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もしあなたが、未経験の状況でEC立上げの担当になったらどうしますか? 今回ゲスト、エース株式会社 第三事業部 次長の北山氏は、百貨店営業から始まり、 2021年度より新体制となり、ECと言われる領域全般を担当されております。 (自社EC&モールにプラスしてEC特化の卸売り部門) 北山氏に『ECの立ち上げ』についてきいてみました! ▽ 『経営者ではない立場から、EC立ち上げはどのようなものだったのでしょうか?』 職責としては事業部を見てるというポジションではありましたけど、卸売業が中心でしたので BtoBを差し置いてBtoCに力を入れていくというと社内では非常にアウェイ感が強かったです。 私たちの商品の購買平均年齢が45歳以上が中心で俗にいうF1層と言われています。 元々は新しいカテゴリとしてチャレンジしていく事業部を作った際に事業部の一員としてスタート しましてはじめは営業をやるのかと思っていたんですけど、”誰もいないからECはお前がやれ”と 振られ、そこからスタートしています。それまでECはお客として利用してはいましたけど、 運営側としては携わってたことはありませんでした。ただ社内の中では、わりと早くPCを使って いたのでデジタルアレルギーはなかったです。
▽ 『直販することでお取引先からの反応はいかがでしたか?』 社長の号令の元、事業部が出来上がり、店舗もオープンして半年遅れでジョインしました。 ECもすでに走りつつあるという状態でポンッと投げられました。 スタートから入っていると良く分かったんですが、走っている電車に飛び込むみたいな感じで ”担当しろ”と言われまして、そこから日々勉強です。ベンダーさんに聞いたり、記事読んだり ということを習慣化したのがスタートです。
▽ 『今後はECやっていかないとマズイよねという話になったんですね』 細々と主力商品はECで少しずつ売り始めていたタイミングではあるんですけど、私の方で 新しいレディ-スブランドだけを切り分けて担当したというのが本当のスタートです。
▽ 『社内の声をまとめるのが一番大変だと思うのですが?』 まずはミカタを作ること。当然、自分の上長がまずはターゲットになります。 あまり詳しくないので自分が仕入れたECに関する情報を有無を言わさず全部転送しました。 必ず自分のコメントを入れて、毎回、毎回、記事が出るたびに転送し続けると、これまた不思議な 事に2年も経つとその上司が私の次に詳しくなってるんです。しかも決裁権も持っています。 知識的には私と同じレベルで決裁してもらえるので、ものすごく決裁が通りやすくなりました。 例えばデベロッパーの話だったり、競合のブランドが今こうだとかということも含めて一緒に転送して いました。そうするとどういう風に見られていくかというと、”あいつ、情報かなり持ってる”と。 なりました。
▽ 『かなり事業部の知識の底上げになったのではないでしょうか?』 上長もプロパーではなく小売りのバイヤーをやられて、小売りについては社内で比較的に 詳しい方だったんですけど、それに加えやっぱりECもというところを含めて上長が好きそうな 話題をチョイスして送っていました。元々のベースとしてはお取引様がいるというということから、 BtoCという直営というものをあえてしてなかったというのはあります。 相当昔ですが、社内的にはもっと小売りに出ていくべきだということで、一回社内提案しましたが 長い歴史の卸売業が染みついてるが故になかなかそこは認めていただけないというか、理解が できなかったということがありました。それが、これからの時代はeコマースと直営だと。 強化していく部署としてあげられていましたけども、さらに本格的にしっかりと取り組んでいきますよ という話はやはりこのコロナになってから余計に強くなりました。 お取引先様も本来は割引して売りたくないんですよね。やっぱりできるだけ正しい値段、 要は正価で売る、イコール利益が最大化されますので必ずそこをお互い守っていきましょうと、 ただし、大きなイベント、モールのイベントは年数回あるので、そのときはここまでは何とかしましょうと。 極力買うときの値段が崩れないような仕組みポイントはしょうがないなど。 このほかにも盛りだくさん、EC立上げについて公開しています!
ECをご検討中の企業様のご参考になるかと思います! それでは、北山氏流『はじめてのEC立上げ』、ぜひお楽しみください!
#ECの未来一覧はこちら #ネットショップ #EC運営担当者
00:00 ダイジェスト
00:45 経営者ではない立場から、ECを立ち上げる
03:50 社内の声をどうまとめるか
06:28 違う部署に対して
09:00 まとめ
~第87回 ゲスト~
北山 浩(キタヤマ ヒロシ)氏 エース株式会社 第三事業部 次長
百貨店営業から始まり、2021年度より新体制となり、 ECと言われる領域全般を担当。 (自社EC&モールにプラスしてEC特化の卸売り部門)
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役
1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode87/
▼毎週水曜日18時YouTube同時配信。
https://www.youtube.com/c/ecの未来/
▼コメントお待ちしています!高評価も次の動画制作の励みになります!!
─[ お問合せ ]──────
出演者へのご質問、お仕事のご依頼はこちらから
サヴァリ株式会社 0120-025-248 https://savari.jp/contact/
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もしあなたが、未経験の状況でEC立上げの担当になったらどうしますか? 今回ゲスト、エース株式会社 第三事業部 次長の北山氏は、百貨店営業から始まり、 2021年度より新体制となり、ECと言われる領域全般を担当されております。 (自社EC&モールにプラスしてEC特化の卸売り部門) 北山氏に『ECの立ち上げ』についてきいてみました! ▽ 『経営者ではない立場から、EC立ち上げはどのようなものだったのでしょうか?』 職責としては事業部を見てるというポジションではありましたけど、卸売業が中心でしたので BtoBを差し置いてBtoCに力を入れていくというと社内では非常にアウェイ感が強かったです。 私たちの商品の購買平均年齢が45歳以上が中心で俗にいうF1層と言われています。 元々は新しいカテゴリとしてチャレンジしていく事業部を作った際に事業部の一員としてスタート しましてはじめは営業をやるのかと思っていたんですけど、”誰もいないからECはお前がやれ”と 振られ、そこからスタートしています。それまでECはお客として利用してはいましたけど、 運営側としては携わってたことはありませんでした。ただ社内の中では、わりと早くPCを使って いたのでデジタルアレルギーはなかったです。
▽ 『直販することでお取引先からの反応はいかがでしたか?』 社長の号令の元、事業部が出来上がり、店舗もオープンして半年遅れでジョインしました。 ECもすでに走りつつあるという状態でポンッと投げられました。 スタートから入っていると良く分かったんですが、走っている電車に飛び込むみたいな感じで ”担当しろ”と言われまして、そこから日々勉強です。ベンダーさんに聞いたり、記事読んだり ということを習慣化したのがスタートです。
▽ 『今後はECやっていかないとマズイよねという話になったんですね』 細々と主力商品はECで少しずつ売り始めていたタイミングではあるんですけど、私の方で 新しいレディ-スブランドだけを切り分けて担当したというのが本当のスタートです。
▽ 『社内の声をまとめるのが一番大変だと思うのですが?』 まずはミカタを作ること。当然、自分の上長がまずはターゲットになります。 あまり詳しくないので自分が仕入れたECに関する情報を有無を言わさず全部転送しました。 必ず自分のコメントを入れて、毎回、毎回、記事が出るたびに転送し続けると、これまた不思議な 事に2年も経つとその上司が私の次に詳しくなってるんです。しかも決裁権も持っています。 知識的には私と同じレベルで決裁してもらえるので、ものすごく決裁が通りやすくなりました。 例えばデベロッパーの話だったり、競合のブランドが今こうだとかということも含めて一緒に転送して いました。そうするとどういう風に見られていくかというと、”あいつ、情報かなり持ってる”と。 なりました。
▽ 『かなり事業部の知識の底上げになったのではないでしょうか?』 上長もプロパーではなく小売りのバイヤーをやられて、小売りについては社内で比較的に 詳しい方だったんですけど、それに加えやっぱりECもというところを含めて上長が好きそうな 話題をチョイスして送っていました。元々のベースとしてはお取引様がいるというということから、 BtoCという直営というものをあえてしてなかったというのはあります。 相当昔ですが、社内的にはもっと小売りに出ていくべきだということで、一回社内提案しましたが 長い歴史の卸売業が染みついてるが故になかなかそこは認めていただけないというか、理解が できなかったということがありました。それが、これからの時代はeコマースと直営だと。 強化していく部署としてあげられていましたけども、さらに本格的にしっかりと取り組んでいきますよ という話はやはりこのコロナになってから余計に強くなりました。 お取引先様も本来は割引して売りたくないんですよね。やっぱりできるだけ正しい値段、 要は正価で売る、イコール利益が最大化されますので必ずそこをお互い守っていきましょうと、 ただし、大きなイベント、モールのイベントは年数回あるので、そのときはここまでは何とかしましょうと。 極力買うときの値段が崩れないような仕組みポイントはしょうがないなど。 このほかにも盛りだくさん、EC立上げについて公開しています!
ECをご検討中の企業様のご参考になるかと思います! それでは、北山氏流『はじめてのEC立上げ』、ぜひお楽しみください!
#ECの未来一覧はこちら #ネットショップ #EC運営担当者
00:00 ダイジェスト
00:45 経営者ではない立場から、ECを立ち上げる
03:50 社内の声をどうまとめるか
06:28 違う部署に対して
09:00 まとめ
~第87回 ゲスト~
北山 浩(キタヤマ ヒロシ)氏 エース株式会社 第三事業部 次長
百貨店営業から始まり、2021年度より新体制となり、 ECと言われる領域全般を担当。 (自社EC&モールにプラスしてEC特化の卸売り部門)
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ) 氏
株式会社柳田織物 代表取締役
1971年4月生まれ。1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。1999年退社し(株)柳田織物に入社。 2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。 2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。 2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。 2013年4月代表取締役に就任。 2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。 EC4店舗を運営。
https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode87/
▼毎週水曜日18時YouTube同時配信。
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