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あおいの会社に、グラフィックデザイナー志望の学生インターンが来た。紙を切る作業をしてもらったが、最初に彼女に与えられたカッターがあまりにもチープだったので、今度はちゃんとキレイに切れるカッターを渡した。当たり前だが、その違いによって作業効率の差も体感できたはず。この出来事から今日のテーマが決まった。博之が学生時代に経験したアルバイトの事を思い出す。同じ作業でも、確かに与えられた道具によって、良い思い出と悪い思い出ができた。そうか、あの道具も確かに、人生を変えたかも…。
不便な思いをするからこそ、人は工夫して、成長するのか?クリエイティブ魂を発揮するのか?いや、それとも良い道具によって才能を開花させるのか?
モノの価値は人によって異なるのは当たり前なんですが、どうも腑に落ちないことばかり。ブランド品を好んで買う人、100円ショップが大好きな人、そこには実は共通の価値観があったりする。ほとんどのお店では定価で商品やサービスを買いますが、そうじゃない場所があることも確か。
夫博之は「富山県民の多くは傷つきやすい」という仮説を立てました。だから分厚い壁をつくって傷つくことから自分を守っていると。それに対して妻あおいは、共感するところもあるが、ちゃんと説明できるよう論点整理を持ちかけ、またいつものようにふたりの談義がはじまりました。
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