ＮＨＫのラジオ国際放送などでの中国語ニュースの中で、中国籍で40代の男性外部スタッフが、沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」と発言するなど、原稿にない内容を一方的に伝えた「放送テロ問題」で、ＮＨＫが謝罪放送を行いました。女性アナウンサーが５分間にわたり経緯などを説明し、「極めて深刻な事態であり、深くおわび申し上げます」と視聴者に謝罪しましたが、ネットでは批判の声が噴出しています。ＮＨＫに対する目は日々、厳しさを増しているようです。

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ＮＨＫのラジオ国際放送などの中国語ニュースで、中国籍の外部スタッフが沖縄県石垣市の尖閣諸島を「中国の領土」などと発言した放送テロで、新たな事実が明らかになりました。外部スタッフの問題発言の内容がさらに訂正されたうえ、靖国神社の石柱に中国語とみられる落書きが見つかったニュースを伝える際にも、原稿になかった文言を一方的に加えて放送していたのです。この問題でＮＨＫの発表はすでに３回目。「小出し」に発表して内容を訂正しており、ＮＨＫの内部調査で全容解明や再発防止が図れるのかについて、疑問の声も出ています。

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ＮＨＫのラジオ国際放送の中国語ニュースで、原稿の読み上げを担当する中国籍の外部スタッフが、沖縄県の尖閣諸島を中国の領土と放送した問題で、このスタッフが「南京大虐殺を忘れるな」「慰安婦を忘れるな」などと英語でも発信していたことが分かりました。日本政府の主張と真逆の独自見解が公共の電波に乗って世界へ発信された形で、深刻な「放送テロ」「電波ジャック」ともいえる異常事態です。メディアやＳＮＳを通じて、フェイクニュースやプロパガンダを流布する情報戦は、ロシアのウクライナ侵攻でも実行されました。中国は他国に対し、軍事だけでなくあらゆる手段を駆使した「超限戦」を仕掛けています。日本の公共放送であるＮＨＫの情報セキュリティーが懸念されます。

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高市早苗経済安保相が、来月の自民党総裁選に出馬表明を調整していることが分かりました。出馬に必要となる推薦人20人の確保に難航していましたが、めどがついたとして来週中に表明をする見込みです。岸田文雄政権による拙速なＬＧＢＴ法制定や弱腰の対中外交で、「岩盤保守層」が自民党から離脱しました。保守派の期待が強い高市氏が再び、総裁選に挑むことで、自民党を長年支えてきた支持層の奪還がどうなるかに注目が集まっています。

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自民党総裁選で「世代交代」が加速しそうです。43歳の小泉進次郎元環境相が周辺に、出馬の意向を固めたのです。総裁選ではいち早く、49歳の小林鷹之前経済安保相が出馬を表明しました。自民党内で刷新を求める声が高まって、小泉氏と小林氏による「40代対決」が盛り上がれば、出馬に意欲を見せているベテラン勢は「後退」の可能性があります。一方で自民党内には、「選挙目当て」で刷新感を強調しているとみなされる危険性を危惧する声も出ています。

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大乱戦の自民党総裁選で、保守系議員が「共倒れ」の危機になる恐れが指摘されています。小林鷹之前経済安保相が19日、いち早く立候補の意向を表明しましたが、保守層から人気を集める高市早苗経済安保相や、党員獲得で実績のある青山繁晴参院議員と〝支持層〟が被っているためです。岸田文雄内閣の不人気の一因には「岩盤保守層」の離脱がありますが、推薦人はがしで高市氏や青山氏の出馬が難航すれば、岩盤保守層の自民党からの乖離がさらに進みそうです。

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９月の自民党総裁選は、10人以上が立候補に意欲を示す「大乱戦」の様相を呈しています。19日には、49歳の小林鷹之前経済安保相がいち早く、出馬の意向を表明しました。総裁選には、43歳の小泉進次郎元環境相にも期待の声が上がるなか、大乱戦の背景には、いずれも40代の小林、小泉両氏による「世代交代」を阻止する思惑もあるのではないかとの見方もあります。

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来月の自民党総裁選に向けた「ポスト岸田」レースが激化しています。有力政治家が続々と意欲を見せるなか、世論調査で人気の石破茂元幹事長と、若手・中堅から待望論が出ている小林鷹之前経済安保相が、立候補に必要な国会議員の推薦人20人を確保する目処が付いたと伝えられています。なかでも、小林氏は二階派所属でしたが、安倍派の中堅・若手が推しているとされています。岸田文雄首相による派閥解散後、新たな派閥再編が行われる可能性もあるとみられています。

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岸田文雄首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことで、「ポスト岸田」争いがいよいよ本格化します。世論調査での人気が高い石破茂元幹事長や、保守層の期待を集める高市早苗経済安保相、若さに加えて知名度を誇る小泉進次郎元環境相、党の中堅若手から待望論の出る小林鷹之前経済安保相らの名前が挙がっていますが、総理総裁には、「選挙の顔」となり得る人気、国民の暮らしを守る確かな安全保障政策や財政金融政策、同盟国であるアメリカの大統領との信頼関係を構築できる人間力など、さまざまな資質が求められます。さまざまな角度から「ポスト岸田」に求められる条件に迫ります。

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元内閣参事官で嘉悦大教授の高橋洋一氏が連載、「日本の解き方」で、日銀の植田総裁が年内の追加利上げを否定しなかったことを受けて市場が大荒れになった問題を読み解きます。高橋氏の大蔵省（財務省）時代の経験から、大蔵省と日銀のＤＮＡに迫り、日銀の「真の権力者」の正体を明かします。

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