会社の後輩に聞かれた見積もりの考え方をダラダラと話してみるです。
きっかけ
会社の後輩と見積もりの話をしたけどあまりにもふざけた話ばっかりしてしまい、真面目な話をしてなかった。なので見積もりの話を。自分の職種
Web制作関連大雑把にどうやって見積もりしているか
おおよそ1時間作業したら5000円程度と見積もる。なので1日40000円から50000円の間くらいで考える。もちろんすぐにやってそれより早く終わることもある。自分だけの他の人が関わっているならそれらも含める。また含めないこともある。 例えば営業、ディレクター、デザイナーなどなぜ1時間で5000円か
5000円は高くないのか?という話。実際にはちょっと高めだと思う。他の人が関わってその金額と考えることもあり。なので自分の時給を計算してみて、それにプラスして何を乗せているのかしてみる。実際に計算する
月給30万1ヵ月の出勤日数 20日勤務時間 8時間上記の場合 時給 1,875円 日給 15,000円時給計算 https://www.jikyukeisan.com/gekkyu/?p=300000&h=8&m=0&d=20
時給換算すると1,875円ただし 1,875円を会社からもらっていて、それをそのままで請求すると赤字になる。当たり前だけど。1,875円 の差額3,125円で何を払っているのか?
会社が払っているもの
社会保険など各種。おおよそ月収30万の場合、月に43,000円程度。サイトに散らばっている情報を元に。時給換算すると268円はプラスされる。なので1,875円+268円 1時間の作業を2143円を以下にすると完全に赤字になる。しかしその他にもかかる金額があるので、これがもう少し請求を上乗せする必要がある。人件費以外の原価
物理的なものはかからないのになぜ?それに上乗せする必要があるのか。原価は給料以外の人件費はかからないのでは?パソコン代 200000円 5年 時給換算で20円くらいツールの使用量 月10000円 Adobeとかフォントとか素材とか 他管理費用とか 62円 時給換算会社家賃光熱費 通信費福利厚生費交通費 出張なども車退職金物理的なもの
サーバー代広告費 Web系の広告 チラシなど何かを購入した場合の単純な原価会社の製品その他
クライアントへの訪問したとか長い電話対応したとか急に横入りで仕事が入ってきた複数人で訪問して説明したクライアントの確認ミスで余分な作業が発生したおおよそでどのように計算しているか?
1ヶ月 1週間 1日 1時間 10分 とか自分がわかりやすい範囲で区切る1ヶ月 は給料の3倍くらいと見かける 30万なら100万くらいで計算するとわかりやすい?1週間なら25万くらい1日で4万くらい1時間で5000円くらい例えば1箇所修正があったとして、作業時間で2分くらいだとしても、連絡、確認、依頼、実作業、確認、報告などで絶対に10分以上はかかる。社長などの役員が同行する場合はコストが上がる。それなりの案件の場合で。よくあるのは実務時間だけで計算して、それ以外のことが抜けてるとか。ただ厳密にやりすぎるとめちゃくちゃ高くなることはあるから、ある程度はバランスよく人件費の作業割合が多いものは値引きの時点で赤字になる例えばどこかからのチェックの工程をこちらに任せてもらう納期をこちらの任意にするいつも行ってる何かをしない管理費用を請求しない代わりにサーバー等の設定はあちらで用意してやってもらうもちろん聞かれても教えない
全体の作業が遅れる可能性がある継続的にその方法が当たり前になってしまう休みが取れなくなるとかかかる費用や関わっている人が違うから実際は専業フリーランスでもこのぐらいの費用を取らないと厳しいかもしれない副業フリーランスはそのあたりがかなり安くできる。コスト面がかなり違う。これだけが全てではない
赤字でも他の良い案件が取れるとか仕組みを作れば少しの管理でも継続的な収入が入るとか 最初に費用がかかってもいい家賃収入に近い?他の人では8時間かかるとこを自分は4時間でできるから、他の案件が取れる