ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正さんは、服に個性があるのではなく、その人の中身にこそ個性があるのだと言う。
もし、これが正しいのだとすれば、オシャレをしようと思えば思うほど、化粧をどんどん塗り重ねていくように、その人の内面にある個性は見えにくくなっていくことだろう。
「ユニクロでいい」から「ユニクロがいい」という時代に変わっていく中で、ファッションへのこだわりが、食べ物へのこだわりへとシフトしていく。やたらブランド品にお金を使うことは批判されたとしても、オーガニック食品を買うことは批判されたりはしない。
世界一のテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチがわずか18ヶ月で、「そこそこいい選手」から「世界最高の選手」に生まれ変われたのは、練習法やコーチを変えたのではなく、食事を変えたことだったと自身の本の中で語っている。
現在、食べているものが原因で、実力の半分も発揮できていない人が大勢いるのだと言う。本当の意味で成果を出さなければならない時代に、食事を見直し、体質を変化させ、仕事の質を上げるという良いサイクルを生み出していかなければならない。
・CNBC『Why multi-millionaire Jesse Itzler eats only fruit until noon』2019年10月
・Harvard business review『What You Eat Affects Your Productivity』2014年10月
・CMI『The Scientific Link Between Healthy Eating and Productivity』
・Pick The Brain『Scientific Studies Show How Nutrition Influences Our Creativity』2018年2月
・溝口 徹『2週間で体が変わるグルテンフリー(小麦抜き)健康法』青春出版社、2016年
・ノバク・ジョコビッチ『ジョコビッチの生まれ変わる食事 あなたの人生を激変させる14日間プログラム』扶桑社、2018年
・アイザック・H・ジョーンズ、石川 勇太『THE EAT 人生が劇的に変わる驚異の食事術』扶桑社、2020年
・米澤 泉『おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由』幻冬舎、2019年
■image Photo by Mirsasha,Flickr (Creative Commons)