いや、微妙に小学校の夏の自由研究みたいなタイトルですが。(輪ゴムで動く何かを作ってみよう! とか、卵の殻に彩色してモザイクを作ってみよう! とか、そーゆーノリです。)
せっかくSF書くんだもん、私達の誰も知らない生き物を作ってみませんか? そんでもって、それが出てくるお話を書いてください。
一番設定的に楽なのはエイリアンです。環境設定から自由にできますから。
あと、んー、深海の奥深くにいる生き物とか、火山の中にいる生き物とか、何でもいいです。パラレルワールド別世界(物理法則が微妙に地球と違うとかね)や、ファンタジー世界もOK。空飛んで火を吐くドラゴン(でも、これはもうみんな知ってるから、もっと違う生き物にしてね)でも何でも。
ただし。生態だけは、ちゃんと設定してください。(科学的に正しいかどうかは、おきます。)そこがどういう環境で、どうやってそういう生き物が進化してきたのか。ドラゴンが空飛べるのなら、どうして飛べるのか。今どうやって生きているのか。(あ、これ、あなたの心の中でちゃんと設定をしてねっていう意味であって、小説にそれを書く必要はありません。きちんと設定を作った場合、それ書くだけで五十枚くらい必要になっちゃいそうだからね。あなたの心の中で、これがちゃんとできていればいいです。)
まったく新しい生き物に会えるのを楽しみにしています。
(新井素子)
「生き物を作ってみよう!」という課題、生き物の生態系を考えるという設定がなんとなく難しそうな気がしますね。しかしながら、SFというジャンルでは見たことのない新生物が提案されるのも魅力の一つ。「なんだこれ?」という生き物に出会えるでしょうか?
ざっくり結果だけ
梗概
「計数動物園」安藤 タカシ 2票
「沙森と五つの青い月」斧田 小夜 2票
「伝道師H」茶里 裕治 1票
「肉のシャイロック」国分寺崖線 1票
「見知らぬイモウトとの相利共生」進藤尚典 1票
「泥の海」俵野 道生 1票
「チキン・ゲーム」ヤナギサワ カズキ 1票
実作
「おむかえの距離」小野 十郎 2票
「いずれ助詞系女子」伊藤 元晴 1票
さて、我々の予想は当たるでしょうか?
プレゼントのお知らせ
SF創作講座OBであるメフィスト賞受賞作家名倉編先生の初単行本『異セカイ系』が発売されます。
異セカイ系 (講談社タイガ)書籍
作者名倉 編発行講談社発売日2018年8月22日カテゴリー文庫ページ数336ISBN4065125553
Supported by amazon Product Advertising API
それを記念して、3名様にサイン本プレゼントいたしますので、以下のフォームよりご応募ください。当選にはポッドキャスト中で触れられる合言葉が必要です。
ゲンロンSF創作講座の関係者は後回しにさせていただきます。購入してください。
当選は発表をもって代えさせていただきます。
期限は特に設けませんが、いち早く欲しい方は買った方が早いです。
応募する