春、ランナーたちがそわそわし始める「陸協登録」の季節。
「なぜ、いまだに事務連絡がハガキで届くのか?」
「なぜ、審判員は1日働いて『お弁当』が報酬なのか?」
そんな素朴な疑問の先には、明治維新から続く日本の軍事的・教育的な統治構造と、現代の「善意の搾取」という険しい登り坂が待ち構えていました。
今回は、3年間所属した陸協を離れる決意をしたジョンが、山道を走りながら日本の陸上界を支える「システムの正体」を徹底解剖。100年以上変わらないアナログな現場の実態から、2040年に向けた「アスレティックファミリー」構想まで、僕たちが走る「地面」の歴史と未来を思考のアップダウンとともに駆け抜けます。
公認記録という「信頼」を守るために、僕たちが脱ぎ捨てるべき過去の装備とは何か?
すべての競技者、そして走ることを愛する人へ贈る、少し泥臭くて、最高にエキサイティングな「陸上組織論」です。