
Sign up to save your podcasts
Or
東京大学教養学部 教養教育高度化機構 特任教授 であり、(株)博報堂 執行役員の宮澤正憲さんから、「ブレインライティング」という強力な発想法を教えて頂きました
曰く
"1968年にドイツでホリゲルという形態分析法の専門家により開発された、伝統的な強制発想法です。
・6人の参加者で6枚のシートを使う
・各自が各回3つずつのアイデアを2分以内に考え、用紙に記入し、隣に回す
「質」よりも「量」を重視して意見を出し合う手法で、議論せずにシートにアイデアを書き出すところが特徴です。全員が無言で集団思考を行うため「沈黙のブレスト」とも呼ばれています。"
ここから私は思いました
1、1人で考えることができる
2、仲間の力を使うことができる
3、質より量を実現できる
1、1人で考えることができる
みんなでアイディエーションやろうとなると、みんなで集まって、付箋を貼り出したり、ホワイトボードでみんなで、ああだこうだ、やり始めてしまうと、意見の強い人や、リーダー的な人が仕切ってしまうケースも多いかと思います。
ブレストの強みとも弱みとも思うのは、どうしても声の強い人に引っ張られてしまって、本当は自分がこう思うんだけど、ってことを飲み込んじゃう人が出てくる、ってことな気がします
その点、この方法は、必ず一人一人が書かなくてはならないということが、凄く良いと思いました。プレゼン力は強くなっても、恥ずかしがり屋でも、実はめちゃくちゃ面白いアイディアを持ってることはたくさんあるので、そういう人も、安心してアイディアを出せるのが、本当に良いと思いました
2、仲間の力を使うことができる
さらに良いのは、前の人の書いたものが、その紙には書いてあるので、それを見ながらの発想もできるというところが、1人で考えながらにして、共同作業になっている、ということが、仕組みがされていて
共同することによる、発想の重ねや、飛ばした発想への気づきなども、感じながら、そして自分で考えてアウトプットできる、というのは、秀逸な仕組みと感じました
3、質より量を実現できる
そういう意味で、1人でやりながら、共同作業の良さを取り入れられるのは、一人一人の意見を沢山収集できることにつながると思いました
アイデエーションでは、1人10個は付箋に書くこと、みたいにやることもありますが、そうすると、慣れている人は沢山書いて、慣れてない人は半ばお任せみたいになるケースもあると思います
収集されたアイディアをもとに、さらに投票をすることによって、声の大きい人が誰かわからないアイディアそのものの価値をみんなで考えることができるので、とても平等なやり方だなあと思いました
そういう意味で、沈黙のブレストは、多様性を確保し、フェアネスを実現しながら、量を稼ぐことができる、と言う意味で、素晴らしいアイディエーションツールと思いました
一言で言うと
沈黙のブレスト・ノベーション
そんなことを思いました^^
参考:本: SB新書 658 東大教養学部が教える考える力の鍛え方 2024年6月15日 初版第1刷発行 2024年7月1日 電子第1版発行 著者:宮澤正憲 発行所:SBクリエイティブ株式会社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/pJUAmbIf2SA
東京大学教養学部 教養教育高度化機構 特任教授 であり、(株)博報堂 執行役員の宮澤正憲さんから、「ブレインライティング」という強力な発想法を教えて頂きました
曰く
"1968年にドイツでホリゲルという形態分析法の専門家により開発された、伝統的な強制発想法です。
・6人の参加者で6枚のシートを使う
・各自が各回3つずつのアイデアを2分以内に考え、用紙に記入し、隣に回す
「質」よりも「量」を重視して意見を出し合う手法で、議論せずにシートにアイデアを書き出すところが特徴です。全員が無言で集団思考を行うため「沈黙のブレスト」とも呼ばれています。"
ここから私は思いました
1、1人で考えることができる
2、仲間の力を使うことができる
3、質より量を実現できる
1、1人で考えることができる
みんなでアイディエーションやろうとなると、みんなで集まって、付箋を貼り出したり、ホワイトボードでみんなで、ああだこうだ、やり始めてしまうと、意見の強い人や、リーダー的な人が仕切ってしまうケースも多いかと思います。
ブレストの強みとも弱みとも思うのは、どうしても声の強い人に引っ張られてしまって、本当は自分がこう思うんだけど、ってことを飲み込んじゃう人が出てくる、ってことな気がします
その点、この方法は、必ず一人一人が書かなくてはならないということが、凄く良いと思いました。プレゼン力は強くなっても、恥ずかしがり屋でも、実はめちゃくちゃ面白いアイディアを持ってることはたくさんあるので、そういう人も、安心してアイディアを出せるのが、本当に良いと思いました
2、仲間の力を使うことができる
さらに良いのは、前の人の書いたものが、その紙には書いてあるので、それを見ながらの発想もできるというところが、1人で考えながらにして、共同作業になっている、ということが、仕組みがされていて
共同することによる、発想の重ねや、飛ばした発想への気づきなども、感じながら、そして自分で考えてアウトプットできる、というのは、秀逸な仕組みと感じました
3、質より量を実現できる
そういう意味で、1人でやりながら、共同作業の良さを取り入れられるのは、一人一人の意見を沢山収集できることにつながると思いました
アイデエーションでは、1人10個は付箋に書くこと、みたいにやることもありますが、そうすると、慣れている人は沢山書いて、慣れてない人は半ばお任せみたいになるケースもあると思います
収集されたアイディアをもとに、さらに投票をすることによって、声の大きい人が誰かわからないアイディアそのものの価値をみんなで考えることができるので、とても平等なやり方だなあと思いました
そういう意味で、沈黙のブレストは、多様性を確保し、フェアネスを実現しながら、量を稼ぐことができる、と言う意味で、素晴らしいアイディエーションツールと思いました
一言で言うと
沈黙のブレスト・ノベーション
そんなことを思いました^^
参考:本: SB新書 658 東大教養学部が教える考える力の鍛え方 2024年6月15日 初版第1刷発行 2024年7月1日 電子第1版発行 著者:宮澤正憲 発行所:SBクリエイティブ株式会社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/pJUAmbIf2SA
3 Listeners
31 Listeners
0 Listeners
7 Listeners
0 Listeners
1 Listeners
4 Listeners