「北朝鮮の衛星「マンリギョン1号」に米軍が衛星カタログ番号を付与」 北朝鮮の国家航空宇宙技術総局(NATA)が2023年11月21日夜に打ち上げたとする偵察衛星「マンリギョン(万里鏡)1号」について、アメリカ宇宙コマンドは宇宙空間の人工物を識別するための衛星カタログ番号(Satellite Catalog Number:SATCAT)を付与しました。【最終更新:2023年11月25日10時】【▲ 朝鮮中央通信が2023年11月22日付で掲載した画像。2023年11月21日に北朝鮮が打ち上げた「チョンリマ(千里馬)1型」ロケットとみられる(Credit: 朝鮮中央通信)】アメリカ宇宙軍の第18宇宙防衛隊(18th Space Defense Squadron)が管理するSpace-Track.orgで公開されている情報によると、マンリギョン1号に付与された衛星カタログ番号は「58400」で、日本時間2023年11月25日の時点では高度512×493km・軌道傾斜角97.43度の軌道を94.66分周期で周回しているとされています。同衛星の打ち上げについては木原稔防衛大臣も11月24日の会見で、何らかの物体が地球を周回していることを確認したと明らかにしていました。