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自社で商品を発送していた場合、 一人で、一日どのくらいの量をさばけますか? 今回ゲスト、株式会社スクロール360 常務取締役の高山氏は、 39年にわたり通販の実務を経験され、2008年ネット通販企業をサポートする スクロール360設立に参画。以降、200社を超える通販企業の立ち上げや フルフィルメント受託を統括されています。 著書に「ネット通販は『物流』が決め手」、「EC通販で勝つBPO活用術」 (いづれもダイヤモンド社)があります。 高山氏に『物流について』きいてみました!
▽ 『物流をアウトソーシングするタイミングは?』 はじめからアウトソーシングするのではなく、最初は自社で出荷業務をするの が良いと思います。 どのような出荷をするとお客様が喜んでくれるのかを自ら肌で感じることが 大切だと思います。そのことが将来の運営にはすごく役に立ってきます。 一人で出荷作業をする一日のキャパがだいたい50件あたりになるので、 20日間で1000件になり、それを超えたあたりからアウトソーシングを検討する のが良いと思います。
▽ 『物流側に作業をスムーズに取り組んでもらうには?』 企業様独自のルールが多くあるほど移植しづらくなります。 イレギュラー処理をたくさんつくってしまうとお客様から見てもいつもと違う ということが発生する可能性があり、逆にクレームになってしまうこともあり ます。 ▽ 『たくさん売りたいので、独自ルールが増えますよね?』 どうしても独自ルールが必要な場合は、事前にルールを決めて出荷予測数を 教えていただければ対応は可能です。 例えば1,000件のオーダーが来た時に何人アサインすればこなせるのかという のが事前に計算しているので波動がきても大概の場合は上手くさばくことが できます。
▽ 『どんな状況でも計算通りうまくさばけるものですか?』 予測外の量で高波の上に満潮が重なったときはさすがにキツイです。 2020年5月がかなり厳しくて前年対比500%の店舗さんがいらっしゃいました。 リアルを全店閉めてしまったので、グッズを購入したいお客様の買える場所 がECだけになり、集中したため一日1万件の出荷量が何週間か続きました。 センターのスタッフだけでは足りなくなったので会社総出で対応しました。 私も出動して一日梱包する日もありました。
▽ 『それを店舗側が自社でやっていたらかなり危険でしたね』 はい。届かないなどのクレームが大量発生していたと思います。 また気を付けないといけないことは、出荷量が増えるということは、それに 合わせて入荷量も増えるということです。入荷時の在庫誤差が起こると非常 に怖いです。
▽ 『その後、そのEC店舗に何か動きがありましたか?』 今はリアル店舗が開き始めて前年対比で105%くらいま落ち着いています。 その店舗様からは5倍の量をやりきったということでかなり高評価をいただ きました。 どんなものでも3ヶ月前に計画をいただければ大概は対応が可能です。
▽ 『今年(2020年)は、いろいろな企業様がEC運営に寄ってきましたね』 オムニチャネルをきちんとつくって、物流基盤もしっかり構築しようという 流れがすごく増えてきています。
▽ 『今までリアル店舗のみのところは、EC運営を意識していなかった?』 実際、EC運営にそれほど興味がなかったと思います。 競合他社がやっているからやろうとか、時代遅れになってしまうからとりあえず やっておこう、みたいなところは、今回、惨憺 たる状態になったかと思います。 たとえば、自社オフィスビルのフロアみたいな物流基盤が整備できていなかった ところは大変だったと思います。 想定外の波動が来たときに対応できるのかというのが命運を分けるということ ですね。 このほかにも盛りだくさん、物流アウトソーシングについて公開しています! 検討中の企業様は必見です!
それでは、高山氏流『ECを制する物流アウトソーシング』、ぜひお楽しみください!
#ECの未来一覧はこちら #いいねチャンネル登録お願いします
0:00 ダイジェスト
1:20 物流アウトソーシングの仕方
9:59 オムニチャネル、物流基盤を作る
11:45 まとめ
~第65回 ゲスト~
高山 隆司(タカヤマ リュウジ)氏
株式会社スクロール360 常務取締役ECフルサポート推進室長
1981年スクロール入社後39年にわたり通販の実務を経験。 2008年ネット通販企業をサポートするスクロール360設立に参画。以降、200社を超える通販企業の立ち上げやフルフィルメント受託を統括。 著書に「ネット通販は『物流』が決め手」、「EC通販で勝つBPO活用術」(いづれもダイヤモンド社)がある。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役
1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode65/
▼コメントお待ちしています!高評価も次の動画制作の励みになります!!
毎週水曜日18時YouTube同時配信。
【ECの未来YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/c/ecの未来/
─[ お問合せ ]──────
出演者へのご質問、お仕事のご依頼はこちらから
サヴァリ株式会社
0120-025-248
──────────
自社で商品を発送していた場合、 一人で、一日どのくらいの量をさばけますか? 今回ゲスト、株式会社スクロール360 常務取締役の高山氏は、 39年にわたり通販の実務を経験され、2008年ネット通販企業をサポートする スクロール360設立に参画。以降、200社を超える通販企業の立ち上げや フルフィルメント受託を統括されています。 著書に「ネット通販は『物流』が決め手」、「EC通販で勝つBPO活用術」 (いづれもダイヤモンド社)があります。 高山氏に『物流について』きいてみました!
▽ 『物流をアウトソーシングするタイミングは?』 はじめからアウトソーシングするのではなく、最初は自社で出荷業務をするの が良いと思います。 どのような出荷をするとお客様が喜んでくれるのかを自ら肌で感じることが 大切だと思います。そのことが将来の運営にはすごく役に立ってきます。 一人で出荷作業をする一日のキャパがだいたい50件あたりになるので、 20日間で1000件になり、それを超えたあたりからアウトソーシングを検討する のが良いと思います。
▽ 『物流側に作業をスムーズに取り組んでもらうには?』 企業様独自のルールが多くあるほど移植しづらくなります。 イレギュラー処理をたくさんつくってしまうとお客様から見てもいつもと違う ということが発生する可能性があり、逆にクレームになってしまうこともあり ます。 ▽ 『たくさん売りたいので、独自ルールが増えますよね?』 どうしても独自ルールが必要な場合は、事前にルールを決めて出荷予測数を 教えていただければ対応は可能です。 例えば1,000件のオーダーが来た時に何人アサインすればこなせるのかという のが事前に計算しているので波動がきても大概の場合は上手くさばくことが できます。
▽ 『どんな状況でも計算通りうまくさばけるものですか?』 予測外の量で高波の上に満潮が重なったときはさすがにキツイです。 2020年5月がかなり厳しくて前年対比500%の店舗さんがいらっしゃいました。 リアルを全店閉めてしまったので、グッズを購入したいお客様の買える場所 がECだけになり、集中したため一日1万件の出荷量が何週間か続きました。 センターのスタッフだけでは足りなくなったので会社総出で対応しました。 私も出動して一日梱包する日もありました。
▽ 『それを店舗側が自社でやっていたらかなり危険でしたね』 はい。届かないなどのクレームが大量発生していたと思います。 また気を付けないといけないことは、出荷量が増えるということは、それに 合わせて入荷量も増えるということです。入荷時の在庫誤差が起こると非常 に怖いです。
▽ 『その後、そのEC店舗に何か動きがありましたか?』 今はリアル店舗が開き始めて前年対比で105%くらいま落ち着いています。 その店舗様からは5倍の量をやりきったということでかなり高評価をいただ きました。 どんなものでも3ヶ月前に計画をいただければ大概は対応が可能です。
▽ 『今年(2020年)は、いろいろな企業様がEC運営に寄ってきましたね』 オムニチャネルをきちんとつくって、物流基盤もしっかり構築しようという 流れがすごく増えてきています。
▽ 『今までリアル店舗のみのところは、EC運営を意識していなかった?』 実際、EC運営にそれほど興味がなかったと思います。 競合他社がやっているからやろうとか、時代遅れになってしまうからとりあえず やっておこう、みたいなところは、今回、惨憺 たる状態になったかと思います。 たとえば、自社オフィスビルのフロアみたいな物流基盤が整備できていなかった ところは大変だったと思います。 想定外の波動が来たときに対応できるのかというのが命運を分けるということ ですね。 このほかにも盛りだくさん、物流アウトソーシングについて公開しています! 検討中の企業様は必見です!
それでは、高山氏流『ECを制する物流アウトソーシング』、ぜひお楽しみください!
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1:20 物流アウトソーシングの仕方
9:59 オムニチャネル、物流基盤を作る
11:45 まとめ
~第65回 ゲスト~
高山 隆司(タカヤマ リュウジ)氏
株式会社スクロール360 常務取締役ECフルサポート推進室長
1981年スクロール入社後39年にわたり通販の実務を経験。 2008年ネット通販企業をサポートするスクロール360設立に参画。以降、200社を超える通販企業の立ち上げやフルフィルメント受託を統括。 著書に「ネット通販は『物流』が決め手」、「EC通販で勝つBPO活用術」(いづれもダイヤモンド社)がある。
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柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役
1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode65/
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【ECの未来YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/c/ecの未来/
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