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時は6月。水無月です。「6月・・・梅雨なのに、雨がよく降るのに、水が無い月と書いて水無月・・・」。またもやおぎの時空がゆがみ、流行り病に侵されているようです。
この病を治すには雨の和歌なぞ紹介して憂さを晴らさねばなるまいよ。
そう思って百人一首やら万葉集やら古今和歌集を開いてみましたところ、意外に雨を詠った和歌が少ないもので…。それでも読み継がれてきた雨の歌のなんと面白いことか。
雨夜の煩わしさも少しは和らぐかしら?と今宵もつぼねに集います。
<お詫び>
トーク内でいただいたコメントをご紹介しましたが、収録日の関係上、ご紹介できなかったものがございます。すべて拝見し、「げにげに」と思ったり、「にやり」としたりと、楽しませていただきました。つぼねにお越しの皆様も、ぜひアプリ版Spotifyよりコメント欄をご覧くださいませ。
<時のしおり>
(00:00) 定期:時空がゆがんでおります
(02:15) 百人一首は雨より雪に軍配
(04:26) 歌ウマ美女・小野小町姉さん
(07:44) 和歌であり、絵画な雨歌
(10:45) 『花の色は〜』で学ぶ掛詞
(13:50) 時を経て、激しく同意
(17:34) 対極!若さを謳歌★与謝野晶子先生
(23:38) 小町姉さんの本心は…
(25:22) 万葉集より雨の相聞歌
(30:28) 二人の関係をさらに妄想
(34:56) “しまし”が気になる
(36:34) 後世に残る歌ってどんなもの?
(40:08) 投票結果&コメントご紹介
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。※内容は諸説あります。
<おぎ注>
「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に」(古今集113 百人一首9番 小野小町)
おぎ訳:私の若さも美しさもすっかり衰えて色あせてしまった。どんどん年を重ねていく間に。
「その子二十歳 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」(みだれ髪 与謝野晶子)
おぎ訳:どうよ、私。きれいでしょ?だって二十歳だもの。春だもの。
「鳴る神のしましとよもしさし曇り雨も降らぬか君を留めむ」(万葉集巻11-2513)
おぎ訳:雷様がちょっと仕事をしてくれて、雨でも降らないかな?そしたらあなたを引き留められるのに。
「鳴る神のしましとよもし降らずとも我は留まらむ妹し留めば」(万葉集巻11‐2514)
おぎ訳:雷様がちょっと仕事をしてくれて雨が降らなくても、君が引き留めてくれれば僕はずっとここにいるよ。
<出典>
「古今和歌集」岩波書店 新日本古典文学大系
「万葉集」岩波書店 新日本古典文学大系
『原色シグマ新国語便覧 増補三訂版』 文英堂 2015年発行
https://www.bun-eido.co.jp/store/detail/7326b/
X(旧Twitter) → https://x.com/TUBONEnoANONE
ご質問などはこちらへ → https://marshmallow-qa.com/tubonenoanone
HP、更新中 →おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com
By おぎたま時は6月。水無月です。「6月・・・梅雨なのに、雨がよく降るのに、水が無い月と書いて水無月・・・」。またもやおぎの時空がゆがみ、流行り病に侵されているようです。
この病を治すには雨の和歌なぞ紹介して憂さを晴らさねばなるまいよ。
そう思って百人一首やら万葉集やら古今和歌集を開いてみましたところ、意外に雨を詠った和歌が少ないもので…。それでも読み継がれてきた雨の歌のなんと面白いことか。
雨夜の煩わしさも少しは和らぐかしら?と今宵もつぼねに集います。
<お詫び>
トーク内でいただいたコメントをご紹介しましたが、収録日の関係上、ご紹介できなかったものがございます。すべて拝見し、「げにげに」と思ったり、「にやり」としたりと、楽しませていただきました。つぼねにお越しの皆様も、ぜひアプリ版Spotifyよりコメント欄をご覧くださいませ。
<時のしおり>
(00:00) 定期:時空がゆがんでおります
(02:15) 百人一首は雨より雪に軍配
(04:26) 歌ウマ美女・小野小町姉さん
(07:44) 和歌であり、絵画な雨歌
(10:45) 『花の色は〜』で学ぶ掛詞
(13:50) 時を経て、激しく同意
(17:34) 対極!若さを謳歌★与謝野晶子先生
(23:38) 小町姉さんの本心は…
(25:22) 万葉集より雨の相聞歌
(30:28) 二人の関係をさらに妄想
(34:56) “しまし”が気になる
(36:34) 後世に残る歌ってどんなもの?
(40:08) 投票結果&コメントご紹介
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。※内容は諸説あります。
<おぎ注>
「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に」(古今集113 百人一首9番 小野小町)
おぎ訳:私の若さも美しさもすっかり衰えて色あせてしまった。どんどん年を重ねていく間に。
「その子二十歳 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」(みだれ髪 与謝野晶子)
おぎ訳:どうよ、私。きれいでしょ?だって二十歳だもの。春だもの。
「鳴る神のしましとよもしさし曇り雨も降らぬか君を留めむ」(万葉集巻11-2513)
おぎ訳:雷様がちょっと仕事をしてくれて、雨でも降らないかな?そしたらあなたを引き留められるのに。
「鳴る神のしましとよもし降らずとも我は留まらむ妹し留めば」(万葉集巻11‐2514)
おぎ訳:雷様がちょっと仕事をしてくれて雨が降らなくても、君が引き留めてくれれば僕はずっとここにいるよ。
<出典>
「古今和歌集」岩波書店 新日本古典文学大系
「万葉集」岩波書店 新日本古典文学大系
『原色シグマ新国語便覧 増補三訂版』 文英堂 2015年発行
https://www.bun-eido.co.jp/store/detail/7326b/
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