「和僑」ーー近年、「華僑」をもじってそう呼ばれるようになった、海外で暮らす日本人たちを研究する堀内さんにお話を伺います。 【プロフィール】堀内弘司さん 1960年代、東京生まれ。アメリカ系コンピューター・IT大手企業の日本法人で約10年、NTTとセコムで約10年の計20年以上を、サラリーマンとして過ごす。その中では、米国製ITソリューションの日本での市場開発やベンチャー企業の立上げにも従事。45歳で早稲田大学・アジア太平洋研究科に入学し、成長目覚ましい中国・アジアの新興国に越境して起業する「和僑経営者」に焦点をあてた研究をする。2015年に博士号を取得し、現在は早稲田大学・現代中国研究所の招聘研究員。2019年7月まで北京科技大学日本語講師。主な著書:『中国で生きる和僑たち ――そのトランスナショナルなビジネス・生活――』アジア・ユーラシア総合研究所(2015/11)