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amazonといえばテックの会社とのイメージをお持ちではないでしょうか? 今回ゲスト、株式会社スパークルボックス 太田氏は、2002年アマゾン入社。 新規ビジネス立案、数々のビジネスを立ち上げ、2015年日本初の定額制 ジュエリーレンタルサービス「スパークルボックス」設立。2020年「aLLHANz」設立。 著書「アマゾンで私が学んだ新規ビジネスの作り方(宝島社)」を出版されて います。 太田氏に『新規ビジネスのつくり方(後編)』についてきいてみました!
▽ 『新規ビジネスについてどう考えるのでしょうか』 amazonでの新規ビジネスを立ち上げるということは、お客様により多くの商品を提供できる ということになります。amazonのことも良く分かっていますしお客様のことも分かっています。 でも、私がそのままビジネスをまわして良いのか?というとそんなことはないと思います。 なぜならたとえば、おもちゃ業界にはあまり詳しくありません。 であれば、きちんとチームを作らないといけないんです。そのときに大事になってくるのは、 やはり業界のことに非常に詳しい人のアサインです。 また、お取引先とEC担当とでは話すときに言葉が通じないことがあります。 たとえば、お取引先に”ぺージビューが”と言っても、”。。。” になってしまうことがあります。 ECでの用語を店舗用に例えて話すと、 ”セッション”だと、お客様がどれくらいお店に入っているか? ”ページビュー”だと、どれくらいその商品を手に取ったか?などです。 そういうのを変換して交渉することも大切です。 もう一つ大事なことは、いかに自動化して簡単に物事が回る仕組み化することによって、 新規ビジネスに使える時間を増やしていくことです。 amazonでは”自動化・仕組化”というのが、非常に重要視されています。その方が間違えが 少ないです。なので、お客様とかお取引先様とかにご迷惑をかけることが少なくなっていきます。 それと同時に自分の時間が空くので新しいことが考えられるようになります。 もし、自動化・仕組み化していかないと前にもやった同じことを時間をかけてやらないといけな くります。そうなると時間がなくなって、新しい次の価値あることが生み出せなくなってしまいます。 なので意識してやっています。
▽ 『新規ビジネスでは人が重要ということですね』 悩んでる会社様で多いのは、今動いている大きいビジネスから優秀な人を抜けさせられない。 しかし先ほどの自動化で、抜けても回せるようにしておけば、その人を移動させることができます。 逆に優秀な人を移動させると、その会社がどれだけ次の新しいビジネスに力を入れているかと いうのが、社内、社外に対してのメッセージになります。 社外にメッセージを伝えたい場合は、その業界で割と名の知れた人とか、その業界に詳しい人 というのを採用することで「この会社がこのビジネスをやるのは本気なんだ」というメッセージにな るんです。 ▽ 『新規ビジネスの進み方はどの会社も泥くさいですよね』 amazonって人が見えづらい会社という風に思われがちなのですが、一緒に働いてみると 非常に泥くさいです。その会社のリーダーたち、amazonは全社員がリーダーですけれども、 自分の事だけではなく、amazonのビジョン、”世界で一番大きなセレクションを持つ”会社に なる”という、ビジョンを達成するためには自分のところから優秀な人でも出します。 もちろん痛いですが、それがないと会社としてのミッションが達成できないということがあります。 そこを徹底して皆が理解しているというのはamazonのすごいところだと思います。
▽ 『amazonはテクノロジーありきの会社ではないということですね』 今の会社で、ネットビジネスやりたいとか、AIを使いたいとか、こういうシステムを つくりたいとか相談されますが、それって何故ですか?ということが多いです。 いったいAIを使って何がしたいの?と。amazonってテックの会社だと思われがちなのですが、 私はテックの会社ではなくイノベーションの会社だと思っています。 それで”イノベーション”って何かというと、問題解決なんです。テックではないんです。 問題解決で、一番大事なことはお客様の問題を解決することです。 そして、お客様がまだ気づいていない問題を解決することです。 たとえば、歯磨き粉がなくなったが買い物に行くのが面倒くさいので、amazonで買っちゃえとなり、 翌日には歯磨き粉が届いている。10年くらい前だとそういう生活ってなかったですよね。 問題解決って聞くと難しいかもしれないけれど、ようするに”こういう世界があったら便利だよね” のようなところだと思います。 では、それをやるためにどうするか?それを実現するためにどうするか?というのを考えていく のが大事になります。IOTがあるからダッシュボタンを作ろうという発想ではなく、問題を解決 するためにダッシュボタンがあるという考えです。
このほかにも盛りだくさん、amazonについて公開しています! 新規ビジネスご検討中の企業様のご参考になるかと思います!
それでは、太田氏流『amazon流、新規ビジネスのつくり方(後編)』、ぜひお楽しみください!
#ECの未来一覧はこちら #いいねチャンネル登録お願いします #amazon #新規ビジネス
0:00 ダイジェスト
0:22 新規ビジネスに対する考え方
12:10 まとめ
~第76回 ゲスト~
太田 理加(オオタ リカ)氏
株式会社スパークルボックス 代表取締役
大学卒業後、大手石油会社・国際物流会社でマーケティングを担当。 留学から帰国後、2002年アマゾン入社。新規ビジネス立案・立ち上げを経て、ヘルス&ビューティーやファッションの事業部長歴任。数々のビジネスを立ち上げ、育てていくことで、アマゾンが「書店」から「総合ストア」に成長していくことに貢献。 2015年日本初の定額制ジュエリーレンタルサービス「スパークルボックス」設立。 2020年ダイバーシティ&インクルージョンでイノベーションを起こす社会を目指す「aLLHANz」設立。 著書「アマゾンで私が学んだ新規ビジネスの作り方(宝島社)」 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%81%A7%E7%A7%81%E3%81%8C%E5%AD%A6%E3%82%93%E3%81%A0-%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9-%E5%A4%AA%E7%94%B0-%E7%90%86%E5%8A%A0/dp/4299006321
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役 1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode76/
▼コメントお待ちしています!高評価も次の動画制作の励みになります!!
毎週水曜日18時YouTube同時配信。
【ECの未来YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/c/ecの未来/
─[ お問合せ ]──────
出演者へのご質問、お仕事のご依頼はこちらから
サヴァリ株式会社
0120-025-248
https://savari.jp/contact/
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amazonといえばテックの会社とのイメージをお持ちではないでしょうか? 今回ゲスト、株式会社スパークルボックス 太田氏は、2002年アマゾン入社。 新規ビジネス立案、数々のビジネスを立ち上げ、2015年日本初の定額制 ジュエリーレンタルサービス「スパークルボックス」設立。2020年「aLLHANz」設立。 著書「アマゾンで私が学んだ新規ビジネスの作り方(宝島社)」を出版されて います。 太田氏に『新規ビジネスのつくり方(後編)』についてきいてみました!
▽ 『新規ビジネスについてどう考えるのでしょうか』 amazonでの新規ビジネスを立ち上げるということは、お客様により多くの商品を提供できる ということになります。amazonのことも良く分かっていますしお客様のことも分かっています。 でも、私がそのままビジネスをまわして良いのか?というとそんなことはないと思います。 なぜならたとえば、おもちゃ業界にはあまり詳しくありません。 であれば、きちんとチームを作らないといけないんです。そのときに大事になってくるのは、 やはり業界のことに非常に詳しい人のアサインです。 また、お取引先とEC担当とでは話すときに言葉が通じないことがあります。 たとえば、お取引先に”ぺージビューが”と言っても、”。。。” になってしまうことがあります。 ECでの用語を店舗用に例えて話すと、 ”セッション”だと、お客様がどれくらいお店に入っているか? ”ページビュー”だと、どれくらいその商品を手に取ったか?などです。 そういうのを変換して交渉することも大切です。 もう一つ大事なことは、いかに自動化して簡単に物事が回る仕組み化することによって、 新規ビジネスに使える時間を増やしていくことです。 amazonでは”自動化・仕組化”というのが、非常に重要視されています。その方が間違えが 少ないです。なので、お客様とかお取引先様とかにご迷惑をかけることが少なくなっていきます。 それと同時に自分の時間が空くので新しいことが考えられるようになります。 もし、自動化・仕組み化していかないと前にもやった同じことを時間をかけてやらないといけな くります。そうなると時間がなくなって、新しい次の価値あることが生み出せなくなってしまいます。 なので意識してやっています。
▽ 『新規ビジネスでは人が重要ということですね』 悩んでる会社様で多いのは、今動いている大きいビジネスから優秀な人を抜けさせられない。 しかし先ほどの自動化で、抜けても回せるようにしておけば、その人を移動させることができます。 逆に優秀な人を移動させると、その会社がどれだけ次の新しいビジネスに力を入れているかと いうのが、社内、社外に対してのメッセージになります。 社外にメッセージを伝えたい場合は、その業界で割と名の知れた人とか、その業界に詳しい人 というのを採用することで「この会社がこのビジネスをやるのは本気なんだ」というメッセージにな るんです。 ▽ 『新規ビジネスの進み方はどの会社も泥くさいですよね』 amazonって人が見えづらい会社という風に思われがちなのですが、一緒に働いてみると 非常に泥くさいです。その会社のリーダーたち、amazonは全社員がリーダーですけれども、 自分の事だけではなく、amazonのビジョン、”世界で一番大きなセレクションを持つ”会社に なる”という、ビジョンを達成するためには自分のところから優秀な人でも出します。 もちろん痛いですが、それがないと会社としてのミッションが達成できないということがあります。 そこを徹底して皆が理解しているというのはamazonのすごいところだと思います。
▽ 『amazonはテクノロジーありきの会社ではないということですね』 今の会社で、ネットビジネスやりたいとか、AIを使いたいとか、こういうシステムを つくりたいとか相談されますが、それって何故ですか?ということが多いです。 いったいAIを使って何がしたいの?と。amazonってテックの会社だと思われがちなのですが、 私はテックの会社ではなくイノベーションの会社だと思っています。 それで”イノベーション”って何かというと、問題解決なんです。テックではないんです。 問題解決で、一番大事なことはお客様の問題を解決することです。 そして、お客様がまだ気づいていない問題を解決することです。 たとえば、歯磨き粉がなくなったが買い物に行くのが面倒くさいので、amazonで買っちゃえとなり、 翌日には歯磨き粉が届いている。10年くらい前だとそういう生活ってなかったですよね。 問題解決って聞くと難しいかもしれないけれど、ようするに”こういう世界があったら便利だよね” のようなところだと思います。 では、それをやるためにどうするか?それを実現するためにどうするか?というのを考えていく のが大事になります。IOTがあるからダッシュボタンを作ろうという発想ではなく、問題を解決 するためにダッシュボタンがあるという考えです。
このほかにも盛りだくさん、amazonについて公開しています! 新規ビジネスご検討中の企業様のご参考になるかと思います!
それでは、太田氏流『amazon流、新規ビジネスのつくり方(後編)』、ぜひお楽しみください!
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0:22 新規ビジネスに対する考え方
12:10 まとめ
~第76回 ゲスト~
太田 理加(オオタ リカ)氏
株式会社スパークルボックス 代表取締役
大学卒業後、大手石油会社・国際物流会社でマーケティングを担当。 留学から帰国後、2002年アマゾン入社。新規ビジネス立案・立ち上げを経て、ヘルス&ビューティーやファッションの事業部長歴任。数々のビジネスを立ち上げ、育てていくことで、アマゾンが「書店」から「総合ストア」に成長していくことに貢献。 2015年日本初の定額制ジュエリーレンタルサービス「スパークルボックス」設立。 2020年ダイバーシティ&インクルージョンでイノベーションを起こす社会を目指す「aLLHANz」設立。 著書「アマゾンで私が学んだ新規ビジネスの作り方(宝島社)」 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%81%A7%E7%A7%81%E3%81%8C%E5%AD%A6%E3%82%93%E3%81%A0-%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9-%E5%A4%AA%E7%94%B0-%E7%90%86%E5%8A%A0/dp/4299006321
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柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役 1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
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