昨秋、惜しまれながら逝去した、中国を代表するヴァイオリニスト・盛中国さん(1941‐2018)の生涯について、奥様であるピアニストの瀬田裕子さんに伺います。お二人は、音楽を架け橋に中日の友好増進に取り組んで来られたゴールデンコンビ、おしどり夫婦としても知られています。
今回は、故郷・新潟県三条市で、子どもの時から盛中国さんと瀬田裕子さんのコンサートに足を運んでいたという、CRI日本人スタッフの梅田謙も聞き手に加わりました。三条市は瀬田さんの母親の実家であるため、縁あってこれまで20年あまりにわたって、毎年恒例行事のようにお二人のコンサートが開催されてきました。
シリーズインタビュー1回目の今日は、盛中国さんの生まれた家庭、名づけの由来、戦乱の中で過ごした子ども時代に、モスクワ留学と「下放」された青春時代にフォーカスしてお送りします。