海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第5弾はRadioheadの『OK Computer』。第10回は10曲目『No Surprises』を取り上げます。グロッケンシュピールが鳴る、子守唄のように優しい曲。ところが歌われているのは、何も起こらない静かな人生への願いと、そこに滲む深い絶望です。バンドはLouis Armstrongの1968年版『What a Wonderful World』やMarvin Gayeのソウルの空気を狙い、そして一発録りで完成させました。Grant Gee監督のミュージックビデオでは、Thom Yorkeの頭を覆うヘルメットに水が満ちていきます。優しい音で残酷なことを歌うという、このアルバムの到達点を解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。