累計調達額約48億円の石川県立大学発ファーメランタ株式会社より、CEO柊崎氏とCTO中川氏をお招きしました。同社は合成生物学を活用し、自然界での採取が極めて困難な天然由来の「植物希少成分」を、微生物の発酵によって持続的かつ低コストで生産する技術を開発しています。また、元外銀マンだった柊崎さんが社長を務めるユニークな創業チームも魅力の一つです。
25年8月に発表したシリーズAラウンドでの大規模な資金調達でも非常に注目を集めています。ぜひお聴きください。
◆目次
(0:00) オープニング
(1:50) 金融機関からなぜ合成生物学分野で起業に至ったのか
(6:44) “研究者”と“経営者”が出会いファーメランタ創業へ
(11:09) 日本と世界における応用微生物学・合成生物学分野の研究環境の違い
(17:32) 世界のプレイヤーとの対話を通じて感じたファーメランタの印象
(19:13) 累計調達額48億円に達したシリーズAラウンドを終えた今、感じること
(22:47) スタートアップに参画することで研究者の考え方や視野が変化
(24:44) 「産業を創る」目標を成し遂げる未来を見据え、挑戦したいこと
(29:47) エンディング
◆今回の登場人物
ファーメランタ株式会社 代表取締役 CEO 柊崎 庄吾氏
バークレイズ証券株式会社に新卒入社し、その後ドイツ証券株式会社へ。一貫して、投資銀行部門にて消費財セクターにおけるクロスボーダーM&Aや資金調達のアドバイザリー業務に従事。合成生物学の技術的可能性に強い関心を持ち、共同創業者である南・中川と出会い、ファーメランタ株式会社を設立。東京大学経済学部金融学科卒業。NEDO SSA(研究開発型スタートアップ支援)フェロー。
ファーメランタ株式会社 取締役CTO 中川明
協和発酵キリン株式会社博士研究員を務めた後、石川県立大学生物資源工学研究所に着任。同研究室の准教授を歴任。情報工学のバックグラウンドを有し、生命を司るDNA情報に魅了され、合成生物学分野での研究を開始。ファーメランタ株式会社のCTOとして、生命を工学的に制御する基盤技術の確立を図るスペシャリスト。奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士課程卒業。
Beyond Next Ventures パートナー / アグリフード領域リード 有馬 暁澄
2017年4月丸紅入社。穀物本部にて生産から販売までのアグリ全般に携わる。また、アグリテック領域のスタートアップ投資チームを立ち上げる。2019年に当社に参画し、アグリ・フードテック領域のスタートアップへの出資・伴走支援に従事。2022年にパートナーに就任。農林水産省や大企業と連携し、産学官連携プロジェクト(農林水産省「知」の集積プログラム、「フードテック研究会/ゲノム編集WT」代表、スタートアップ総合支援事業「AgriFood SBIR」PMなど)にも取り組む。目標はアグリ・フード領域のGAFAを生み出すこと。慶應義塾大学理工学部生命情報学科卒業。
◆Beyond Next Venturesについて
地球規模の社会課題の解決に挑む研究者・起業家とともに、研究成果を社会の価値へとつなぎ、その価値が次の研究と挑戦を生む好循環の創出を目指します。ディープテックスタートアップへの投資に特化した480億円のファンドを運用し、独自のカンパニークリエーション機能、数百名以上の経営人材マッチング、ディープテックに関わる国内外のキーパーソンが集う「TECHNIUM Global Conference」の実施などを通じて、資金・人材・ノウハウを結集し、産学官一体となって研究成果の社会実装を支えるエコシステムの構築を推進します。
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