「ACLE棄権の中国・山東泰山に2年出場禁止処分も。神戸の罰金解消なし。AFCに不満」 山東泰山(中国1部)が2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)を途中撤退した問題を巡り、AFC(アジアサッカー連盟)は8月4日、同クラブに対する処分を公式発表。AFC主催大会への出場禁止など複数の処分が科せられているが、依然として山東戦で発生した乱闘騒ぎに関するヴィッセル神戸への罰金処分は解消されていない。 山東は2025年2月19日に敵地で蔚山HD(韓国1部)と対戦する予定だったが、これを棄権。東地区グループステージ最終節での途中撤退に批判が相次ぐなか、AFCは「競技開始後に競技から撤退する参加クラブは、そのすべての試合がキャンセルされ、無効とみなされる」という大会規則第5条6項に則り、山東の関わる試合をすべて無効に。この結果、3位でフィニッシュの予定だった神戸は5位に転落。ラウンド16での対戦相手がブリーラム・ユナイテッドから光州FCへ変更されている。