対話をしていると、ふと、自分が自分としての輪郭を持ちながらも、みんなと同じでいるような不思議な感覚になることがあって。そんな出会いの不思議さが、対話のひとつの魅力かもしれないな、と。

対話をしていると自然に、対話とは何か、という疑問が湧いてきます。言葉を使うものもあれば、ただただ感じるものもあって。その中、自分なりの対話を言葉にするなつこの話を聞いて、かずは感無量に…。

対話をすると、別々のところにあった点と点が急に結ばれて線になることがある。一見すると何でもない話し合いが、その人にとっての大きなきっかけになることもあって。そんなふうに世界が広がる可能性が、対話にはあると思う。

人の想像力は本当にすごい。お風呂に入る姿を想像するだけで、そこに湯煙の香りや湿度を感じられる。同時に、勝手なストーリーも創り出してしまい、そのストーリーに振り回さられる。だからこそ、立ち止まって、声に出す、声を聞くことが大切なのだと思う。

公園を散歩したり森を歩いたりと、自然の中で過ごすとき、人は自然からたくさんのことばを受けとってます。身体がもつ感性をはたらいて、とても豊かな対話をしていて。そんな、森との対話について対話した、豊かな朝でした。

対話をすると、普段、無意識にまとってしまっている役割から離れることができる。そして、離れたからこそ、自分にとっていい距離感で役割を使って遊ぶこともできる。人って、対話って、不思議だなぁ。

対話をすると、普段の自分がいかに相手や場の流れに合わせているかに気づくことが多い。そんなときに大切なのが、自分の内側を感じること。対話とは、もしかしたら、自分自身のことを大事にすることなのかもしれない、そう思う時間でした。

湧いてくる声をそのまま出すことで、自分の気づかなかった考えや想いに気づかされる。そして、自分の描いていた世界が広がっていく。それは、アートそのものなのかもしれない。

対話をすると、今この瞬間の言葉が生まれてくる。それは、つい5分前の声とは違う声のこともあって。短い時間ながら、「自分を生きる」とは何なのかに向き合う時間になりました。

今週のゲストはつよし。付き合いは長く、けれど対話にめっこりハマったのはここ半年。そんな彼が感じる対話について、入口でのドタバタはありつつ（苦笑）、2人でゆっくり対話していきます。