小泉八雲 – 茗荷谷かぼすの朗読らいぶらりぃ

＜ざっくり作品紹介＞ 『怪談（Kwaidan）』に収録された作品です。 九州菊池氏の家臣であった磯貝平太左衛門武連という武士が主家が滅亡したために、身分を捨て出家して”囘龍（かいりゅう）”と名乗って仏道を広めるために諸国… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ ”ろくろ（轆轤）首”というと小泉八雲の『怪談』として有名かもしれませんが、田中貢太郎氏も同じ原話（江戸時代の怪談）を現代文にして作品にしています。 九州菊池氏に仕えた勇猛果敢な武士に磯貝平太左衛門武… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 物語の時代は足利義政が将軍であったころとなっています。 南伊勢の大河内明神の社殿が荒廃してしまったが、地域を治める大名（北畠氏）には再建の余裕がない。それで神社を管理する神官の松村兵庫は将軍に陳情し… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 江戸時代の戯作者、俳諧師であった白梅園鷺水の語った話を物語にしたと説明されています。 京都に篤敬という学生がいて、骨董屋の店先に置かれた若い女の姿が描かれた屏風に目がとまり、それを購入して帰った。一… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 越前の国（福井県と岐阜県の一部）の代官、野本彌治衛門が死ぬと部下たちは野本が不正をしていたというニセの報告書を作成して上に提出し、野本の財産を没収しようとした。役人が野本の家族に追放命令を申し渡すた… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 「この話は日本靈異記第一巻の十二枚目の左のとこに見えて居る」との説明が物語の最後にあります。邪神を崇拝して恩恵を得ても、それはのちに必ず不幸のもととなる、という話です。 讃岐の国（香川県）に年頃も名… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 小泉八雲の作品中、最も怖い物語ではないかと思います。 病気で今際の際の妻が再婚はしないと約束した夫に「では自分が死んだら庭に埋めてほしい。そして巡礼が持つような小さい鈴を一緒に棺に入れてほしい」と頼… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンといえば『怪談』ですが、この『振袖』は『怪談』に収録された作品ではないようです。YouTubeにアップした八雲作品ファイルはみんな「小泉八雲の怪談より」とひとくくりに… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 最近は『かけひき』という題名になっているようです。原題は『Diplomacy』だそうで、”政治的なかけひき”などに使われる単語ですから意味的にはこちらのほうが合っているのかもしれません。とはいえ”術… 続きを読む »

＜ざっくり作品紹介＞ 昔、近江の国（現在の滋賀県）に親の遺産でのんきに暮らしながら”絶世の美女と結婚したい”という夢を持つ男がいた。その男が、ある日、瀬田の長橋にさしかかると奇妙な生き物に出くわした。人間のようでいて顔は… 続きを読む »