前回に引き続き初の女性ゲストであるタカギさんを迎え、卒論で妖怪について論じたという「妖怪博士」である彼女のレクチャーのもと、妖怪について真剣に考えました。トーク中に出てきた妖怪の一つである「尻目」を調べてみたら、実に衝撃的なビジュアルでした。
怖いわ。
彼女のトークから想像するに、お尻のほっぺに二つ眼が付いているのかと思いきや、思いっきり穴じゃないですか。妖怪について民俗学的な見地から考えると、昔の日本人が実に豊かな想像力をもっていたということを、改めて知らされます。やっぱり現代日本人に足りないのは、何か自然現象が発生したときにすぐ数式で解き明かそうとするのではなくて、「ひょっとしたらこんな妖怪の仕業なんじゃないか?」という柔軟な発想力と、それを具体的にビジュアル化する創造力なのではないか?ちなみに「妖怪」を英語に訳すと何になるのか?という問題。Google翻訳だと、にべもなく「Specter」と変換されました。
「尻目」は、昔の露出狂が伝聞の末にビジュアル化されたもの、という洞察は実に鋭い。
タカギさんには、今度露出狂に遭遇したら、尻に目がないか是非確認していただきたいのである。
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「妖怪について真剣に考える。「朧車」とか「尻目」とか。」
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