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英インペリアル・カレッジ・ビジネススクールのセリア・ムーアさんと、ケイト・クームスさんからのお話に、リーダーのあり方について考えさせられました
"リスクに対する組織的な沈黙がもたらす結果は自明の理だ。往々にして悲惨な結末を迎えるにもかかわらず、リーダーの多くはチームメンバーが効果的に異議を申し立てる方法を理解していない。
部下が安心して発言できる「心理的安全性」について助言を受けるリーダーは少なくないだろう。
だが、その多くは漠然とした内容だ。それではリーダーはチームメンバーから価値ある意見を得る実用的な手法を学べない。"
"建設的な異議を促す5つの方法
①より具体的な質問をする
②異議の正当性を認める
③双方向かつ友好的な会議にする
④決定に十分な時間をかける
⑤説明責任の意識を根付かせる"
ここから、私はそもそもリーダーがこのような状態に陥る要因とその対策を考えてみました
1、自己中心性バイアス
2、権力による自己欺瞞
3、システム的断絶
1、自己中心性バイアス
やはりリーダー的な存在になるというのは、ある程度の成功体験とノウハウがある中でなるケースが多いので、どうしてもその分野の専門家になってしまい、自分の意見が1番と、表には絶対に出さないけれども、心の奥底で思ってると言うことがあると思います
私自身も、長くその担当にいたり、お客様のことを誰よりも知ってると言う自負が生まれてた時を思い出すと、そんなことを心の中では思ってたなあと、それでかなり強引にことを進めたこともあったなあと、反省しつつ思ったりもします
会社ではないサークル的なところでも、ああなんであんな意地張っちゃったんだろうとか、もっと違う象言い方あったなあと思うことも、たくさんあるので、これが必ず自分にあるということを、一つ思っておくことが大切かと思いました
2、権力による自己欺瞞
これは、ニーチェをはじめとしていろんな方が言われてますが、権力を持つ立場になると、どうしても周りの人たちが気を使い始めて、イエスマンばかりが周りにいると言う状況を、しかも気持ちよくなってしまう、と言うことが起こるかもなあと思います
会社における役職なども、人事権を持ってるだけで、みんなが知らない間にイエスマンになってることでさえも気がつかない、やっぱり自分が正しいからだと、思い込んでしまうことが、なかなか恐ろしいはなしかと思います
自分自身の立場として、会社だけでなく、サークルや、団体、家族、グループなどでも、どこでもこんなことは起きているので、だからこそ、自分自身にそれを常に問うていることがとても大切かと思いました
3、システム的断絶
私が独立した理由の一つも実はここにあるのですが、年数を重ねてマネージャーばかりやってると、マネージャーとしてはスペシャルになるにつれて、現場がわからなくなってくることが、とても寂しく、また、怖く思われることがありました
お前はマネージャーなんだから、現場は社員にやらせるのが仕事だと、口酸っぱく言われましたが、そうすると、どんどん現場から離れて、実はあまりわかってない中で判断しなきゃいけないとか、もうわからなくなってしまったみたいなことも、とても悩みました
会社の役割分担としては、そうあるべきだと思うのですが、そうすると、実は現場から離れた判断や、行ってきている意味をきちんと把握できてないみたいなことも、リスクとして生じるなあと感じました
私は自分がそうなるのが怖かったので、独立して一から全てをこなすようになって、本当に勉強になってると日々感じてます
ということから、じゃあ、どうすればいいのかも、3つ簡単に考えてみました
1、悪魔の代弁者
ディベートではないですが、仕掛けとしてこう言う役割の人、または全くヒエラルキーに関係のない外部者、一言ものを必ず言ってくる人を入れるということもありかと思います
2、なんか嫌と言っていい
これは、糸井重里さんの、ボールのような言葉、という書籍の言葉なのですが、理路整然と反論しないと反対できない、みたいな雰囲気を壊すことも、一方では必要かと思いました
3、現場回帰
水戸黄門みたいに、社長が、一般になることはできませんが、マネージャーは、小さな組織や単位で、自らがプレイングしなきゃいけない状態と交互に繰り返す、ということもアリではないかと思いました
ということで、もし、自分が仕切ってる活動で、沈黙があるみたいな状況は、実はアラート注意報で
一言で言えば
"沈黙のリスク"ノベーション
それを常に察知することが大切かなと思いました
そんな話をしています^ ^
参考: NIKKEI BUSINESS • 2025.04.28•05.05 日経BP社 グローバルインテリジェンス 企業の潜在的リスクを洗い出す建設的な異論を促す5つの方法 セリア・ムーア 英インペリアル・カレッジ・ビジネススクール 経営・アントレプレナーシップ専攻教授、ケイト・クームス 英インペリアル・カレッジ・ビジネススクール 応用行動科学者
英インペリアル・カレッジ・ビジネススクールのセリア・ムーアさんと、ケイト・クームスさんからのお話に、リーダーのあり方について考えさせられました
"リスクに対する組織的な沈黙がもたらす結果は自明の理だ。往々にして悲惨な結末を迎えるにもかかわらず、リーダーの多くはチームメンバーが効果的に異議を申し立てる方法を理解していない。
部下が安心して発言できる「心理的安全性」について助言を受けるリーダーは少なくないだろう。
だが、その多くは漠然とした内容だ。それではリーダーはチームメンバーから価値ある意見を得る実用的な手法を学べない。"
"建設的な異議を促す5つの方法
①より具体的な質問をする
②異議の正当性を認める
③双方向かつ友好的な会議にする
④決定に十分な時間をかける
⑤説明責任の意識を根付かせる"
ここから、私はそもそもリーダーがこのような状態に陥る要因とその対策を考えてみました
1、自己中心性バイアス
2、権力による自己欺瞞
3、システム的断絶
1、自己中心性バイアス
やはりリーダー的な存在になるというのは、ある程度の成功体験とノウハウがある中でなるケースが多いので、どうしてもその分野の専門家になってしまい、自分の意見が1番と、表には絶対に出さないけれども、心の奥底で思ってると言うことがあると思います
私自身も、長くその担当にいたり、お客様のことを誰よりも知ってると言う自負が生まれてた時を思い出すと、そんなことを心の中では思ってたなあと、それでかなり強引にことを進めたこともあったなあと、反省しつつ思ったりもします
会社ではないサークル的なところでも、ああなんであんな意地張っちゃったんだろうとか、もっと違う象言い方あったなあと思うことも、たくさんあるので、これが必ず自分にあるということを、一つ思っておくことが大切かと思いました
2、権力による自己欺瞞
これは、ニーチェをはじめとしていろんな方が言われてますが、権力を持つ立場になると、どうしても周りの人たちが気を使い始めて、イエスマンばかりが周りにいると言う状況を、しかも気持ちよくなってしまう、と言うことが起こるかもなあと思います
会社における役職なども、人事権を持ってるだけで、みんなが知らない間にイエスマンになってることでさえも気がつかない、やっぱり自分が正しいからだと、思い込んでしまうことが、なかなか恐ろしいはなしかと思います
自分自身の立場として、会社だけでなく、サークルや、団体、家族、グループなどでも、どこでもこんなことは起きているので、だからこそ、自分自身にそれを常に問うていることがとても大切かと思いました
3、システム的断絶
私が独立した理由の一つも実はここにあるのですが、年数を重ねてマネージャーばかりやってると、マネージャーとしてはスペシャルになるにつれて、現場がわからなくなってくることが、とても寂しく、また、怖く思われることがありました
お前はマネージャーなんだから、現場は社員にやらせるのが仕事だと、口酸っぱく言われましたが、そうすると、どんどん現場から離れて、実はあまりわかってない中で判断しなきゃいけないとか、もうわからなくなってしまったみたいなことも、とても悩みました
会社の役割分担としては、そうあるべきだと思うのですが、そうすると、実は現場から離れた判断や、行ってきている意味をきちんと把握できてないみたいなことも、リスクとして生じるなあと感じました
私は自分がそうなるのが怖かったので、独立して一から全てをこなすようになって、本当に勉強になってると日々感じてます
ということから、じゃあ、どうすればいいのかも、3つ簡単に考えてみました
1、悪魔の代弁者
ディベートではないですが、仕掛けとしてこう言う役割の人、または全くヒエラルキーに関係のない外部者、一言ものを必ず言ってくる人を入れるということもありかと思います
2、なんか嫌と言っていい
これは、糸井重里さんの、ボールのような言葉、という書籍の言葉なのですが、理路整然と反論しないと反対できない、みたいな雰囲気を壊すことも、一方では必要かと思いました
3、現場回帰
水戸黄門みたいに、社長が、一般になることはできませんが、マネージャーは、小さな組織や単位で、自らがプレイングしなきゃいけない状態と交互に繰り返す、ということもアリではないかと思いました
ということで、もし、自分が仕切ってる活動で、沈黙があるみたいな状況は、実はアラート注意報で
一言で言えば
"沈黙のリスク"ノベーション
それを常に察知することが大切かなと思いました
そんな話をしています^ ^
参考: NIKKEI BUSINESS • 2025.04.28•05.05 日経BP社 グローバルインテリジェンス 企業の潜在的リスクを洗い出す建設的な異論を促す5つの方法 セリア・ムーア 英インペリアル・カレッジ・ビジネススクール 経営・アントレプレナーシップ専攻教授、ケイト・クームス 英インペリアル・カレッジ・ビジネススクール 応用行動科学者
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