アルバム全曲解説

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アルバム全曲解説 episodes

  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #8 起きたことは、起きたこと『Lo Que Pasó, Pasó』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。第8回は8曲目『Lo Que Pasó, Pasó』(=起きたことは、起きたこと)。Luny TunesとElielの共同制作、作詞にJoan Ortiz。2004年9月のシングルで、US Hot Latin Songsで2位、Tropical Songsでは1位。Lo Nuestro賞のアーバン・ソング・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。実はラテン圏では『Gasolina』を上回る愛され方をした一曲で、ドミニカ由来のバチャータと混ぜたバージョンも作られています。レゲトンが硬派な音楽から「歌える音楽」へ移っていく分岐点として解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    5 min
  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #7 壁の向こうのブロンクス『El Muro』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。第7回は7曲目『El Muro』(=壁)。Monserrate & DJ Urbaが手がけた、アルバムでもっとも硬い、ニューヨークのラップに近い手触りの一曲です。ここを入り口に、あまり語られてこないプエルトリコとヒップホップの関係——ブロンクスでヒップホップが生まれた現場に最初からプエルトリコ系がいたこと(Rock Steady CrewのCrazy Legs、Cold Crush BrothersのCharlie Chase)、そしてレゲトンがジャマイカ・パナマ・ニューヨーク・プエルトリコという4つの流れの合流点であることを解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    5 min
  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #6 英語で行くか、そのまま行くか『Like You』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。第6回は6曲目『Like You』。全21曲でただ1曲、全編英語で書かれた曲です。Luny Tunes制作。2005年にシングルとして切られ、Billboard Hot 100で78位、Bubbling Under Hot 100では1位に。ところが英語だったために、ラテン系のチャートには載れませんでした。同じアルバムの『Gasolina』はスペイン語のまま世界に届いている——この対比が、その後20年のラテン音楽の進み方を先に示していた、という話をします。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    5 min
  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #5 世界の扉をこじ開けた一曲『Gasolina』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。第5回は5曲目『Gasolina』。2003年にEddie Deeと共作し、Luny Tunesが仕上げたこの曲が、レゲトンを世界の音楽に変えました。サビの女性の声はGlory——ただしクレジットに名前はありません。「隠された意味があるはずだ」と探された曲について、Daddy Yankee自身は「完全に文字どおりで、自分が書いた中でいちばん無邪気な曲だ」という趣旨を語っています。ミュージックビデオはSanto Domingoで撮影。2023年には米議会図書館のNational Recording Registryにレゲトンとして初めて登録されました。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    6 min
  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #4 ひとりにしないでくれ『No Me Dejes Solo』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。第4回は4曲目『No Me Dejes Solo』。Wisin & Yandelを迎え、彼ら自身も作者に名を連ねたシングルです。Daddy Yankeeはのちに、この曲がWisin & Yandelを国際的に押し上げたと語っています。同じ2004年1月にはEddie Deeが12人のレゲトン勢を集めた『12 Discípulos』を発表しており、当時のこのジャンルが「一人で勝つ」のではなく「仲間ごと勝ち上がる」構造で動いていたことがよく分かります。タイトルの「ひとりにしないでくれ」を、その文脈で読み解きます。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    4 min
  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #3 名前のない声『Dale Caliente』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。第3回は3曲目『Dale Caliente』。GloryとBlacka-Niceを迎え、Monserrate & DJ UrbaとFidoが手がけたフロア向けの一曲です。ここで初めて登場するGlory(本名Glorimar Montalvo Castro)は、のちに『Gasolina』であの印象的なフレーズを歌いながらクレジットに名前が載らなかった人物。レゲトンにおける女性の声の位置づけと、2002年にプエルトリコ議会でperreo(ペレオ)が公聴会にかけられた出来事を軸に解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    5 min
  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #2 まだ誰も王ではなかった『King Daddy』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。第2回は2曲目『King Daddy』。世界的スターがまだ一人もいなかったジャンルで、自分から「王」を名乗った一曲です。あわせて、この曲とアルバムの音を作ったプロデューサー、Luny Tunes(ドミニカ系のFrancisco SaldañaとVíctor Cabrera)の来歴と、レゲトンの土台にあるデンボウのリズムの成り立ち——ジャマイカのダンスホールから借りてきた一つのリズムを、ジャンル全体で共有するという文化——を解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    5 min
  • Daddy Yankee『Barrio Fino』全曲解説 #1 上品な、バリオ『Intro』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第6弾はDaddy Yankeeの『Barrio Fino』(2004)。レゲトンを地下から世界へ押し上げた一枚を、全21曲、順番に解説していきます。第1回は1曲目『Intro』。タイトルの「バリオ・フィーノ」=「上品な下町」という、本来なら並ばない二語をわざと並べた宣言の意味。プロ野球選手を目指していた少年が流れ弾に当たって音楽に転向するまで。カーポート(marquesina)で録られたカセットの地下文化と、1995年にサンフアンのレコード店が家宅捜索を受けた検閲の時代。そしてこのアルバムが到達した場所までを解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    6 min
  • Radiohead『OK Computer』全曲解説 #12【最終回】ゆっくりでいい『The Tourist』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第5弾はRadioheadの『OK Computer』。ついに最終回。第12回はアルバムを締めくくる『The Tourist』を取り上げます。この曲を主導したのはJonny Greenwood。フランスを訪れた際、名所から名所へと駆け回り、何も見ないまま消耗していく観光客たちを目にしたことが着想でした。だから曲は、意図的なまでに遅い。3秒ごとに何かが起きなくてもいい音楽として作られています。53分にわたって加速し続けた不安の記録が、最後に「ゆっくりでいい」という一言と、ひとつの鈴の音で閉じられる——その着地を解説し、全12曲を振り返ってシリーズを締めくくります。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    5 min
  • Radiohead『OK Computer』全曲解説 #11 墜落から生き延びて『Lucky』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第5弾はRadioheadの『OK Computer』。第11回は11曲目『Lucky』を取り上げます。実はこの曲、アルバムより2年早い1995年に完成していました。ボスニア紛争の子どもたちを支援する慈善アルバム『Help』のために、Nigel Godrichと組んでわずか5時間で録音されたものです。歌われるのは飛行機事故から生還した男。Thom Yorkeはこの曲を「完全な解放の歌」と呼びました。1曲目『Airbag』と同じ「生き延びてしまった」主題が、アルバムの終盤でもう一度、しかし今度は勝利の響きとともに戻ってくる構造を解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    5 min

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海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りする音楽解説ポッドキャスト。制作背景・歌詞のテーマ・音楽的な仕掛けを、1曲まるごと語り尽くします。