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多くの欧米諸国と同じように日本でも移民に対する排外主義が強まる中、もう一度移民という存在や受け入れ側の社会についてじっくり考えてみたいという思いから始まったエピソード。
『移民/難民の法哲学』で提示されている「リベラルナショナリズム」の視点や、ドイツで暮らすリホの実体験を元に、移民の受け入れに対する理想的なスタンス、そして「社会の一員になる」とはどういうことなのかを話します。
移民/難民の法哲学
『世界は食でつながっている』エピソードの後編では本書の最終章を取り上げ、ルワンダ虐殺を経験したのち、コーヒーのトレーサビリティを通じてルワンダの人々の経済的およびアイデンティティの貧困の解決に取り組んできたアーサー・カルレトワ氏のストーリーを紹介します。また、話は本書のテーマの延長線上へ。琉球・沖縄における食文化の歴史を辿り、隣国との交流や戦争が沖縄の食にどのような影響を与えてきたかを書籍『沖縄島料理 食と暮らしの記録と記憶』をもとに見ていきます。そしてイギリスでの日本食の発展についても触れ、『世界は食でつながっている』の主要テーマでもある移民がもたらす新しい食文化の形について、実体験も交えて考えてみます。
▼参照
今回は前編後編を通して、「世界は食でつながっている You and I Eat the Same」の寄稿エッセイの中から、リホとハヅキが気になるものをピックアップしてお話します。
アメリカでのフライドチキンのルーツと黒人差別、「エスニック料理」の受容とその中での階層化、更には日本での外国人のビザ条件改定の問題から見えてくる移民労働者と外食文化の危機など、食が映し出す社会模様について見ていきます。
また、最後には本書とも関係が深いNOMAのレネ・レゼピへの告発と彼の寄稿エッセイについても触れています。
▼参照
前回から引き続き、Shon Faye(ション・フェイ)氏の著書『Love in Exile』を取り上げます。後編では恋愛だけでなく、トランス女性が一部の「フェミニズム」流派のシス女性から受ける差別や、育児に限らない「母性」の可能性など、本書で取り上げられているフェミニズム傘下のトピックについて話します。
▼参照
音楽、ドラマ、小説など、私たちのカルチャーの中心にあるテーマといっても過言ではない「恋愛」。とはいえ、よく語られている恋愛像に当てはまるのはシスジェンダー、異性愛など、まだマジョリティ目線が多いのが現実です。
今回は、ライター・ジャーナリストでトランスジェンダー女性のShon Faye(ション・フェイ)氏の著書『Love in Exile』を取り上げ、現代の恋愛のあり方や、トランス女性が恋愛をする中で受ける差別について、Fayeの体験談に触れながら話しました。
▼参照
祖父母から相続した物件を、どうしたら次の世代にも繋げられる価値ある資産にできるのか。そのような個人的な課題から出発したhyappoは、創業から一年が経とうとする今、既存の建物活用から宿泊施設の運営まで、幅広く小中規模の不動産事業に携わっています。本エピソードでは、共同創業者のイケガミアキラ氏(本編ではイケちゃん)に起業に至る背景や、増え続ける相続物件に向き合う理由、創業からの一年を振り返って思うことなどを聞きました。建築設計以外の活動にも携わってきたイケガミ氏の好奇心や勘違いもされやすい柔軟さなど、パーソナルな部分も話してもらいました。
▼hyappoやイケガミさんの活動についてもっと知りたい方へ
前回のエピソードから取り上げているテーマ、宗教認知科学。後編では、「信じる」という行為を広義的にとらえ、人生選択がより自由になった現代社会だからこそ陥りがちなアイデンティティ・クライシスや、そのような状況で「信じる」ことが持つ効用などについて話しました。
▼参照
人はなぜ時代や地域を超えて宗教を信じるのか。また宗教を超えて、物事に意味を見出したりスピリチュアルな体験をするのか。宗教認知科学の視点を借りて、人間の進化の過程や認知の特性から「信じる」という行為がなぜ科学が発達した今も身近なのか、考えます。前半では、参考図書「宗教認知科学(CSR)認知・心理・進化の視点から宗教を読み解く」で紹介されている、宗教の前提となる認知基盤の中から存在論的恐怖や心身二元論、無意味なものに意味を見出したり、関係ないものを関連づけるアポフェニアなどを、個人的な体験も交えながら紹介します。
▼参照
『宗教認知科学(CSR)認知・心理・進化の視点から宗教を読み解く』https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b668076.html
前編から引き続き、AIの更なる発展が私たちの社会に及ぼしうる影響を考えます。
後編では、歴史上最大の技術革新の一つである産業革命のケースから、新しい技術がどのような破壊的な変遷を経て社会に定着したのかや、AIと民主主義のシステムの相性などハラリ著『NEXUS』で言及されているポイントを見ていきます。
もう一方で、AIがもたらしうる可能性や、私たちの期待感の度合についても話していきます。
▼参照
『NEXUS(ネクサス) 情報の人類史』:https://www.kawade.co.jp/nexus/
WIRED「ユヴァル・ノア・ハラリ『NEXUS 情報の人類史』ブックレビュー by 池田純一」: https://wired.jp/article/yuval-noah-harari-nexus-book-review/
今や、日常のあらゆる場面に埋め込まれていると言っても過言ではないAI。この数年で急速に開発が進む中、AIの特性ゆえのリスクや、今後民主主義社会に与えうる影響などについてはあまり共有されていないように思います。本エピソードでは歴史学者/哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ著『NEXUS』下巻「AI革命」の内容に触れながら、人間社会の基盤にある情報ネットワーク、AIのバイアスや倫理的な活用、そして擬人化やAIに権利を与えるべきか否か議論など、人類史に大きな影響を与え始めているテクノロジーとの向き合い方について考えました。
▼参照
『NEXUS(ネクサス) 情報の人類史』:https://www.kawade.co.jp/nexus/
What Now? with Trevor Noah ‘Will AI Save Humanity or End It? with Mustafa Suleyman’: https://open.spotify.com/episode/3lHbHhoADv6crHHaLl0v4x?si=MRZWn5X4RFK3n_7jY995PQ
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