2024年大河ドラマ「光る君へ」企画！

今回は道長の異母兄弟・道綱です。

ドラマでは人のいい、それでいて道長を絶対に裏切らない家族愛の深い人物として描かれていますが、史実で見ると彼は「無能」扱いをされていた低評価人物（涙）

道綱の生涯をみていくと、その優遇された立ち位置と彼の組織内の存在価値が見えてきます。そして道長と同位置にいた大臣二人（顕光・公季）と併せてみると、組織の暗部と長期政権の要因も透けてみえたりして・・・

＜本日のメニュー＞ ほんわか異母兄弟の登場です｜実は生まれから道が決まってた？実利と教養が付与されなかった道綱｜「何も知らない奴」ダメな奴烙印を押された勤務評価｜「一か月でいいから大臣やらせてくれ」少し醸し出した出世への野心｜「有能な人材と害のない上層部」で成り立った道長政権｜悲劇の最期を遂げる顕光・子孫が勝ちくじを引く公季｜

※顕光のことを「かねみつ」と言ってる場面がありますが、正しい読み方は「あきみつ」です