「チャンドラヤーン3号のランダーとローバーはスリープモードに 着陸地点をNASA月周回衛星が撮影」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月6日、NASAの月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter:LRO)」で撮影された、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」の着陸地点付近の画像を公開しました。【2023年9月7日10時】【▲ NASAの月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」の光学観測装置「LROC」で撮影された、インドの月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」の着陸地点。画像の横幅は1738mに相当する(Credit: NASA's Goddard Space Flight Center/Arizona State University)】こちらが公開された画像です。チャンドラヤーン3号の着陸4日後に、LROに搭載されている光学観測装置「LROC」で取得したデータを元に作成されました。中央に描かれた四角い枠の内側を見ると、着陸時のエンジン噴射が月の土壌(レゴリス)に作用したことで月面の一部が明るくなっており、そこにチャンドラヤーン3号のランダー(着陸機)の影が見えているとされています。