1月より水曜日のこの時間は、1990年代に流行した音楽バラエティ番組、金曲龍虎榜の年間ランキングからご紹介しています。

本日お送りする曲は1992年の年間ランキング7位に輝いた 男性歌手・剛澤斌の妳在他鄉です。タイトルの意味は異郷にいるあなたという意味になります。

この曲、サザンオールスターズの真夏の果実のカバー曲となっています。

しかし、真夏の果実のカバー曲はほかにも二曲あります。

一つは香港の歌の神様といわれる、ジャッキー・チュン（張学友）の每天愛你多一些、もう一曲は中華系アメリカ人の男性シンガーソングライター、方大同（カリル・フォン）と香港の女性歌手、薛凱琪（フィオナ・シット）が歌う「復刻回憶」です。

異郷にいるあなたというタイトル通り、別れた女性を思う一曲となっています。おなじみのメロディーとともにお楽しみください。

先週から水曜日のこの時間は、1990年代に流行した音楽バラエティ番組、金曲龍虎榜の年間ランキングからご紹介しています。

本日お送りする曲は1991年の年間ランキング6位に輝いたステラ・チャン（張清芳）の加州陽光です。意味はカリフォルニア州カルフォルニアの太陽の光という意味です。

失恋した悲しみをカリフォルニア州カルフォルニアの太陽の光で癒されたい、また、遠く離れた異郷の地で強くなりたいという女性の気持ちを歌った歌です。

高音を得意とするベテラン歌手のステラ・チャンの歌声をぜひお楽しみください。

日本で懐かしい歌番組といえば、どの番組が思い浮かぶでしょうか？なかでも、ザ・ベストテンは1978年から11年間放映されたランキング形式の歌番組でしたね。

台湾でも1989年から1998年の10年間、中華テレビこと華視にて、金曲龍虎榜という音楽バラエティ番組が流行しました。

1998年以降は「歡樂龍虎榜」と名前を変えて2000年まで放送されます。

ランキングははがき投票で決定されし、民生報という新聞に掲載されていました。

また、この番組では毎年、CDの販売数、そしてハガキの投票数から1年間の総合ランキングも発表していました。本日からこの時間では、このランキングをもとにご紹介したいと思います。

きょうお送りする曲は1990年の年間ランキングでに2位に輝いた男性歌手のハーレム・ユー（庾澄慶）の「改變所有的錯」です。

曲の意味は、間違いをあらためる、悪いところをなおす、といった意味です。別れた女性についてふりかえる静かなバラードとなっています。

本日ご紹介する曲は台湾の男性歌手、陶喆ことデビッドタオと台湾の人気女性歌手蔡依林ジョリン・ツァイが歌う「今天妳要嫁給我」という曲です。

2006年につくられたこの曲、言わずと知れた結婚式の定番ソングとなっています。

台湾版グラミー賞と呼ばれる「金曲獎（ゴールデンメロディーアワード）」にて第18回年度楽曲賞を受賞。

明るいメロディで、曲のテンポもゆったりな一曲となっています。

今月はデュエット曲をお送りしています。

本日ご紹介する曲は女性シンガーソングライター魏嘉瑩（アローウェイ）と、麋先生、Mixerの藍色眼睛、青い目という曲です。

この麋先生Mixerは若手男性5人組ロックバンド。今回、魏嘉瑩と歌うのはヴォーカルの吳聖皓です。

昨年2022年につくられたこの曲、静かなメロディながらも、二人の歌唱力、力強さを感じる一曲です。

今月はデュエット曲をお送りしています。

本日ご紹介する曲は台湾の男性歌手、陳昇ことボビーチェンと「ミルクティー」というニックネームで親しまれている、台湾の人気歌手と女優、劉若英（レネ・リュウ）の二人が歌う氷点という曲です。

氷点というと、みなさまは、水が氷結するときという意味を思い浮かべるかもしれませんが、台湾華語にはもう一つの意味があり、それは低潮、沈滞状態にあることをいいます。例えば辞書での事例では、二人は喧嘩をした後、二人の感情はすでに氷点にたっしているとあります。

日本でも怒りが沸点に達するとありますが、逆の氷点を使った言葉で、少し似ていますね。

1994年につくられたこの曲、ベテラン歌手2人が織りなすせつないハーモニーをお楽しみください。

2023年初めての水曜日のウーロンブレイク。今月はデュエット曲をご紹介したいと思います。

台湾では男性と女性のデュエットは男女対唱といいます。

第1回の今日は、台湾の著名な司会者で、男性歌手の呉宗憲（ジャッキー・ウー）と、溫嵐（ランディー・ウェン）が歌う屋頂です。

1999年に作られたこの曲。カラオケでもデュエット曲として有名です。この曲を作詞したのはなんと台湾が誇るスーパースター、ジェイ・チョウ（周杰倫）。

自身も2001年に溫嵐ランディー・ウェンと歌い、彼女の2001年7月に発売されたアルバムに収録されました。

今日ご紹介する曲は、台湾の男性歌手のクラウドルーこと、盧廣仲ことクラウドルーの明年です。

曲名は明るいに年 で来年という意味になります。

日本でもファンが多いクラウドルー、今月3日に行われたコンサートでもこの歌が歌われました。この来年という曲、歌詞にも「全く終わってないやらなきゃいけない事、全く実現してない人生計画 来年の私たち、まだ望んでいる」とあるように、タイトル通り今年をふりかえり来年を思う一曲となっています。

本日ご紹介する曲はTOKYO．Dというグループの是否聽到我的心 という曲です。

TOKYO.Dは、なんと日本人男女8人が台湾で活動したアイドルグループです。

デビューのきっかけは、日本での有名な台湾人歌手、歐陽菲菲のコンサートでのバックダンサーであった彼らが1993年に台北コンサートに来たことといわれています。

翌年1月にはアルバムをリリースし、1996年に活動を終えるまでCDを7枚リリースします。

彼らの曲はすべて中国語の歌です。

日本人が台湾でデビューし、中国語の歌を歌い、当時大変人気を得ていたと知り、相当な努力をされたのだろうと感じました。

この曲は私の心が聞こえますかという意味で、作曲は日本で有名な歌手、平松愛理さんによるものです。寒い夜にぴったりの静かな曲です。

今日ご紹介する曲は、旺福ワンフーの我當你空氣です。

曲はあなたを空気として扱うという意味で、本来なら、存在感のないということ、無視していいという存在というよくない意味ですが、この曲では、空気のように、自分の周りに自然にいてくれる人という意味での曲となっています。

2018年につくられたこの曲、歌詞の中にも「あなたは空気、あなたがいないと窒息してしまう。あなたがいなければどういきていくの」というフレーズがあります。

ワンフーは四人組のバンドです。明るいメロディで面白い歌が多く、ほかのグループにはない世界観があります。

また2007年、2008年、2009年、2013年、そして2015年と5回も日本語のアルバムも発表したり、ミュージックビデオも日本で撮影するなど、日本とも縁が深いバンドです。

思わず口弾みたくなる一曲をぜひお楽しみください。