弁護士 奥山倫行のロック裁判所

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弁護士 奥山倫行のロック裁判所 episodes

  • 第868回[事例:モリッシー]

    ※OA曲は著作物のためカットしています。


    モリッシーのコンサート中、一人の女性が群衆の中からステージに上がり、モリッシーの手を握る。

    すぐに一人の男性がそれに続くと、さらに別の女性がステージに飛び上がってモリッシーを抱きしめる。そこから事態はエスカレート。

    さらに複数の観客がモリッシーに群がったため、モリッシーはパフォーマンスを中断せざるを得なくなり、コンサートは途中で打ち切りになりました。

    映像あり。https://youtu.be/Q7VH0Dxh3kY


    この出来事は11月2日の米ダラス公演で起きました。

    アンコールのためにステージに再登場したモリッシーが「First of the Gang to Die」を演奏し始めると、観客がステージに乱入し始めました。

    複数の観客がモリッシーに群がったため、彼のセキュリティ担当はモリッシーを安全なバックステージに避難させることにしたため、コンサートはこのまま終了となりました。

    サイトTMZによると、この出来事でセキュリティ担当の1人が負傷したという。

    22 min
  • 第867回[事例:D4vd]

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    現地時間2025年9月8日、アメリカの歌手D4vdのテスラのトランクからバラバラ遺体が発見されたとTMZ.comや NBC News などが報じている。

    D4vdのテスラは先週、レッカー移動され、ロサンゼルスの車両置き場に置かれていた。

    強い臭いに気付いた作業員が警察に通報し、警察がフロントトランクを開けると袋の中に切断された遺体が入っていたのだという。

    「d4vdさん名義のテスラ車から行方不明だった15歳の少女セレステ・リバスさんの遺体が腐敗した状態で発見されたというんです。

    続報によれば、遺体は解体された状態で見つかり、事件性が高いとみられています。米メディア『TMZ』は、リバスさんの母親が『娘にはデイビッドという名前のボーイフレンドがいた』と証言していると伝えています。

    さらにd4vdさんの未発表曲には『セレステ』という女性への愛を歌った内容が含まれており、行方不明直前に流出していたことも判明。

    2人がライブ配信をおこなっていた映像も見つかっているそうです。

    現在のところ容疑者は特定されていませんが、d4vdさんは予定されていたワールドツアーをキャンセルし、代理人を通じて『警察の捜査に全面協力している』とコメントしています」

    21 min
  • 第866回[事例:マイケルジャクソン]

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    マイケル・ジャクソンが曲中に発した「ヒーヒー」などのシャウトを何度も真似していた倉庫作業員が、それらを理由に解雇されたのは不当解雇であると、英国の裁判所が認定しています。

    ニュース専門局Sky Newsによると、英マンチェスターの協同組合の倉庫で働いていた元作業員のルカシュ・ザワツキは同僚から、マイケルを真似た甲高い「ヒーヒー」という声を出したと非難され、ザワツキはまた、黒人の同僚から倉庫で猿の鳴きまねをして人種差別的な行為を行ったとも非難されました。

    裁判所の判決によると、SMと呼ばれる同僚は2023年12月に、自身が嫌がらせの被害者となったことを上司に報告。ザワツキはこれに対して、職場で「恥ずかしくて幼稚な」音を出したことは認めたものの、マイケルのものまねをしたことや猿の鳴き声を真似したことは否定し、「誰かをいじめたり傷つけたりする意図はなかった」と主張しましたが、協同組合はザワツキが「いじめ、嫌がらせ、差別に関する会社の方針に違反した疑いがあり、特に同僚に不適切な発言をして傷つけ、苦痛を与えた」ことにより、停職処分を受けました。

    英国の雇用審判所の裁判官キャロル・ポーターは、ザワツキは不当に解雇されたと判断し、協同組合グループに1万ポンド(約200万円)以上の賠償金を支払うよう命じました。

    ポーター判事は判決文で次のように述べています。「原告の不適切な行為は本質的に職場における幼稚な行動であった。解雇決定権限者からは、原告がそのような音を出すことで、SM氏を不快にさせたり苦痛を与えたという十分な証拠は提示されなかった。

    原告は、SM氏と長年一緒に仕事をしてきたが、SM氏はこの不適切で子どもじみた行為を不快だと思ったことは一度もなかったという明確な証拠を提示しており、この証言に反論はなかった。

    また原告は、職場での不適切で子どもじみた行為に関する会社のゼロトレランス方針を認識していなかった。またそのような行動が容認されない旨の警告を受けたこともなかった」

    18 min
  • 第865回[事例:BLACKPINK リサ]

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    K-POPグループ・BLACKPINKのメンバーのリサさんの衣装がSNSで批判された問題で、手がけたアーティストの代理人が声明で疑惑を否定した。

    リサさんは2025年5月5日にニューヨークで開かれたファッションの祭典メットガラで、ルイ・ヴィトンのボディスーツを着用した。

    このボディスーツには複数の人物の顔がレース編みされていたが、その1人が公民権運動の象徴であるローザ・パークスさんにそっくりだったことがネット上で物議を醸した。

    特に、顔がお尻の部分にあったことで批判が高まり、「リサは広報チーム全員をクビにすべき」などのコメントがSNSに書き込まれていた。

    これに対し、ボディスーツのデザインを手がけたアーティストのヘンリー・テイラーさんの代理人が「衣装に登場する顔はすべて、家族、友人、そして近所の人々だ」と、エンタメメディアVultureに寄せた声明で説明。「ローザ・パークスではないか」という指摘を否定した。

    声明によると、ボディスーツにレース編みされていた人物像は全員、ファレル・ウィリアムスさんが2023年にルイ・ヴィトンのデビューを飾ったコレクションで、ヘンリーさんが手がけた作品に由来する。

    代理人は「衣装に描かれている人物の中にローザ・パークスや黒人文化の歴史上の著名人は一人も含まれていません。すべて、ヘンリー自身の人生に関わる人々です」と声明で述べている。

    一方で、2025年のメットガラのテーマが「Superfine:Tailoring Black Style(華麗なるブラック・スタイル)」だったことや、インターネット上で起きた反発を踏まえると、声明に書かれていた説明は必ずしも納得できるものではなかったかもしれない。

    リサさんは、メットガラの前に、BLACKPINKのメンバーとともに黒人に対する人種差別的なスラングを使ったとみられる過去動画が流出していた。

    また、髪型をめぐり黒人文化の盗用だと指摘されていたことなども、今回の問題で批判に拍車をかける事態を招いた。

    24 min
  • 第864回[事例:グリーン・デイ]

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    グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、現地時間2025年6月22日のコンサート中に観客を激しく注意する一幕があった。

    ドイツで開催された【ハリケーン・フェスティバル】でのグリーン・デイのステージのライブ配信をファンが共有した映像では、ビリー・ジョーがバンドの楽曲「Jesus of Suburbia」のコール&レスポンスの部分を歌いながら、観客の中の誰かを直接指差し、中指を立てているように見える。

    しばらくして、彼はマイクを投げ捨ててギターを下ろし、この人物を直接指差して激しい口調で何か言っている。そして彼はマイクを再び手に取り、観客に“手を上げて”と呼びかけた。

    ネットで拡散されている動画のコメントによると、問題の人物がパフォーマンス中にビリー・ジョーに対して水鉄砲を繰り返し噴射し、それが対立につながったようだ。

    「ビリー・ジョーは、ショー全体を通して自分の顔に水鉄砲で水をかけ続けた人物に対して反応した」というコメントも寄せられている。米ビルボードはグリーン・デイの代理人にコメントを求めている。

    19 min
  • 第863回[事例:ショーン・コムズ ※ゲスト:Raycoさん]

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    先週に続き、ゲストにLA在住のプロデューサーRaycoさんをお迎えして、ディディことショーンコムズの裁判について。

    裁判中、陪審員に向かって激しくうなづいて見せるなど、リアクションを取ったとして判事から警告を受けた。

    Varityによると、現地時間6月5日の昼休憩に、アルン・スブラマニアン判事がコムズの弁護士に対し、「陪審員に対し、顔の表情で訴えるべきではないと、これ以上ないほど明確に伝えました。

    質問中、そちらの依頼人が陪審員の方を見て激しくうなづいて見せる場面がありました」と指摘し、「決して受け入れられるものではない」と警告。

    「陪審員との交流を目論む行為は一切許されない」と指導し、これに従えない場合、コムズを法廷から排除する可能性があると述べたそうだ。

    コムズは裁判中、おおむね冷静な態度を見せているが、元アシスタントのジョージ・カプランらによる証言の一部で、陪審員に向けてうなずいてみせる場面があったそう。

    また、傍聴席にいる一般に人々や報道陣に視線を向けるほか、家族や友人に感謝のしぐさを見せることもあったという。

    なお、この日の法廷では、コムズの元恋人ブリアナ・ボンゴランが証言台に立ち、17階バルコニーで、コムズから押さえつけられたなどと証言した。

    この裁判では、他にも元恋人キャシーや、彼女の友人ケリー・モーガン、コムズの元個人秘書デヴィッド・ジェームズ、歌手のドーン・リチャード、コムズに雇われた男性セックスワーカーらが出廷し、コムズによる暴力を証言した。

    23 min
  • 第862回[事例:ショーン・コムズ ※ゲスト:Raycoさん]

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    米人気ラッパーのディディとして知られる大物音楽プロデューサーのショーン・コムズ被告(55)の性的人身売買罪と恐喝罪などの刑事裁判について、ロサンゼルス在住のプロデューサーRaycoさんをゲストにお迎えしてお届け。

    本裁判は、2025年7月2日に、売春に関与した罪2件で有罪。より重大な性的人身売買など3件は無罪という判決が出されており、保釈申請は退けられ、量刑が宣告されるまで拘束されることが決まっている。

    この判決に関するアメリカ市民などの反応や、長年ヒップホップ業界にいたRaycoさんの思いなどを聞いた。

    22 min
  • 第861回[事例:ロード・バッファロー]

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    米テキサス州オースティンを拠点とするロックバンド、ロード・バッファローは、ヨーロッパツアーのため飛行機に乗る予定だったところ、ドラマーのヤマル・サイードが米国税関・国境警備局の職員によって機内から強制的に降ろされ、拘束されたと報告。

    これにより、バンドは欧州ツアーを中止しました。

    サイードは、メキシコ国籍ですが、米国永住権を持ち、1980年代からオースティンに住んでいるにもかかわらず拘束されたという。

    バンドはSNSでこう報告しています。「大変残念ですが、今後のヨーロッパツアーを中止せざるを得ないことをお知らせします。私たちのドラマーはメキシコ国籍で、アメリカ合衆国の永住権保持者(グリーンカード保持者)ですが、5月12日(月)にダラス・フォートワース国際空港で税関・国境警備局(CBP)によってヨーロッパ行きの便から強制的に降ろされました。彼は現在も解放されておらず、連絡も取れていません。私たちは現在、移民弁護士と協力してさらなる情報を入手し、彼の解放を働きかけています。

    このツアーを中止しなければならないことは大変残念ですが、私たちはヤマルの安全と自由のために全力を注いでいます。この状況が一時的な障害であり、将来的に安全にツアーを再スケジュールできることを願っています。

    私たちの不在中、ツアーパートナーの Orsak:Oslo はツアーを継続して行います。皆様には、この素晴らしいバンドをぜひ見に行って、今後数週間にわたって彼らをサポートしていただくよう強くお願いいたします」

    「更新:皆様からの温かいご支援に心より感謝申し上げます。本当に力になります。私たちのドラマーは必要な法的代理人を確保し、今後の展開を待っているところです。重ねて申し上げますが、私たちも何が起こっているのか本当に分かっていません。答えよりも質問の方が多くありますが、可能な限り最新情報をお伝えしてます。

    現在、家族はこの状況に対処するため、プライバシーを尊重してほしいと求めています」トランプ大統領が2期目の任期に就いた際、彼は米国史上最大の強制送還キャンペーンを実行すると公約しました。大統領就任から3ヶ月以上が経過しましたが、彼の政権による取り締まりは、合法的な滞在資格を持たない不法滞在の移民だけでなく、永住者、留学生、ビザ保持者、観光客までも巻き込んでおり、トランプ大統領は米国市民も次に強制送還の対象になる可能性があると述べています。


    【update:2025/05/16 11:38】テキサス州オースティンを拠点とする公共ラジオ局KUTは、ドラマーのサイードが飛行機から降ろされて拘束された件は、刑事事件に起因する可能性があり、移民関連の措置とは関係ないようだと報じています。

    KUTは、税関・国境警備局(CBP)の広報担当者は5月14日、サイードの拘束は有効な逮捕状に基づくものだと確認したと報じており、KUTは、税関・国境警備局はその後、サイードを現地の警察に引き渡したと報じています。

    KUTは続けて、こう報じています。「オンラインの拘置所記録によると、サイードは過去1年間に少なくとも2回、保護命令(いわゆる接近禁止命令)に違反したとして、タラント郡の拘置所に収容されています。テキサス州では、これは重罪にあたります。有罪判決を受けた場合、最低でも2年の禁固刑となる可能性があります。サイードの逮捕状は、ラノ郡保安官事務所によって発行されました」KUTは、この件についてバンドにも連絡を取りましたが、バンドからはコメントがないと伝えています。

    オースティンの刑事弁護弁護士ジョージ・ロブはKUTの取材に応じ、重罪の逮捕状を持つ人物を国際線から降ろすことは珍しいことではないと述べています。

    22 min
  • 第860回[事例:モトリー・クルーのヴィンス・ニール]

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    モトリー・クルーのヴィンス・ニールが所有するプライベートジェットが駐機中の飛行機と衝突し、1人が死亡した。

    ヴィンスの弁護士が発表した声明によると、2月10日の現地時間午後2時39分、ヴィンス所有のリアジェット機モデル35Aがアリゾナ州スコッツデール空港に着陸しようとした時に、滑走路から逸れ、駐機していた別の飛行機と衝突、ヴィンスは乗っていなかったものの、2人のパイロットと2人の乗客が乗っていたという。

    「ニール氏の思いと祈りは、関係者全員に捧げられ、今日助けてくれたすべての救急隊員の重要な援助に感謝しています」と声明は続いている。

    報道によると、パイロットが死亡、副操縦士とヴィンスの恋人レイン・アンドレアーニとその友人が「命に別状はない」負傷で入院しているという。

    モトリー・クルーは、ソーシャルメディア上で声明を発表、「詳細はまだ明らかになっていませんが、命を落としたパイロットと怪我を負った乗客のご家族には心よりお見舞い申し上げます」「モトリー・クルーは、亡くなったパイロットの家族を支援する方法を発表する予定です」 「近日中に発表しますので、お待ちください」と綴っていたが、同投稿は後で削除された。

    22 min
  • 第859回[事例:テイラー・スウィフト]

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    テイラー・スウィフトは数百枚のツアーのチケットを盗んで、数千万円を得ることになった2人のハッカーが逮捕されている。2人のハッカーは900枚以上のチケットを盗んで、60万ドル(約8800万円)を稼いだということで、現地時間2月27日にニューヨークで逮捕されている。

    クイーンズ郡地方検事局によると、2人はテイラー・スウィフトの「ジ・エラズ」ツアー、アデルやエド・シーランの公演など、1000枚近くのコンサート・チケットを盗んだという。

    2人はジャマイカのキングストンでチケット販売サイト「スタブハブ」の下請けとして働いている時に購入済みのチケットにアクセスする方法を見つけ、犯行に及んでいる。

    購入済みのチケットのURLを盗んで、それを「スタブハブ」で販売することで金銭を得ていたとされている。

    犯行は2022年6月から2023年7月まで行われていたとのことで、重窃盗罪、コンピューターによる改ざん、共謀の罪に問われている。

    『ヴァラエティ』誌に対して地方検事のメリンダ・カッツは以下の声明を発表している。

    「起訴内容によると、被告はテイラー・スウィフトのコンサートや注目イベントの人気を利用して、他人を犠牲にして利益を得ようとしました」「海外のチケット業者を通じて抜け穴を悪用して、ここ10年でも最大のコンサート・ツアーのチケットを盗み、その席を転売して60万ドル以上を稼ぐこととなっています」

    「スタブハブ」の法務責任者であるマーク・ストリームスも『ヴァラエティ』誌に声明を発表して、「ファンのために安全で堅牢なプラットフォームを提供する」ことを誓っている。

    マーク・ストリームスは犯罪が発覚してすぐに「外部のお客様サービス・センターであるサザーランド・グローバル・サービス、クイーンズ郡地方検事局、ジャマイカ警察に通報した」とも述べている。

    「スタブハブ」はこの犯罪によって被害を受けたすべてのチケットを払い戻しするとしており、更なるセキュリティ対策を導入している。

    20 min

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