またしても発覚した自動車メーカーの不正。問題が発覚したのは、トヨタ、マツダ、ホンダ、ヤマハ発動機、スズキの5社。いずれも安全性を確認する試験での不正行為でした。各メーカー「安全性に問題ない」と発表していますが…。では、なぜ不正をしてしまったのか。その理由の一つが「二重基準」です。各メーカーが国土交通省よりも厳しい基準を独自に設けているという事があります。独自基準は営業のセールストークにもなるし、現場の技術者からすれば、国の基準よりも厳しい検査をしている自負があります。ただ、我々からすれば「命を預かる乗り物なのだから数値をごまかさないでほしい」という事になります。国の厳しい基準を疑問視する向きもありますが、見えていない所まで厳しい基準を設けているからこそ日本車は信用されてきたという事実もあります。不正が起きた背景について徹底解説します。
(かんさい情報ネットten. 月曜・火曜は「タカオカ目線」2024年6月4日放送)
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