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日本に来てくれないなら人気の商品を中国に持っていけば売れるんじゃないの? 残念ながら、すでにそんな単純な話ではなさそうです。 今回ゲスト、withRiver 株式会社 代表取締役社長の白川氏は、20年以上に 渡り外資系IT,メディカル、エンタメ・アパレルブランドにおいてSCM・ロジスティクス部門の 責任者を務め、2003年からはアマゾン、楽天、ウォルトディズニー・ローソンなどで 物流センター運営や配送オペレーションのマネージメントに従事。ECビジネス・物流、 越境ビジネスのコンサルティング事業をされています。 白川氏に『食品物流の越境を含めたお話し』についてきいてみました!
▽ 『中国との物流についてはいかがでしょうか?』 小売りさんだけじゃなくて、メーカーさん、生産者さんが、日本だけだと人口も減っていくし今後スケールすることは考えづらいので海外に出たい場合どうしたら良いの? というお問合せが結構きます。 前職で中国系での商社とか仲卸のようなことをやっていたので、中国でどうやって売ったらいいの?などのお話を色々いただきます。 注意することはたくさんあります。今回のコロナでインバウンド需要が全然なくなってしまった。 以前はインバウンドで日本に来ておいしいモノを食べたり、お土産買ってそれを持って帰って、そこから火が付いていたんですけど。 最初の火が付くところが無くなってしまったので、今は商品をどうやって知って頂くの? みたいなところから始まります。 昔は私もまずはインバウンドですよって言っていました。 とにかくお土産屋さんだったり、ドラッグストアだったり色んなところでとにかく試食してもらうとか、そういったところで知ってもらって、お土産で持って帰ってもらうのが一番最初のとっかかりとしていいですよ。という流れでした。 今、そのインバウンド需要が無いので、当然中国でも食品展覧会はいっぱいあるし、 そういったところに出店する人もいるのですが、 今みたいにコロナで行けないとか、食べるモノってやっぱり食べてみないと分からないといったところで、どうしたらよいのか?という相談はあります。 ▽ 『どんな解決策があるのですか?』 一つは中国にビジネスネットワークがあるので、WeChat で繋いだりして、「どんなもの好き?」とか「どんな味が好き?」とか、あとは日本にいる中国の人で試食してもらったりして味を見てもらう。そういったところです。
▽ 『反応が良かった場合、どうなるのですか?』 越境ビジネスといわれている、いわゆる保税区ビジネス、並行輸入でやる場合と、 完全に一般貿易で中国に輸出して、検疫を受けて中国のスーパーとか百貨店とか商店に 並ぶことの二つがあります。 商品によって、すごく検疫が大変だったり、中国特有のルールでダメというのもあったりするので、そういったところはプロフェッショナルの人に確認していただきます。 中国あるあるなんですけど、輸入する港によって検疫の厳しさが違うということがあります。餅は餅屋で中国の人たちで信用できるところに頼むというのが正解だと思います。
▽ 『白川さんの中国のネットワークででサポートしていただけるのですか?』 アライアンスを組んでいるパートナーさんにお願いすることができます。 一番簡単な商材は、いわゆるインスタント系だったり、ラーメン、お菓子、スナック類。 白い恋人は超ど定番ですが、向こうでは日本のチョコレートは甘すぎるとよく言われます。
▽ 『商品を単品で持っていくんですか?』 ある程度好きそうなモノをサンプルを渡してどれが良いか決めてもらっています。 やっぱり注文の桁数が日本よりもゼロが2つ多いので、売れるとコンテナで持って行くことになります。ただ、正直そこまでの生産能力がメーカーさんになかったりするんです。 大手じゃないところのお菓子メーカーって結構多いので。 物流の話と外れちゃいますけど、過去あったお客さまの失敗で、すごく売れたからって生産ラインを増やしちゃったんですね。だけど生産地偽装みたいなのがあったりで一気に人気が無くなって、在庫を抱えてしまいました。 中国はメーカーよりも商品で選ぶ傾向があり、同じブランドのメーカーの違う商品を一生懸命、売ろうとしても売れなかったりするんです。なかなか次のヒットを生むことが難しいです。
▽ 『中国について常にトレンドを追っていかないといけないですね』 WeChat、weibo、タオバオあたりを見てすごく出品が多いモノは売れてるなとかをチェックするのが良いと思います。
このほかにも盛りだくさん、中国の物流事情について公開しています! ご検討中の企業様は必見です!
それでは、白川氏流『中国への物流 注意すべきポイント』、ぜひお楽しみください!
#ECの未来一覧はこちら #いいねチャンネル登録お願いします #食品EC #物流
0:00 ダイジェスト
0:47 中国で売るために注意すること
3:14 仕入れ
9:15 まとめ
~第74回 ゲスト~
withRiver 株式会社 代表取締役社長・コンサルタント
白川久美(シラカワ クミ)氏
20年以上に渡り外資系IT,メディカル、エンタメ・アパレルブランドにおいてSCM・ロジスティクス部門の責任者を務め、 2003年からはアマゾン、楽天、ウォルトディズニー・ローソンなどで物流センター運営や配送オペレーションのマネージメントに従事。 またアマゾンのお急ぎ便など新規サービス中心メンバーと導入してきた。 2011年頃から米系アパレルメーカーで中国国内の物流責任者となりその後中国を中心に越境ビジネスにも従事。 2017年にwithRiver(株)を設立。 ECビジネス・物流、越境ビジネスのコンサルティング事業を開始。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役
1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode74/
▼コメントお待ちしています!高評価も次の動画制作の励みになります!!
毎週水曜日18時YouTube同時配信。
【ECの未来YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/c/ecの未来/
─[ お問合せ ]──────
出演者へのご質問、お仕事のご依頼はこちらから
サヴァリ株式会社
0120-025-248
https://savari.jp/contact/
──────────
日本に来てくれないなら人気の商品を中国に持っていけば売れるんじゃないの? 残念ながら、すでにそんな単純な話ではなさそうです。 今回ゲスト、withRiver 株式会社 代表取締役社長の白川氏は、20年以上に 渡り外資系IT,メディカル、エンタメ・アパレルブランドにおいてSCM・ロジスティクス部門の 責任者を務め、2003年からはアマゾン、楽天、ウォルトディズニー・ローソンなどで 物流センター運営や配送オペレーションのマネージメントに従事。ECビジネス・物流、 越境ビジネスのコンサルティング事業をされています。 白川氏に『食品物流の越境を含めたお話し』についてきいてみました!
▽ 『中国との物流についてはいかがでしょうか?』 小売りさんだけじゃなくて、メーカーさん、生産者さんが、日本だけだと人口も減っていくし今後スケールすることは考えづらいので海外に出たい場合どうしたら良いの? というお問合せが結構きます。 前職で中国系での商社とか仲卸のようなことをやっていたので、中国でどうやって売ったらいいの?などのお話を色々いただきます。 注意することはたくさんあります。今回のコロナでインバウンド需要が全然なくなってしまった。 以前はインバウンドで日本に来ておいしいモノを食べたり、お土産買ってそれを持って帰って、そこから火が付いていたんですけど。 最初の火が付くところが無くなってしまったので、今は商品をどうやって知って頂くの? みたいなところから始まります。 昔は私もまずはインバウンドですよって言っていました。 とにかくお土産屋さんだったり、ドラッグストアだったり色んなところでとにかく試食してもらうとか、そういったところで知ってもらって、お土産で持って帰ってもらうのが一番最初のとっかかりとしていいですよ。という流れでした。 今、そのインバウンド需要が無いので、当然中国でも食品展覧会はいっぱいあるし、 そういったところに出店する人もいるのですが、 今みたいにコロナで行けないとか、食べるモノってやっぱり食べてみないと分からないといったところで、どうしたらよいのか?という相談はあります。 ▽ 『どんな解決策があるのですか?』 一つは中国にビジネスネットワークがあるので、WeChat で繋いだりして、「どんなもの好き?」とか「どんな味が好き?」とか、あとは日本にいる中国の人で試食してもらったりして味を見てもらう。そういったところです。
▽ 『反応が良かった場合、どうなるのですか?』 越境ビジネスといわれている、いわゆる保税区ビジネス、並行輸入でやる場合と、 完全に一般貿易で中国に輸出して、検疫を受けて中国のスーパーとか百貨店とか商店に 並ぶことの二つがあります。 商品によって、すごく検疫が大変だったり、中国特有のルールでダメというのもあったりするので、そういったところはプロフェッショナルの人に確認していただきます。 中国あるあるなんですけど、輸入する港によって検疫の厳しさが違うということがあります。餅は餅屋で中国の人たちで信用できるところに頼むというのが正解だと思います。
▽ 『白川さんの中国のネットワークででサポートしていただけるのですか?』 アライアンスを組んでいるパートナーさんにお願いすることができます。 一番簡単な商材は、いわゆるインスタント系だったり、ラーメン、お菓子、スナック類。 白い恋人は超ど定番ですが、向こうでは日本のチョコレートは甘すぎるとよく言われます。
▽ 『商品を単品で持っていくんですか?』 ある程度好きそうなモノをサンプルを渡してどれが良いか決めてもらっています。 やっぱり注文の桁数が日本よりもゼロが2つ多いので、売れるとコンテナで持って行くことになります。ただ、正直そこまでの生産能力がメーカーさんになかったりするんです。 大手じゃないところのお菓子メーカーって結構多いので。 物流の話と外れちゃいますけど、過去あったお客さまの失敗で、すごく売れたからって生産ラインを増やしちゃったんですね。だけど生産地偽装みたいなのがあったりで一気に人気が無くなって、在庫を抱えてしまいました。 中国はメーカーよりも商品で選ぶ傾向があり、同じブランドのメーカーの違う商品を一生懸命、売ろうとしても売れなかったりするんです。なかなか次のヒットを生むことが難しいです。
▽ 『中国について常にトレンドを追っていかないといけないですね』 WeChat、weibo、タオバオあたりを見てすごく出品が多いモノは売れてるなとかをチェックするのが良いと思います。
このほかにも盛りだくさん、中国の物流事情について公開しています! ご検討中の企業様は必見です!
それでは、白川氏流『中国への物流 注意すべきポイント』、ぜひお楽しみください!
#ECの未来一覧はこちら #いいねチャンネル登録お願いします #食品EC #物流
0:00 ダイジェスト
0:47 中国で売るために注意すること
3:14 仕入れ
9:15 まとめ
~第74回 ゲスト~
withRiver 株式会社 代表取締役社長・コンサルタント
白川久美(シラカワ クミ)氏
20年以上に渡り外資系IT,メディカル、エンタメ・アパレルブランドにおいてSCM・ロジスティクス部門の責任者を務め、 2003年からはアマゾン、楽天、ウォルトディズニー・ローソンなどで物流センター運営や配送オペレーションのマネージメントに従事。 またアマゾンのお急ぎ便など新規サービス中心メンバーと導入してきた。 2011年頃から米系アパレルメーカーで中国国内の物流責任者となりその後中国を中心に越境ビジネスにも従事。 2017年にwithRiver(株)を設立。 ECビジネス・物流、越境ビジネスのコンサルティング事業を開始。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役
1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode74/
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毎週水曜日18時YouTube同時配信。
【ECの未来YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/c/ecの未来/
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サヴァリ株式会社
0120-025-248
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