
では、一体誰がこの天国に行かれるというのでしょうか?
生前、善行をたくさん積んだ人でしょうか?
きちんと教会生活を送り、毎日祈り、聖書をたくさん読んだ人でしょうか?
少なくとも、「犯罪人は天国には行かれない」、と考えるのが普通だと思います。
しかし、今日取り扱う聖書の箇所では、十字架につけられた重罪犯罪人に向かってイエス様が「あなたは今日、わたしと共にパラダイスにいます」と宣言なさいます。
この犯罪人は十字架に磔になっているので、罪を償うこともできないし、善行を行うことも出来ません。また、十字架刑というのは当時の最も重い刑罰です。そのような「極悪人」ともいえる死刑囚が、一体なぜ天国に行かれるというのでしょうか?
十字架に磔になったイエス様も一見無力に見えます。
しかし、ここにこそ偉大な力が潜んでいるのです。
極悪人をも天国に引き上げた十字架の力とは…?
ウッド先生のメッセージを通して考えてみましょう。