全14回にわたる大型シリーズ「ランニングコーチ・ディープダイブ」を終えた今、ジョンが独自の視点でこの膨大な知見を振り返ります。日本の陸上界に欠けていた情報のミッシングリンク、6年のタイムラグを経て上陸した『アップヒルアスリート』の衝撃、そしてリディアードからキリアンへと繋がる「乳酸と特異性」の正体とは。今夜18時のキリアン編公開を前に、人類がサブ2時代に突入した現代ランニング理論の核心に迫ります。
高みをめざすアップヒルアスリートのトレーニングマニュアル
https://amzn.to/4tIou2j
------
ランニングコーチディープダイブ
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVMdX4g9Bz_AIl2AddoFD1rM03afXWK_v
「手法は100万通りあるが、原則は少ない」。 あなたが日々こなしているその練習メニューは、一体誰が、いつ、どんな目的で作り出したものか知っていますか?
本シリーズ『ランニングコーチ・ディープダイブ:持久力進化の系譜』は、古今東西の伝説的なランニングコーチや理論家14名を一人ずつ取り上げ、その人物像、理論の核心、そして現代の市民ランナーへの応用術までを深く掘り下げる「走るための教養講座」です。
1950年代の「経験と直感の時代」から、ペースと心拍数を完全に数値化した「科学とシステムの時代」、そして乳酸を精密にコントロールする「最先端データ科学の時代」まで。先人たちはどのようにして「有酸素の限界点」を見極め、引き上げてきたのか?
点と点だった知識が、一本の美しい「線」に繋がります。 あなた自身が「自分自身の最高のコーチ」になるための、果てしない知の旅へ出かけましょう!
Don't Study. Just Run.
--------------------------------------------------------------------------------
🏃♂️ 各回の内容(目次)
【第0回:ガイダンス】 持久系スポーツ理論の系譜と基礎 シリーズの全体マップと、今後頻出する必須の生理学用語(VO2max、乳酸閾値、最高安定状態など)をわかりやすく定義。「なぜ過去の歴史を学ぶのか?」を紐解くプロローグ。
https://youtu.be/3SDb-lvFiMo
▼ 第1部:経験と直感の時代(クラシック・エラ)
【第1回】アーサー・リディアード(近代トレーニングの父) 単なる「ゆっくり長く(LSD)」という誤解を払拭。「最高安定状態」での有酸素ベース構築と期分け(ピリオダイゼーション)の魔法を創り出した男の真実。
https://youtu.be/tMDGWG73Ibw
【第2回】パーシー・セラティ(ストータン哲学と野生の復権) リディアードの永遠のライバル。砂丘での過酷なトレーニングやウェイトリフティング、自然食を取り入れた、肉体と魂の完全なる解放「ストータン哲学」。
https://youtu.be/DMlJxyXKCIg
【第3回】中村清と瀬古利彦(「禅走法」と精神の極限) 月間1,500kmの走り込みと、死の縁を走る過酷なインターバル。東洋的神秘主義と自己規律が融合した、日本マラソン界の黄金時代を築いた師弟の絆。
https://youtu.be/auN0Z8osgaA
▼ 第2部:科学とシステム化の時代(システム・エラ)
【第4回】ジャック・ダニエルズ(VDOTとペースの完全数値化) 勘と根性を捨て、数学を導入。ランナーの走力を単一の数値「VDOT」で示し、5つの魔法のペース(E, M, T, I, R)を導き出した「長距離走科学の父」の革命。
https://youtu.be/5Oe4j5wyHwg
【第5回】フィル・マフェトン(MAF180と脂質代謝の極意) 「No Pain, No Gain」への反逆。「180 - 年齢」で導き出す最大有酸素心拍数(MAF HR)を用いて、無尽蔵の脂質代謝システムを作り上げる究極の健康とフィットネス。
https://youtu.be/zVpcYiHGPsQ
【第6回】ピート・フィッツィンジャー(アドバンスト・マラソニングの王道) 世界中のシリアスランナーが信奉する「Pfitz」のプラン。週半ばのモデレート・ロングラン(MLR)と緻密なメゾサイクルで限界を突破する王道の期分け。
https://youtu.be/at9tugNrHak
▼ 第3部:特異性と実践の時代(モダニズム・エラ)
【第7回】ハンソンズ・マラソン・メソッド(累積疲労の科学) 「週末の30km走」神話を破壊。日々の練習で意図的に疲労を溜め、疲労した脚で26kmを走ることで「マラソン後半」を完全シミュレーションする累積疲労のハッキング。
https://youtu.be/6d_r9RKV_BQ
【第8回】ブラッド・ハドソン(適応型ランニング) 固定されたスケジュール表を破り捨てろ!日々の身体の反応に合わせて柔軟にメニューを組み替える「自律的コーチング」と、ヒルスプリントの秘密。
https://youtu.be/hPTg9PZNHZg
▼ 第4部:現代から未来へ(アフリカと最先端データ科学)
【第9回】レナート・カノーヴァ(特異的持久力とケニアの哲学) マラソンの「距離信仰」を破壊。目標とするレースペース(外部負荷)での疾走距離をひたすら拡張し、1日に2回の高強度をこなす「スペシャル・ブロック」の凄み。
https://youtu.be/1Y_YtEFZ--4
【第10回】パトリック・サング(カプタガトの修道院とキプチョゲのノート) データ至上主義の現代に、あえて「規律とアナログ」で最強ランナーを育てる。世界王者がトイレ掃除をし、手書きのノートで感覚を刻むカプタガトの人間学。
https://youtu.be/uOvN9Wghyz8
【第11回】スティーブン・セイラー(ポラライズド・トレーニングと80/20の法則) あなたが速くなれない理由は「中強度の罠(グレーゾーン)」にある。練習の80%を極端にゆっくり、20%を限界まで追い込む、世界最強アスリートの黄金比。
https://youtu.be/ehf2Vl25N0Q
【第12回】マリウス・バッケン(ノルウェー式メソッド) 感覚を捨て、データを信じろ。乳酸値「2.0〜3.0 mmol/L」のスイートスポットを狙い撃ち、1日2回の閾値走(ダブル・スレッショルド)を行う現代最強の狂気と科学。
https://youtu.be/0tNq7mJmgqI
▼ 番外編:垂直の世界(山岳スポーツとキリアン・ジョルネ)
【第13回】スティーブ・ハウス&スコット・ジョンストン(Uphill Athleteの誕生と山岳生理学) 山の「根性論」に科学で挑む。山でバテる真の原因「有酸素欠乏症(ADS)」を心拍ドリフトテストで暴き、無尽蔵の山岳特異的スタミナを構築する。
https://youtu.be/FOY0lkt5ep0
【第14回】キリアン・ジョルネ(究極の山岳アスリートとデータ駆動型トレーニング) 「野生の直感」と「データサイエンス」の完全融合。心拍数・RPE・努力ペースの3指標を統合し、限界をハッキングしながら自然の保護を訴える孤高の哲学。
https://youtu.be/_u_6VCmMMKg