
Sign up to save your podcasts
Or


卵を割ったら、中からもう一つ、殻のついた卵が出てきた。
Agricolaで実際にあった不思議な出来事を入り口に、今回は「卵ができるまで」をたどります。
黄身はいつから作られているのか。二黄卵は双子なのか。スーパーの卵を温めたらヒヨコになるのか。そして、なぜ「卵の中の卵」ができるのか。
私たちが何気なく割って食べている一個の卵。その裏では、ニワトリの体の中で一週間以上前から準備が始まっています。
毎日見ている卵なのに、まだまだ知らないことがある。
今回は、そんな卵の不思議を、養鶏農家の目線から掘ってみます。
北海道・浦河の「べてるまつり」に参加してきました。
「三度の飯よりミーティング」「弱さの情報公開」「当事者研究」。
べてるの実践を改めて見つめてみると、そこにはAgricolaがこれまで大切にしてきたものと、似通ったものがありました。
新人看護師として浦河赤十字病院で向谷地生良さんと働いた妻の経験。Agricolaで行われた、「鶏から『早くご飯くれ!!』と急かされる」という幻聴さんをテーマにした当事者研究。そして、私が今でも思い出す「一番手ごわいクライエントは自分」という言葉。
Agricolaは時々、「福祉っぽくない」「福祉じゃない」と言われます。
本気で卵を作り、本気で売り、当事者と一緒に真っ当に稼ぐ。
でも、養鶏は目的ではありません。
養鶏は手段。目的は、そこで働く人の幸せにつながること。
福祉とビジネスは、本当に反対側にあるものなのか。
べてるという鏡にAgricolaを映しながら、働くこと、支援すること、そして「何のために仕事をするのか」を考えます。
日本でオーガニックたまごは、わずか「1万個に1個」ほど。
なぜ、こんなにも少ないのでしょうか。
第6回は、オーガニックたまごの希少性と、その一個を生み出すまでの難しさについてお話しします。
有機飼料の確保、毎年の認証検査、自然林での放牧。そして、まだ十分な設備を買えなかった頃、放牧期には朝4時に鶏舎を開け、夜20時に扉を閉めていたこと。
商品化したオーガニックたまごを知ってもらうため、誰の紹介もなく自分で電話をかけ、ザ・リッツ・カールトン東京へ営業に行った話も。
オーガニックたまごは、養鶏農家だけでは作れません。
有機農業をする人、運ぶ人、売る人、料理する人、そして選んで食べてくれる人。
一個のたまごの向こう側には、たくさんの「仲間」がいます。
なぜFarm Agricolaは、難しくてもオーガニックたまごを作り続けるのか。
「たまごを選ぶことは、そのたまごが生まれるまでの世界を選ぶことでもある。」
そんなお話です。
「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。」
100年以上前、足尾鉱毒事件と闘った田中正造が残した言葉です。
そして約半世紀後のアメリカでは、レイチェル・カーソンが『沈黙の春』を世に問い、農薬が自然や生きものに与える影響を訴えました。その問いは、やがてケネディ大統領、そしてアメリカ社会を動かしていきます。
国も時代も違う二人が見ていたもの。それは、人間の豊かさや便利さの陰で、見過ごされていくものではなかったでしょうか。
今回の「たまごノート」は、田中正造が最期まで持っていた「三個の小石」、カーソンが遺した未完の『センス・オブ・ワンダー』をたどりながら、「オーガニックとは誰のためにあるのか」を考えます。
そして舞台は北海道当別町へ。
地域で作り、地域で働き、子どもたちが学校給食で食べる。Agricolaが目指すオーガニック給食についてもお話しします。
オーガニックは、今を生きる私たちだけのためにあるのか。
100年後にはいない私たちは、次の世代に何を残せるのか。
卵一個の向こう側から、考えてみます。
毎日のように食べている卵。
でも、あらためて考えてみると、意外と知らないことがたくさんあります。
黄身の色は、なぜ黄色だったりオレンジ色だったりするのか。
色が濃い卵ほど、栄養価も高いのでしょうか。
そして、「有精卵は体にいい」とよく言われますが、それは本当なのか。
さらに、アメリカでは目玉焼きにも「サニーサイドアップ」「オーバーイージー」「オーバーミディアム」など、焼き方によっていろいろな呼び方があります。
そもそも、私たちの身近にいるニワトリは、どこからやってきたのでしょうか。
今回の『たまごノート』は、黄身の色、有精卵、目玉焼き、そしてニワトリのルーツまで。
毎日見ている卵を、養鶏を仕事にしている立場から、少し深く掘ってみます。
「もし人生で戻れるなら、何歳くらいに戻りたい?」
何気ない雑談の中で返ってきたのは、
「できることなら、生まれる前に戻りたい」
という言葉でした。
その言葉の本当の意味は、僕には分かりません。
でも、ずっと心に残っています。
今回は、アグリコラの軸のひとつである就労継続支援A型について。
「働けない」のは、本当にその人のせいなのか。
A型は、働けない人が集まる場所なのか。
そして、「自分にもできる」と思える経験は、働くことの中からどう生まれるのか。
障害のある人の就労を通して、
「働く」ということを考えます。
たまごをつくることと、仕事をつくること。
この二つは、Agricolaでは同じ場所で起きています。
たまごノート、第2回。
今回は、北海道・当別町のFarm Agricolaが「いったい何をしているところなのか」をお話しします。
なぜ福祉事業所が農業を始めたのか。
ニワトリを飼うことで、本当に仕事は生まれるのか。
そしてAgricolaは、卵屋なのか。それとも福祉事業所なのか。
平飼い養鶏と就労支援を一緒にやるようになった背景や、現場で感じていることを通して、私たちなりの「はたらく」を考えます。
卵をつくる。
仕事をつくる。
その二つがどうつながっているのか。
今回はAgricolaの中身を、少し詳しくお話しします。
「どうして看護師を辞めたんですか?」
「なぜ福祉の仕事を?」
「それが、どうしてニワトリにつながったんですか?」
たまごノート、第1回。
北海道・当別町でFarm Agricolaを運営する水野智大が、看護師から福祉の世界へ入り、農業、そして平飼い養鶏にたどり着くまでをお話しします。
最初からニワトリを飼おうと思っていたわけでも、農業をやろうと決めていたわけでもありません。
振り返ってみると、一見バラバラに見える選択の先に、いまのAgricolaがありました。
まずは「そもそも、この人は何者なのか?」というところから。
ニワトリと、たまごと、福祉。
ここから「たまごノート」を始めます。
From the publisher's feed