今回は、歌で商店街を、さらに、こどもたちがおとなたちにじゃまされない街づくりに尽力されている岩室晶子さんです!
岩室さんは、作曲/編曲家として、神奈川県の商店街アドバイザーのお仕事をされています。商店街のPRとしてオリジナルの曲作りを手伝い、皆さんの要望を全て組み込んだ曲作りをされています。
その商店街ならではの歌たちは、「かながわ商店街観光ツアー委員会」の「かながわの商店街でもりあげよう」のページをご覧ください。そして歌を作ってほしいという方は、神奈川県商業流通課にお問い合わせください。
さらに、岩室さんは様々な地域活動にも尽力されていまして・・例えば「日本ナポリタン学会」副会長、「NPO法人i Loveつづき」理事長、そして、「NPO法人ミニシティ・プラス 事務局長」というお顔もお持ちです。
その中からこどもたちの街づくり「ミニヨコハマシティ」について伺いました。
2007年から横浜でスタートした「ミニヨコハマシティ」。大人に邪魔されない子どもたちだけで作る街が毎年数日横浜の街に登場しています。ドイツから始まったこの「子どもたちの街 ミニシティ」。ドイツでは3週間も開催されるそうですが、岩室さんたちが始めた2007年には、日本で10程度開催されていました。そんな子どもたちの街は今ではなんとその数300! キッザニアの職業体験とは違い、子どもたちが選挙で選ばれた子ども市長とともに一年かけて準備し、お店や街のシステムを考えます。これまで登場した面白いお店として公園でひたすら集めてきた「砂鉄屋」さんや大人の悩み相談に乗ってくれる「相談室」など。岩室さんはこのミニシティの可能性を多くの人に知ってほしいと大学院で研究し、研究室の人たちとともに「こどものまちで世界が変わる」という本を出版されています。今年は、9/28,29の土日 午前11時から午後4時まで。会場は高島町にあるBankART Stationで開催されます。子どもたちの参加料は500円です。大人のためのツアーもあるそうなので、詳しくは「ミニヨコハマシティ2024」で検索してみてください。