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きっかけとなった出来事のTweetTVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』Quipper プロダクトチームのブログ書き起こし
イントロダクション
konifar「こんにちは」
yome「こんにちは」
konifar「やりますか」
yome「はい」
konifar「今日はねぇ、コードを書く以外の仕事について、ちょっと教えたいなと思ってね」
yome「ww」
konifar「俺が1週間リモートしてたじゃない?」
yome「うん」
konifar「リモートしてた時に『なんか今日自分のコード書けなかったなぁ』みたいなぼやきをしたら、『え…?じゃあ今日1日何してたの…?』みたいなことを言ってきて」
yome「うんw」
konifar「あぁ、これはそう思うよなぁと思ったんだよ。あと、いい一言だなぁと」
yome「そう?w」
konifar「うん」
yome「忘れてたけど」
konifar「本来自分はコードを書いて、新しいものを作ってお金をもらうはずなのに、コードを書けてないってのはよくないなって、気づいた台詞だったわけ」
yome「w」
konifar「まぁそれは置いといて、ちょっとコードを書く以外に何をしてるか知っておいた方がいいかもなって思ったんだよね」
yome「あぁーたしかに。全然知らないからわかんないし」
konifar「そう、だからこれを機にちょっと話してみようかなと」
コードレビュー
konifar「まずね、レビュー。コードレビュー。人のコードを読んで、ここはバグりそうだとか」
yome「あ、そういうの見てわかるの?」
konifar「見てわかる見てわかる。まぁわかんないのもある。あとこう書いた方がいいよとか。結構これが相手によって神経使うんだよ。わかりやすいコードとわかりにくいコードもあるし、タスクによっても違うんだけど、最後の門番みたいな意味合いもあるからさ、マージって言って、OK出して取り込まれちゃったらもう次のリリースで出ちゃうみたいな状態になったりするわけ」
yome「ふうん」
konifar「まぁ戻せるんだけど。バグってるの見つけたら。でもレビューですくうに越したことはないし、適当にはレビューできないから、結構時間かかるんだよね。あとウチ(の会社)の場合は自分以外にエンジニアが結構いるから」
yome「うんうん」
konifar「どんどん(PullRequestが)飛んでくるわけ。みんな速いから。それを見てたら自分のコードを書く時間がなんか減ってた、みたいな」
yome「あぁーそういうことか」
konifar「そうそう、そういうこと。サボってるわけじゃないよw」
yome「ww」
ミーティング
konifar「あとはね、ミーティングだね」
yome「よくしてるねぇ」
konifar「よくはしてない、俺少ない方だよ」
yome「あ、そうなの?へぇー」
konifar「そうだよ。俺自分のミーティングは30分以上になることないもん」
yome「ふーん」
konifar「自分が主催してるやつしか今ほとんどやってないし。ミーティングはねぇ、たぶん他のエンジニアさんが自分のコード書けないって言ったら一番多い理由はミーティングだと思う」
yome「へぇー」
konifar「他の会社だと1日5時間ミーティングとか人によってはあるし」
yome「あぁー」
konifar「俺も昔の会社で結構ミーティング多くなってきたことあったしね。ミーティングって準備しないと長くなるからね。みんながどういうふうな話の進め方でやればいいかとか」
yome「想定不足…」
konifar「うーん、厳しいねw」
yome「w」
konifar「どういう結論に持っていきたいかとか。そもそも何を話すか決まってないミーティングってのが世の中にはあるんだよ」
yome「へぇー」
konifar「そんなことあるの?って思うでしょ。でもみんな集まってから今日は何を話すんだろうってなる時もあるんだよ、ものによっては。俺はそういうのないようにしてるけど。そういうことがないように、他の人に今日は何を話しますとか、目的とか、どこまで話しますとか、何を決めますとかっていうのをちゃんと準備しようとすると、その準備に結構時間が取られたりするんだよね」
yome「ふーん」
設計
konifar「他はね、他にどんなことやってるかな。設計とか?」
yome「初めて出てきた(言葉だ)…」
konifar「w コードを書く前に、こういうふうに作ったらいいかなぁって考えること」
yome「あぁ」
konifar「レゴとかでさ、ものすごい難しいお城を作るとするでしょ?」
yome「うん」
konifar「いきなりさ、壁からわーって作れちゃう天才もいるけれども、まずここにブロック置いて…みたいな説明書とかあるじゃん。それを頭の中だけじゃなくて…」
yome「それは、エンジニアの人が考えるの?」
konifar「あぁーいい質問だね。うちは結構エンジニアが考えてる。でも設計用の人がいて、手を動かす人がいてっていう会社もある。すごい大きい会社だとね。ただ設計だけする人と手を動かす人を分けてると、なんかあんまりうまくいく気がしないんだよね」
yome「ふうん」
konifar「やっぱりある程度手を動かしてる人じゃないといい設計ができないんじゃないかっていう気もしちゃうんだよ。現場をわかってないみたいな。ちょっと違うけど」
yome「あぁー」
konifar「でも設計も最近そこまで…」
yome「小林さんは手を動かす人でしょ?」
konifar「あぁ、小林さんは手を動かす人だね。アニメのね」
yome「うんw」
konifar「うん、コンテキストがw 飛びすぎだろw」
yome「ww」
konifar「でも設計もね、最近そんなに難しいもの作ってないからあんまり時間かかってない」
yome「あ、そうなんだ」
ブログ
konifar「だから俺は(時間がかかってたのは)レビューだったね、あの日は。1日休んで次の日で、いろんな人にタスクお願いしちゃってたから、すぐ見ないといけないみたいなレビューが溜まっていて、それを見てたらいつの間にか夕方だった」
yome「ww そっか」
konifar「そうそう。あと、ブログ書くってのも仕事であるよ」
yome「え?!あれ仕事だったの?」
konifar「いや違う違う。俺が書いてるのは個人のブログ。でも会社でやってるブログもあるから」
yome「書くの?書いたことあるの?」
konifar「俺はない。いっぱい人数いるから。社員が。でも書く人はいつも募集してるし。自社の採用のためにね」
クロージング
konifar「だからコードを書く以外にいろいろあるんだよ」
yome「そうですか」
konifar「わかった?」
yome「はい、失礼しましたw」
konifar「いやいや、いいんだけど。あの台詞はねぇ、俺がどこで価値を出すべきかっていうのを思い出s…噛んだねw」
yome「あぁーせっかく発声練習したのにw」
konifar「いや、それは言わないお約束w いい台詞だったと思うよw」
yome「w」
konifar「そんなところかな。わかった?」
yome「わかりました、はい」
konifar「じゃあまた、何かあったら教えこんでいくので」
yome「はいw」
konifar「じゃあ今日はそんなところで。バイバイ」
yome「バイバイ」