〈潮2026年6月号紹介#2〉
作家・真山仁さんと哲学者・斎藤幸平さんの対談を紹介。
『ハゲタカ』シリーズで知られる真山さんと、『人新世の「資本論」』で世界的に注目を集めた斎藤さん。お二人が、いまの社会に潜む危機の根っこを語り合いました。
対談では、戦争、気候変動、エネルギー問題、インフレ、陰謀論、パンデミックといった一見別々に見える問題が、実はひと続きの流れの中にあることが浮かび上がります。背景にあるのは、人間の欲望の肥大化と、それを支えてきた資本主義の仕組みではないか。そんな鋭い問いが交わされます。
さらに印象的なのは、真山さんが語る「地方」の力です。グローバリズムに浸食されきっていない古いものが残る地域社会の中にこそ、日本の未来を考えるヒントがあるのではないか。危機を煽るだけでなく、その先の可能性まで見据えた対話となっています。
番組では、対談のきっかけや、お二人とのこれまでの取材の積み重ね、真山さんの小説づくりの裏側にも触れています。社会の大きな流れを考えるうえで、示唆に富んだ回です。
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