今日のポッドキャストは、ちょっと真面目な話をしてみようかな、と思います。
テーマは「カメラ」について!
というのも、僕が今、メインでフルサイズミラーレスカメラを使っている理由について、皆さんにシェアしたいなと思っているからなんです。
カメラって本当にたくさんの種類があって、どれを選んだらいいんだろう?って迷っている方もいらっしゃるかもしれませんよね。
このお話が、皆さんのカメラ選びのヒントになったら嬉しいです!
さて、カメラと一口に言っても、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラ、そしてお馴染みのスマートフォンのカメラと、本当に様々です。
じゃあ、これらのカメラって何が一番違うの?というと、それはもう**「センサーサイズ」**に尽きると思うんですよ。
カメラのセンサーというのは、光を受け止めて画像を記録する、いわばカメラの「目」や「心臓」みたいなもの。
このセンサーの大きさが、写り方やカメラの特性に大きく関わってくるんです。
では、一体どんなセンサーサイズがあるのか、いくつかご紹介させてください。
【フルサイズ】
◦サイズ:約36mm × 24mm
◦主な搭載カメラ:一眼レフカメラ、ミラーレスの高級機
◦特徴:なんといっても画質が最強なのが大きなメリット。
【APSC(エーピーエスシー)】
◦サイズ:
▪ソニーやニコンの場合:約23.6mm × 15.6mm1
▪キヤノンの場合:約22.3mm × 14.9mm(ソニーやニコンより少しだけ小さい)
◦主な搭載カメラ:一眼レフやミラーレスの中級機に多い。
◦特徴:画質とコスパのバランスが良いのが魅力。
【マイクロフォーサーズ】
◦サイズ:約17.3mm × 13mm
◦主な搭載カメラ:ミラーレス機に多い。
◦特徴:小型軽量で、とっても扱いやすいカメラ。
【 1インチ】
◦サイズ:約13.2mm × 8.8mm
◦主な搭載カメラ:主に「高級コンデジ」と呼ばれるカメラに搭載。
例えば、ソニーさんから出ているZV-1 IIというカメラがこの1インチセンサーを搭載しています。
【スマホのセンサー】
◦サイズ:例えばiPhone 16 Proのメインレンズ(広角レンズ)は約8.9mm × 6.6mm。
◦特徴:スマートフォンの種類もたくさんあるので、センサーサイズも様々。ここでは例としてiPhone 16 Proを挙げている。
こうして並べてみると、フルサイズセンサーが一番大きいのが分かりますよね1。そしてスマホのセンサーは一番小さいです。
【なぜ僕はフルサイズセンサー搭載カメラを選ぶのか?】
さて、たくさんのセンサーサイズがある中で、じゃあ「どれがおすすめなの?」って聞かれると、まあ、ここまでお話ししたらバレバレかもしれませんけど(笑)、僕個人的には、やっぱりフルサイズセンサーが搭載されたカメラが良いと思っています。
その理由は何と言っても、他のセンサーサイズに比べて持っているたくさんのメリットがあるからなんです。
•高感度に強い。
•ノイズが少ない。
•ダイナミックレンジが広い。
•レンズの画角がそのまま使える(クロップされない)。
他にも、フルサイズ用のレンズは種類が豊富で、高性能なレンズもたくさんある、というメリットもあります。
もちろん、フルサイズにもデメリットはあります。
•値段が高い:
やっぱりね、これは避けて通れません。興味本位で「ちょっと買ってみようかな」というわけにはいかない価格帯になってきます。
•カメラ本体が大きくて重い:
センサー自体が大きいので、どうしてもカメラ本体も大きくなって、重くなる傾向があります。
でも、僕が考えるフルサイズのデメリットはそれくらいなんです。
高感度に強い、ノイズに強い、ダイナミックレンジが広い、クロップされない、レンズも豊富で高性能といったメリットが、正直、デメリット以上に大きく感じられるんです。
だから、やっぱりフルサイズセンサーが搭載されたカメラが良いんじゃないかな、という気持ちなんですよね。
一眼レフ vs ミラーレス、今のトレンドは?
そのフルサイズセンサーが搭載されているカメラというと、主に一眼レフカメラとミラーレスカメラの2種類になります。
一部の高級コンデジにもフルサイズセンサーが搭載されているものもあるようですが、ここでは一旦置いておいて、一眼レフとミラーレスに絞ってお話しします。
「じゃあ、一眼レフとミラーレス、どっちが良いの?」という話になりますが、これはもう、今のトレンドは断然ミラーレスカメラですね!
一昔前は、レンズ交換ができるカメラといえば、やっぱり一眼レフが主流でした。
ミラーレスカメラ、特にフルサイズセンサーが搭載されたミラーレスが出始めた頃は、正直なところ、ちょっと課題もあったんです。
例えば、カメラの起動が遅かったり、ファインダーを覗くと目がチカチカして痛くなったり、スポーツなど動きの速いものを撮る際のスピード性能が一眼レフには全然敵わなかったりといったことがありました。
でも、今のミラーレスカメラは、メーカーさんの努力によって、もう一眼レフと同等か、それ以上の性能を実現してくれているんです。
起動速度も速くなりましたし、ファインダーの見え方も改善されて快適になりました。
そして、動きの速い被写体への追従性なども、本当に素晴らしいレベルに進化しています。
さらに、一眼レフよりもミラーレス機の方が、一般的に軽くて小さいというのも大きなポイントです。
なので、持ち運びという点でも、一眼レフよりミラーレスカメラの方が断然良いなと感じています。
そして、もう一つ、僕が一眼レフからミラーレスに乗り換えて「これ良いな!」と思ったのが、ファインダーや液晶で「今から撮れる画像」を確認できるということ。
一眼レフは光学ファインダーといって、レンズを通して実際の景色を見ているので、どんな写真になるかはシャッターを切ってみないと分かりませんでした。
でも、ミラーレスは電子ビューファインダー(EVF)や背面液晶に、カメラの設定が反映された状態の画像が表示されるんです。
明るさや色合い、ボケ具合などが、撮る前に確認できる。これは本当に便利で、僕がミラーレスに替えて良かったな、と感じた点でもありますし、今もそれは変わりません。
フルサイズミラーレスが僕の「写真スイッチ」を入れてくれる理由...
こうした技術的な性能や使い勝手の良さ、つまり高画質で、性能も十分、しかも軽くて持ち運びやすくて、撮れる写真のイメージも事前に確認できる、といった観点から、僕はフルサイズセンサーが乗ったミラーレス機が一番良いと思って、今メインで使っているんです。
もちろん、スマホのカメラも本当に綺麗に撮れますし、普段使いにはすごく便利ですよね。
でも、僕の場合、スマホのカメラだと、どうしても「適当にパシャパシャ撮る感じ」になってしまうんです。
日常生活の一コマを気軽に記録するにはすごく良いんですけど、「さあ、写真を撮るぞ!」っていう特別なスイッチは、なかなか入らないんですよね。
これが、フルサイズ搭載のミラーレスカメラを持つと、違うんです。
カメラを手に取った瞬間に、「これから写真を撮りに行くぞ!」っていうスイッチがカチッと入るのが分かるんです。
そして、ファインダーを覗いて、構図を考えて、設定を調整して…という、まさに**「写真モード」**に入るわけです。
この「写真モード」に入った時の自分自身も、なんだか好きだな、って思えるんですよね。
カメラを通して世界を見て、自分なりの表現をしようとする。そんな時間を持つことが、僕にとってすごく大切なんだと思います。だからこそ、僕はこれからもフルサイズのミラーレスカメラを相棒にして、たくさんの瞬間を切り取っていきたいなと思っています。
今日のポッドキャストでは、僕がフルサイズミラーレスカメラを使っている理由について、センサーサイズの話から、一眼レフとの比較、そしてちょっと個人的な気持ちの部分まで、たっぷりお話しさせていただきました。カメラ選びって、スペックも大事ですけど、自分がどんな写真を撮りたいか、どんな風にカメラと向き合いたいか、という気持ちの部分もすごく大切だと思うんです。今日の話が、皆さんがカメラを選ぶ際、あるいは今お持ちのカメラと向き合う際に、少しでも参考になったり、何か「ふむふむ」と思ってもらえたりしたら、とても嬉しいです。